東京ドームが主戦場の私たち母娘は「今日は何食べる?」を合言葉に野球を観に行きます。東京ドームに入る前に、まずは併設の商業施設ラクーアのスタバでティータイム。娘はキャラメルフラペチーノ、私はアイスコーヒーのトールサイズが定番。今日のスタメンに思いを馳せながらひとしきりおしゃべりしたあとはラクーア内のLOFTで文房具を見たり、スリーコインズで小物を買ったり、ぷらぷらとショッピング。そういった楽しみ方もできるのは東京ドームならでは。


サイン入りユニTに着替えて、いざ球場内へ!

試合開始1時間半前くらいになったらラクーアのトイレへ。娘は岡本和真、私は小林誠司のユニTに着替え、リストバンドをはめ、肩に応援タオルをかけて、いざ出陣!
娘は脇腹あたりに書いてもらった岡本和真のサインを見せびらかすように着こなすのがマイルールなのだとか。「●●さんへ」や「●●ちゃん」とかではなく、なぜか娘の名前が呼び捨てで書いてあるのも岡本和真らしくて気に入っているそうです。

そしてFJK(腐女子かと思ったらファーストJKの略で高校1年生の女子をこう呼ぶらしい)の娘はインスタのストーリーやビーリアルに投稿するため、あらゆるパターンの写真撮影に大忙し。対戦相手が示されたデジタルボードや推し選手のフラッグ、ポスター、東京ドーム全景がカッコよく映る場所を探し、球場内での自分の席から見える景色……を撮り続け、
最終的には「もういいよ!」と、私に漫才の最後のようにツッコまれてやっと終わります。このやりとりも毎回のルーティン。
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最多で食べているのは韓美膳のプルコギキンパ

18時試合開始のナイターの場合は17時くらいには各ご飯屋さんはすでに行列。なので席に着く前に食べ物を確保します。選手プロデュースのお弁当や選手×お店の期間限定コラボ飯を食べることも多いのですが、何気にいちばん食べているのは韓美膳のプルコギキンパかも。デパ地下にも入っているお店だから当たり前に美味しいし、このあとデザートを食べるためにもボリューム的にちょうどいいんです。


IMG_8145.jpeg 838.06 KBこの日の娘は「坂本勇人 殿堂入り!和牛ハンバーグ弁当」
※肝心のプルコギキンパの写真はありませんでした💦

5回裏のグラウンド整備の時間はマリオンクレープ
「バナナチョコのチョコなしで!」

見た目は泡盛や日本酒1升飲めますみたいな顔の私ですが、お酒が全く飲めないのが残念。球場、特に屋外のデイゲームでビールを片手に観戦している方を見るとめちゃめちゃ羨ましいのですが、アルコール分解成分がない体質らしく、お酒を飲むと心臓がバクバクして気持ち悪くなってしまうのでソフトドリンクオンリーです。その代わり!?スイーツは大好物。なかでもクレープは特別感があって、東京ドームに行くと必ずマリオンクレープの“バナナ生クリーム”を食べてしまいます。私はチョコなしが好きなので、いつも「バナナチョコ生クリームのチョコなしで」とオーダー。「お値段そのままですがよろしいですか?」と聞かれたって「はい」の一択です。なぜ世の中はすぐにバナナとチョコをセットにしようとするんでしょうね。娘はバニラアイスが入った”いちごスペシャル”派。最近はタピオカ粉が入ったもちもちクレープなど、新しい食感のクレープも増えていますが、私はやっぱり老舗のマリオンクレープの生地と生クリームが好き。原宿の人ごみはツラいのでクレープは東京ドームで!
IMG_7296.jpeg 1.76 MB推しのコラボメニューがあるときはもちろんそれも食べます。

食の宝庫ベルーナドーム観戦時はポータブル扇風機がマスト

昨年初めて西武ライオンズの本拠地ベルーナドームへ観戦に行ったときはサウナ級の暑さにびっくり。娘がたまたまポータブル扇風機を持っていて命拾いしました。また、ベルーナドームは12球団最大級の店舗数と1000種類以上のメニュー数を誇るだけあり、食いしん坊にはたまりません!あれもこれも食べたくなって目移りしてしまい、試合そっちのけで買いに行きたくなってしまうグルメ球場なので要注意です。

ベルーナドームはピッチャーが投球練習をするブルペンの様子が観客席からよく見えるのでそれも楽しみのひとつ。いつもは野球にあまり関心のない旦那もブルペンの様子には興奮気味でした。
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実際の野球場の雰囲気は唯一無二!

野球好きじゃなくても、美味しいご飯を食べたり、ビールを飲んだり、生の打球音を聞いたり、応援の迫力を体感したり……野球場に行くと日常を忘れ、開放的な気分になれるのも魅力。日本全国、津々浦々にある野球場を旅の目的に設定するのも楽しそうなんて思っています。そんなときのお供にぜひオススメしたいのがこのガイドブック。必要なことは書いてあるのですが、とにかくムダな知識も充実していて、ガイドというより読み物的な雑学ブック。”普通”じゃ飽き足らない、あまのじゃくな人にこそ読んでほしい一冊です。