[はじめに]
昨年始まった「偏愛選手名鑑」。オリックスの執筆陣は2人だけだった。シーズンオフを経て、チームとともに執筆陣も入れ替わり人数も3人に補強(!)。内2人は入学も昨年というフレッシュなメンバーに。主観、願望、ひいき目たっぷり。「叶うべき夢」もいいけど、「見たいように見る夢」はここにある。
(バファローズ執筆チーム監督:スギタ)

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【監督】

78    中嶋 聡  (なかじま さとし)    1969年3月27日生まれ
監督正式就任1年目でチームを優勝に導いた、かつての正捕手。杉本や大下の抜擢など、選手を見る目が高い。インタビューでは朴訥とした語りが印象的だが、日本シリーズではセルフ予告先発をするなど粋な一面も。 (ス)


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【投手】

11    山﨑 福也  (やまさき さちや)    1992年9月9日生まれ
中学3年生のときに6時間に及ぶ脳腫瘍の手術から生還した「奇跡の子」。そんな自身の経験から、脳腫瘍患者とその家族に寄付をすることを決意。その生命力で今年もローテーションの一角としてチームを支える。 (ふぁ)

12    山下 舜平大  (やました しゅんぺいた)    2002年7月16日生まれ
名前の由来はオーストリアの経済学者、ヨーゼフ・シュンペーター。高校時代は監督の方針もあり、ストレートとカーブのみを投げていたがプロに入りフォークにも挑戦。球種を増やして一軍入りを目指す。 (ふぁ)

13    宮城 大弥  (みやぎ ひろや)    2001年8月25日生まれ
「神様、仏様、宮城様」。昨年の優勝は彼の大成長なくしては語れない。昨年は坊主頭が話題になり、彼の前で手を合わすように。今年の目標は「オシャレな髪型」と「由伸からタイトルを奪って威張ること」。 (ふぁ)

15    椋木 蓮  (むくのき れん)    2000年1月22日生まれ
東北福祉大~1位
先発・救援両にらみでデビューへ向け調整していたが、脇腹を痛め白紙に。入寮時にタクシーが迷子になり、新大阪から舞洲の寮まで1時間以上かかったというハプニングも。愛称は「ムック」、復帰後の活躍に期待。 (ふぁ)

16    平野 佳寿  (ひらの よしひさ)    1984年3月8日生まれ
海を越えて帰ってきた守護神。落差の大きいフォークも魅力だが、どんなに緊迫した場面でも飄々と投げ続ける神経の太さが一番の武器か。ベンチでニヤけている画像がちょくちょくTwitterに出回る。 (ス)

17    増井 浩俊  (ますい ひろとし)    1984年6月26日生まれ
通算163セーブと実績は十分だが、ここ2年は苦しんでおりオフには2億円→7000万円の大減俸。日本シリーズでも救援失敗など悔しさが残る年に。先発、リリーフの両面でチームに貢献し、もう一花を。 (ス)

18    山本 由伸  (やまもと よしのぶ)    1998年8月17日生まれ
剛球ストレートと多彩な変化球を駆使し、五輪でもエースに。一昨年までは無援護に泣くことも多かったが、昨季ついに打線強化とともに本来の力を遺憾なく発揮。あらゆるタイトルを総なめにする圧巻の成績を残した。 (ス)

19    山岡 泰輔  (やまおか たいすけ)    1995年9月22日生まれ
低迷期からチームを支え続ける「オリックス山脈」の一角。昨季は相次ぐ怪我に苦しむも、日本シリーズで見事復活し勝利投手にもなった。オリ姫が選ぶ「オリメン投票」では目下3連覇中! (とく)

21    竹安 大知  (たけやす だいち)    1994年9月27日生まれ
先発もロングリリーフも出来る万能右腕は、昨年終盤に先発として田中将や千賀相手に力投し、優勝の大きな原動力に。商業高校出身で社会人時代はスーパーの経理担当、伝票も打者もスイスイとさばいていく。 (とく)

22    村西 良太  (むらにし りょうた)    1997年6月6日生まれ
スリークオーターから150km/hの速球を投げ込む右腕。2年目の昨季は初勝利、初ホールド、初セーブを挙げ飛躍の年に。シンカー気味に沈みながら落ちる変化球は「スライダー」「スプリット」など諸説あり。 (ス)

26    能見 篤史  (のうみ あつし)    1979年5月28日生まれ
いぶし銀のベテラン左腕。キャンプでは直球のみを1日で100球以上投げ込むなど、球界最年長投手とは思えぬ動きを見せた。今季もコーチ兼任としてチームの支柱に。サードユニがスーツに見えるほどスタイルがいい。 (ス)

28    富山 凌雅  (とみやま りょうが)    1997年5月3日生まれ
昨年51試合登板・20ホールドと大車輪の活躍を見せた若き左腕。14人きょうだいの6番目。「悪者に捕われた娘を助けにいく」という意識で先頭打者と対峙しており、今季も幾度となく娘とチームをレスキューする。 (とく)

29    田嶋 大樹  (たじま だいき)    1996年8月3日生まれ
読書好きなドラ1左腕。周囲の支えに心を開くようになり、徐々に笑顔も増えてきた。おすすめの本は『あやうく一生懸命生きるところだった』。今季も仲間とともに、心豊かなシーズンを。弟は昨年日大で東都デビュー。 (ふぁ)

30    K-鈴木  (けいすずき/すずき こうへい)    1994年1月21日生まれ
4年目の昨季は一時二軍も経験したが終わってみれば救援としてチーム5位の34試合に登板。セットアッパーや守護神の候補でもある。直球とフォークを磨いて登録名でもある三振(K)のさらなる量産を。 (ス)

35    比嘉 幹貴  (ひが もとき)    1982年12月7日生まれ
ハイスタに載せて颯爽と登場するベテランサイド右腕。球速差約40km/hの速球とスローカーブの組み合わせで昨季も並み居る好打者を手玉に取った。安達と出くわすと「ハイサイおじさん」の口笛を吹かれるらしい。 (とく)

37    中川 颯  (なかがわ はやて)    1998年10月10日生まれ
「美しすぎるアンダースロー」。フォームはまさしく一見の価値あり。昨年のドラフトで桐光学園の1年後輩・渡部が指名され、嬉しくて泣きそうに。中川颯が投げ、渡部が守る。後輩とともに未来を紡いでいく。 (ふぁ)

43    前 佑囲斗  (まえ ゆいと)    2001年8月13日生まれ
二軍での登板数は14→7試合に半減したものの、カットボールや直球主体の投球を追求し「かわす投球になっていた」と語る1年目から変化も生まれた。焦らず、じっくり、一軍のマウンドを目指す。 (ス)

45    阿部 翔太  (あべ しょうた)    1992年11月3日生まれ
一昨年に28歳で指名され、球団史上最年長の新人として話題になったが、ルーキーイヤーは4試合の登板にとどまった。自らの活躍が「社会人野球全体の底上げ」につながるよう、今季はプロの壁を打ち破ってみせたい。 (ス)

46    本田 仁海  (ほんだ ひとみ)    1999年7月27日生まれ
糸を引くような直球を投じる右腕。一時はケガで育成契約も経験したが、再度支配下に上がり昨季は2試合に先発。今季こそプロ初白星を。昨年のイヤーブックでは「意外!運動音痴No.1」で1位に選ばれていたが、そちらも挽回なるか。 (ス)

47    海田 智行  (かいだ ともゆき)    1987年9月2日生まれ
カットボールを武器にブルペンを支え続けるリリーフ左腕。増井とは大学の先輩後輩の関係。オフには安達とラジオに出演し、持ち前のトーク力を発揮した。プロテインにとっても詳しいらしい。 (とく)

48    齋藤 綱記  (さいとう こうき)    1996年12月18日生まれ
札幌出身の道産子サイド左腕。昨年は二軍で好成績を残した。インタビューで「ご家族は見てますか?」の問に「家で見てるか、見てないかだと思ってます!」と元気に答える絶妙な抜け具合は、投球とまた違う味がある。 (とく)

49    澤田 圭佑  (さわだ けいすけ)    1994年4月27日生まれ
間合いとコントロールで打者を翻弄するリリーフ右腕。右ヒジの痛みと戦いながらの登板だったが、昨オフ手術に踏み切った。リハビリを経て、改めて万全な状態で今季に臨もうとしている。 (ス)

52    横山 楓  (よこやま かえで)    1997年12月28日生まれ
セガサミー~6位
光速のセガサミー野球団からやってきたパパ右腕。ドラフト指名当日は23時を超える熱戦で力投していた。こだわりの野球道具は楓の葉が描かれたグローブで、社会人時代は法務部に所属していた。 (とく)

54    黒木 優太  (くろき ゆうた)    1994年8月16日生まれ
トミー・ジョン手術からの復帰を目指す「ジョニー」。キャンプでは「8割くらいの力で投げる」ことを意識していた。山本由伸がつけてきた香水を一嗅ぎしただけで「ランバンだ」とブランドを当ててみせた。 (ス)

56    小木田 敦也  (こぎた あつや)    1998年10月10日生まれ
TDK~7位
監督と同郷の秋田からやってきた新人右腕。昨年は都市対抗野球本戦へチームを導いた。独特のフォームから繰り出される力強いストレートが持ち味。プロに入って最初の感想は「雪が降ってなくて過ごしやすい」。 (とく)

57    山田 修義  (やまだ のぶよし)    1991年9月19日生まれ
3年連続40試合登板を達成した、月間最多登板記録持ちのタフなリリーフ左腕のノブ。榮倉奈々似の端整な顔立ち。元々は先発であり、中嶋監督が予告先発を「ヤマ...」と濁した際の大穴枠。 (とく)

58    J.ワゲスパック  (ジェイコブ・ワゲスパック)    1993年11月5日生まれ
ブルージェイズ~
198cm106kgの大型右腕。昨年はマイナーで無双し、AAA・バッファローからバファローズへ移籍してきた。リリースの瞬間に一瞬沈むような独特のフォームから投げ下ろす。早く日本で見てみたい。 (とく)

59    C.バルガス  (セサル・バルガス)    1991年12月30日生まれ
「大きな身体のロン毛ポニテP」を見かけたらきっと投げるバルちゃん。昨季はのべ4球団に所属するなど忙しい一年に。ラオウに連れられて豆撒きしたり、早口言葉で安達に勝った(?)り、サービス精神旺盛な一面も。 (とく)

63    山﨑 颯一郎  (やまざき そういちろう)    1998年6月15日生まれ
トミー・ジョン手術→育成落ちを乗り越え、昨年ブレイク。エプロン姿が話題となり「吹田の主婦」の呼び名が定着。ディクソン直伝のナックルを駆使し、モンブランが大好物の母親の前で勝ち星を挙げられるか。 (ふぁ)

65    漆原 大晟  (うるしはら たいせい)    1996年9月10日生まれ
昨年はプロ初勝利をあげ着実にステップアップした育成出身右腕。少し劇場型の片鱗もウエスタンセーブ王の実績を自信に投げ込む。交流戦では三条リトルシニア時代の後輩・De知野との一軍対決が実現した。 (とく)

66    吉田 凌  (よしだ りょう)    1997年6月20日生まれ
武器はスライダー。昨季は重要なところでの登板を任されるようになり、幾度となくチームを救ってきた。日本Sでは5試合に登板し、監督の信頼の厚さが窺える。この一年の自信や悔しさを糧に、さらに上の階段へ。 (ふぁ)

69    J.ビドル  (ジェシー・ビドル)    1991年10月22日生まれ
ブレーブス~
大きなカーブと右打者の右足に当たりそうなほど曲がるスライダーを投じる196cmの長身左腕。2018年にはメジャーで60試合に登板。ブレーブス→オリックスという経歴だが、越えてきたのは時空ではなく海。 (ス)

98    張 奕  (ちょう やく)    1994年2月26日生まれ
台湾読みは「ジャン・イー」。昨年は一軍で156km/hを記録などまだまだ伸びしろ十分。登場曲をモー娘。の恋愛レボリューション21にしていた時期もあり、今年は張張張張いい感じの投球で仕事して歴史を刻む。 (とく)


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【捕手】

2    若月 健矢  (わかつき けんや)    1995年10月4日生まれ
伏見らとの併用が続き2年連続で出場数は減っているものの、昨季は山本由伸と11試合87回にわたってバッテリーを組み、最優秀バッテリー賞を受賞。数字では測れない存在感を放った。今季もエースを支える。 (ス)

23    伏見 寅威  (ふしみ とらい)    1990年5月12日生まれ
「捕手としては厳しい」の声を跳ね返し、アキレス腱断裂から復活。投手の良さを引き出すリードと熱いハートで出場試合数を増やし、今年も投手と二人三脚で勝利を目指す。キャンプではラベロとのツーショットを頻繁に目撃。 (ふぁ)

32    福永 奨  (ふくなが しょう)    1999年7月28日生まれ
國學院大~3位
キャンプでは由伸らエース級投手の球を受け、中嶋監督からミットを借用するなど「英才教育」を受けてきた。練習試合で自打球のため骨折、無念の離脱も3月に復帰。「勝たせる捕手」の挑戦はまだ始まったばかりだ。 (ふぁ)

33    松井 雅人  (まつい まさと)    1987年11月19日生まれ
中日・オリ両球団ファンから支持の厚い「雅(みやび)」さん。昨季は若手への積極的な声かけでもチームを支えた。「お茶かココアゲーム」では捕手ならではの慧眼で宮城を退散させたが、その去り際がかっこよかった。 (とく)

44    頓宮 裕真  (とんぐう ゆうま)    1996年11月17日生まれ
開幕マスクを被るなど序盤は活躍を見せたが徐々に失速、DHや一塁も合わせて46試合出場と物足りない結果に。それでも捕手陣では最多タイの5本塁打を放つなど打撃の期待値はやはり高い。「打てる捕手」候補筆頭。 (ス)

62    中川 拓真  (なかがわ たくま)    2002年7月17日生まれ
山崎勝己の背番号62を受け継ぐ2年目捕手。宮城の髪をバリカンのつけ間違いで五厘刈りにしてしまったが、宮城の契約更改時は髪のスタイリングを担当するなどまんざらではなさそう。一軍でバッテリー結成を目指す。 (とく)


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【内野手】

3    安達 了一  (あだち りょういち)    1988年1月7日生まれ
巧守のベテラン内野手。かつては遊撃のレギュラーだったが、休養日を設けつつ二塁での起用を増やし3年ぶりに100試合出場。打っても4番を除く全ての打順で起用され、チームに欠かせないピースとして貢献した。 (ス)

4    B.バレラ  (ブレイビック・バレラ)    1992年1月8日生まれ
ブルージェイズ~
広角にヒットを打てるスイッチヒッター。内外野をこなせることと合わせ、ユーティリティプレーヤーとしての活躍が期待され、昨季所属したモヤやジョーンズとはタイプが異なりそう。左打席の時はオープンスタンス。 (ス)

5    西野 真弘  (にしの まさひろ)    1990年8月2日生まれ
オリでミート打ちと言えばこの人という爽やかヒットメーカー。昨年は要所で一軍帯同も完全復活とは行かなかったが、動き回る元気はまだまだ誰にも負けない。同い年の伏見と仲が良く、最近は頓宮に絡みにいくことも。 (とく)

6    宗 佑磨  (むね ゆうま)    1996年6月7日生まれ
昨年は外野手登録だが三塁でGG賞受賞。昨年10月12日の対ロッテ戦(京セラ)での涙の同点2ランや、西浦引退直後の円陣での訴えなど、熱い気持ちとダイナミックな守備に「宗がドキドキ」。今年も目が離せない。 (ふぁ)

9    野口 智哉  (のぐち ともや)    1999年9月20日生まれ
関西大~2位
強肩強打の遊撃手。コロナ禍で7季しかなかった中で大学通算100安打を達成した打撃は期待大。小学6年の頃はバファローズジュニアに選出されていたが、インタビューで当時のアンケートを掘り返されるシーンも…。 (ス)

10    大城 滉二  (おおしろ こうじ)    1993年6月14日生まれ
二塁、三塁、遊撃をこなす万能選手。昨季はケガで自己ワーストの49試合出場、打率1割台。沖縄出身の野手は宜保と大城のみで、その打席は「琉球のタオちゃん」演奏の数少ない機会。だから早く帰ってきてほしい。 (ス)

24    紅林 弘太郎  (くればやし こうたろう)    2002年2月7日生まれ
昨年最も成長した野手といえばこの人。時に先輩を困らせたりもするが、正尚不在時には3番で輝く。たくさん食べ、たくさん中嶋監督の愛情を受け、たくさん宮城と遊んで、No.1そしてOnly oneな遊撃手に。 (ふぁ)

31    太田 椋  (おおた りょう)    2001年2月14日生まれ
父は打撃投手で二人三脚で一軍定着を目指している。伸び悩みが続いていたが、昨年の日本Sではタイムリーを打つなど活躍。今年も紅白戦から好調が続いており、何かをつかんだ模様。あの美しいアーチをもっと見たい! (ふぁ)

36    山足 達也  (やまあし たつや)    1993年10月26日生まれ
千賀相手に奇襲バスター、好調の10月には3番起用、CS最終戦では代走としてサヨナラのホームインなど、優勝へのラストピースとして様々な形で躍動。ひらパーでおなじみ枚方市出身だが高所恐怖症で絶叫系は苦手。 (とく)

40    大下 誠一郎  (おおした せいいちろう)    1997年11月3日生まれ
F新庄BBと同じ福岡出身でもこちらはビッグボイス。神戸では通算OPS1.304を記録。登場曲に使う嶋大輔も折に触れて応援。見出しに山本由伸と書かれた記事の写真が坊主の大下でファンがざわついたことも。 (とく)

42    R.ラベロ  (ランヘル・ラベロ)    1992年4月24日生まれ
15歳の頃に家族で米国へ、ルーキーLからMLBまで一つずつ階段を上り、NPBへ。来日後も決して順風満帆ではなかったけど、入団会見での「10年はここにいたい」という言葉通り、この地で掴め、大きな夢。 (ふぁ)

53    宜保 翔  (ぎぼ しょう)    2000年11月26日生まれ
高校時代の平均成績は「4.9」、中学時代は生徒会長も務め、書道を8年間続けていたまさしく「文武両道」。4年目の今季はボールを使ったジャグリング風自主トレで動体視力を強化。守備力を活かして存在感を。 (ふぁ)

67    中川 圭太  (なかがわ けいた)    1996年4月12日生まれ
B中川3人衆内外野担当のPL戦士。史上初の新人交流戦首位打者も、ここ2年はプロの壁にぶつかった。三塁打到達11秒01を記録など走塁能力も折り紙付き。再び出塁を増やして、ダイヤモンドを駆け回りたい。 (とく)


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【外野手】

0    渡部 遼人  (わたなべ はると)    1999年9月2日生まれ
慶大~4位
東京六大学リーグでは4年間で24盗塁、成功率10割の「失敗しない男」。足と守備で魅せるルーキーは打撃でも実戦で結果を出し、開幕スタメンも夢ではない。2022年、京セラDの外野に「エリア0」が誕生する。 (ふぁ)

1    福田 周平  (ふくだ しゅうへい)    1992年8月8日生まれ
何とかしてくれそうな雰囲気を持つガッツマン。昨年の交流戦では16球目をタイムリーにし驚異の粘りを見せる。今年は背番号も「1」に変わり、バリバリ最強No.1の1番打者として、決意を新たに打線を引っ張る。 (ふぁ)

7    吉田 正尚  (よしだ まさたか)    1993年7月15日生まれ
パワーと確実性を備える主砲。2度の故障で4年連続全試合出場はならなかったが、故障の度に短期復帰し驚異的な回復力と肉体の強靭さを見せた。昨年まで2年連続で「不思議?癖が強いNo.1」1位に選ばれている。 (ス)

8    後藤 駿太  (ごとう しゅんた)    1993年3月5日生まれ
守備力はチーム随一。昨季も主に外野の守備固めで56試合に出場。登録名を「駿太」から本名に変えてから100試合出場を果たしたことはない。12年目の今季、目指すのは「後藤駿太」として初の100試合出場だ。 (ス)

25    西村 凌  (にしむら りょう)    1996年2月21日生まれ
パンチ力ある打撃と球際に強い守備が売りで、ニックネームは「むー」。右投用グローブを貰ったことで野球のみ右投になった順応性の高さを持つ。捕手も三塁もこなせるパワプロ3色選手として、一軍定着を目指す。 (とく)

27    元 謙太  (げん けんだい)    2002年5月17日生まれ
高卒1年目は二軍でチーム唯一の全試合出場。打率.138は規定打席到達者の中で最も低かった一方で4本塁打と大器の片鱗も見せた。フェニックスリーグでも「1番・中堅」で起用されるなど期待は大きい。 (ス)

38    来田 涼斗  (きた りょうと)    2002年10月16日生まれ
昨年は初打席初球本塁打の衝撃デビュー。パワーとスピードを兼ね備えた期待の2年目。オフには吉田正尚と自主トレを行い、そのフォロースルーはまさに正尚2世。今年はレギュラー獲りを狙いたい。大きく未来を描け! (ふぁ)

39    池田 陵真  (いけだ    りょうま)    2003年8月24日生まれ
大阪桐蔭~5位
大阪桐蔭・西谷監督が「熱さが体からにじみ出ている」と評す高卒ルーキー。現在実戦で開幕一軍へ向けて猛アピール中。キャンプ地の宮崎では「一日駅長」を務め、かわいい駅長姿を披露。その高い適応力は希望の塊。 (ふぁ)

41    佐野 皓大  (さの こうだい)    1996年9月2日生まれ
その足の速さから、一時は「走のスペシャリスト」として、代走の切り札的存在になっていたがここ数年は伸び悩みの印象。チーム1の俊足を生かし、自らの立ち位置をつかんでほしい。応援歌はヘルマンのものを継承。 (ふぁ)

50    小田 裕也  (おだ ゆうや)    1989年11月4日生まれ
「オリメン投票」3年連続ランクインを誇るイケメン。意外性のある打撃も光り、一時「サヨナラ男」と言われたことも。日本シリーズ進出を決めたバスターはその真骨頂。今年も試合終盤を中心に流れを変える活躍を。 (ふぁ)

55    T-岡田  (てぃーおかだ/おかだ たかひろ)    1988年2月9日生まれ
通算200号を達成した心優しき浪速の轟砲。奥様のインスタに良きパパとしてよく登場。一昨年のホーム最終戦では引退の山崎勝・小島・松井佑の曲を、昨年はデビューするなにわ男子を登場曲に使う等、粋な計らいも。 (とく)

60    佐野 如一  (さの ゆきかず)    1998年9月2日生まれ
昨季支配下へ昇格した2年目外野手の「さにょ」。一・三塁など内野守備にも取り組み、紅白戦で「佐野皓(右→一)・佐野如(一→右)」という佐野入れ替わりシフトも実現。出場機会を増やしてブレークを目指す。 (とく)

99    杉本 裕太郎  (すぎもと ゆうたろう)    1991年4月5日生まれ
ドラ10から本塁打王。周囲への感謝を忘れず、夢を叶えた徳島のヒーロー、ラオウ。正月の野球BANでは3度昇天(ゲッツー)をかますなど話題にも事欠かない。ホームランも昇天ポーズも、紺碧の空を突き抜けろ。 (ふぁ)


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[バファローズ執筆担当者紹介]
スギタ
東京在住の25歳。「強いオリックス」をほぼ知らず、昨年は喜びより困惑が大きかった。ちなみに昨年まで「彼女いない歴=オリックスが優勝していない歴=年齢」だった。

ふぁーふぁ
神戸在住。幼少の頃からアベレージヒッター系の外国人選手をこよなく愛する、表現の稚拙さは愛情でカバーするしかない系オリ姉。今年こそ推しとTEPPENへ行きたい。

とく
山崎浩司と小島脩平が大好きな埼玉在住25歳。ラロッカ並みに死球が多い草野球プレーヤーであり、先日ハマスタで来田君のファウルが自席に飛んできた超マグネット体質。


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