[はじめに]
執筆は関東出身、合併を知らない20代と合併を知ってる30代。二人羽オリで書き尽クスのは、指オリの実力の20代や不調でクスぶる30代。選手の魅力が硬軟オリまぜ「ガッチリMAX!」、読んだ貴方の「気になるチームへ」。そんな名鑑を目指して書きましバファローズ(水島新司先生風)。
(バファローズ執筆チーム監督:ガロン)

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【投手】

11 山﨑 福也 (やまさき さちや) 1992年9月9日生まれ
昨季は殆どの登板で伏見と“山伏バッテリー”を組んだ。ともに高いポテンシャルを秘めながら逆境と闘う姿はまさに修験の道を歩む山伏そのもの。その活躍である意味悟りを開いているファンを俗世に戻してほしい。 (ス)

12 山下 舜平大 (やました しゅんぺいた) 2002年7月16日生まれ
福岡大大濠高からドラフト1位入団
高1で監督にストレートとカーブに限定されたまま、ドラフト1位指名された無限の可能性。経済学者が由来の名前は「響きが良くて海外の人も発音しやすい」と命名された。海外で呼ばれるようになるかもしれない。 (ガ)

13 宮城 大弥 (みやぎ ひろや) 2001年8月25日生まれ
緩急自在の琉球サウスポー。ポーカーフェイスで右打者のインコースをえぐる姿はルーキー離れした貫禄を感じさせる。今季はローテ入りを果たし、京セラのマウンドに登場曲の三線ならぬ“三振の花”を乱れ咲かせる。 (ス)

14 吉田 一将 (よしだ かずまさ) 1989年9月24日生まれ
登板数自体は肩甲帯のコンディショニング不良もあり23にとどまったが、リリーフだけでなくショートスターターとして先発2試合、時には抑えを務めて4年ぶりのセーブをあげるなど、様々な場面で登場した。 (ガ)

15 荒西 祐大 (あらにし ゆうだい) 1992年8月25日生まれ
昨季は中継ぎに専念して初ホールドをマーク。今季の持ち場は未定だが、満塁時の被打率.200という投の満塁男っぷりは中継ぎ向きか。彼のフォームをスリークォーターと称するかサイドスローと見るかは貴方次第。 (ス)

16 平野 佳寿 (ひらの よしひさ) 1984年3月8日生まれ
マリナーズから移籍
4年ぶりに復帰。今季初登板が日米通算700登板に。著書のタイトルは「地味を笑うな」。でも、ファンは平野を笑ったことなど一度もない。増井との史上初「150ホールド&150セーブ投手リレー」に期待。 (ガ)

17 増井 浩俊 (ますい ひろとし) 1984年6月26日生まれ
中嶋監督代行就任に伴い8月に4年ぶりに先発に転向すると、球種を増やし5試合で防御率2.77と復調。今季は先発一本で勝負する。ヤクルト戦で先発勝利をあげると史上初の12球団勝利&セーブ達成となる。 (ガ)

18 山本 由伸 (やまもと よしのぶ) 1998年8月17日生まれ
昨季9月に防御率0.73で月間MVP、31回連続無失点も記録。初の最多奪三振を獲得したオリックスが世界に誇る「ひとり無敵艦隊」。ひとりなので援護率は僅か3.07(京セラ2.25)と連続リーグワースト。 (ガ)

19 山岡 泰輔 (やまおか たいすけ) 1995年9月22日生まれ
オリックスが誇る小さな大投手。山本とのエース争いに注目だが、ケガもあり昨年の軍配は山本に。背番号のように、彼の一つ上の存在になれるか。ひとまず球団公式の動画の尺はライバルを1分上回ったのでこの調子だ。 (ス)

21 竹安 大知 (たけやす だいち) 1994年9月27日生まれ
阪神時代に「安定感はファームにいる投手の中では1番2番!」と安藤優也コーチに評された。肩肘がしなるフォームはOB岩隈久志がお手本。二松学舎時代の同級生、広島・鈴木誠也と交流戦での対決に意気込む。 (ガ)

22 村西 良太 (むらにし りょうた) 1997年6月6日生まれ
ルーキーながら開幕ローテ入りも初登板で初回4四球満塁被弾。その後はファームでリリーフ登板を続け、一軍にも上がったが右肘を痛め、10月に手術。サイドからの150キロ超の真っ直ぐが武器。淡路島出身。 (ガ)

26 能見 篤史 (のうみ あつし) 1979年5月28日生まれ
阪神から移籍
昨季は甲子園最終戦の最終回に登板し、警備員がスタンドに駆け込んでくるレベルの熱狂的なエールで見送られた。コーチ兼任としてチームの浮上とともに、山﨑、宮城、田嶋ら後進の育成もその左腕に託されている。 (ス)

28 富山 凌雅 (とみやま りょうが) 1997年5月3日生まれ
中嶋監督代行が就任後にリリーフ転向。プロ初ホールドを含む18登板を経験。左ながら右打者も被打率.219と苦にせず。読み方は「とみやま」でTOMMYと呼ばれたい。勝負服はTOMMY HILFIGER。 (ガ)

29 田嶋 大樹 (たじま だいき) 1996年8月3日生まれ
キレのあるストレートは表示以上の球速を感じさせる。3年目で初規定投球回クリア、初完投初完封を果たし、ドラフト1位の本領発揮はここから。ブルーウェーブのユニを着るとOB星野伸之を彷彿とさせ、サマになる。 (ス)

30 K−鈴木 (けいすずき/すずき こうへい) 1994年1月21日生まれ
2年目の2019年に100イニングを投げ、さらなる飛躍を期待されたが、8登板未勝利に終わる大ブレーキ。ファームでは抑えを務めて11セーブ。今季は先発かリリーフのどちらでもフル回転での復活を期す。 (ガ)

32 B.ディクソン (ブランドン・ディクソン) 1984年11月3日生まれ
先発、リリーフ、クローザー。その気になれば完投もできる碧眼の必殺仕事人。某ソシャゲではかなり軌道が誇張されているが、現実の彼が投じる決め球・ナックルカーブのキレは凄まじい。ちなみに今季は先発の予定。 (ス)

35 比嘉 幹貴 (ひが もとき) 1982年12月7日生まれ
左太ももの故障で20登板となったが得点圏被打率.118はさすが。昨季までチーム最年長。能見の加入に刺激を受けており、今季は故障無く1年間チームを支える。2014年の34試合連続無失点はパ・リーグ記録。 (ガ)

37 中川 颯 (なかがわ はやて) 1998年10月10日生まれ
立教大からドラフト4位入団
元ロッテ・渡辺俊介に憧れたという彼の投球は渡辺の球筋を知る里崎智也もルーキーながら「見応えがあった」と評するレベル。ワインドアップが絶滅危惧種とするなら、アンダースローは天然記念物になるかもしれない。 (ス)

39 飯田 優也 (いいだ ゆうや) 1990年11月27日生まれ
昨季8月に阪神から自身2度目の移籍。1勝をあげるも4登板に終わった。ここ3年間の一軍では9登板。地元神戸に移籍して勝負の2年目、ソフトバンク時代の同僚モイネロや五十嵐亮太のナックルカーブで復活を期す。 (ガ)

43 前 佑囲斗 (まえ ゆいと) 2001年8月13日生まれ
高卒1年目、ウエスタンで白星は掴めなかったが防御率3.38と健闘。高校時代のダイナミックなフォームは健在。じっくり育ってくれればいいが、一軍の台所事情を見ると早くモノになってほしいというのが本音だ。 (ス)

45 阿部 翔太 (あべ しょうた) 1992年11月3日生まれ
日本生命からドラフト6位入団
28歳のルーキー。高3春に捕手から投手に転向。成美大時代はケガもありながら、練習で結果を出して声をかけられ、日本生命へ。社会人6年目でのプロ入り。遅いことなど何一つない。高い完成度で1年目から勝負。 (ガ)

46 本田 仁海 (ほんだ ひとみ) 1999年7月27日生まれ
投球フォームは完全に山本由伸インスパイアだが、昨季の「俺のマイヒーロー」にはちゃっかり「荒西さん」と回答している。一軍のマウンドも経験し、憧れの先輩たちと肩を並べる日のために努力を重ねる。 (ス)

47 海田 智行 (かいだ ともゆき) 1987年9月2日生まれ
再起を誓うレフティーリリーバー。32歳にしてキャリアハイの成績を残した2019年とは一転して昨季はケガもあって不本意な1年になった。好物はお好み焼きだが、出身地の(広島)と付け加えるのを忘れない。 (ス)

48 齋藤 綱記 (さいとう こうき) 1996年12月18日生まれ
地元札幌でプロ初勝利をあげ、サイドスロー転向3年目で結果を出した。ソフトバンク・柳田には右手一本でホームランを打たれるなど6打数5安打と打ち込まれた。故障で出遅れたが左キラーとしての進境が待たれる。 (ガ)

49 澤田 圭佑 (さわだ けいすけ) 1994年4月27日生まれ
2019年の右手骨折、昨季の右肘炎症と続けて故障離脱したが、直球と変化球の平均球速差パ・リーグ1位の39.5キロを武器に3試合またぎで8者連続三振を奪うなど、高い奪三振率を誇った。今季はフル回転。 (ガ)

52 T.ヒギンス (タイラー・ヒギンス) 1991年4月22日生まれ
41.1回で45奪三振のドクターKっぷりでセットアッパーに定着。西武の海馬、横浜の拳太郎やオースティンと各地で平良(タイラー)が飛躍した2020年だったが、オリックスのタイラーはこのヒギンスである。 (ス)

54 黒木 優太 (くろき ゆうた) 1994年8月16日生まれ
育成から支配下契約
トミー・ジョン手術からのリハビリを経て、支配下に復帰。プロ入り2年間で94試合に登板しており実績は十分。同期の山本由伸や山岡泰輔の後を引き継ぎ、あの豪球を投げる姿が見られることを期待するファンは多い。 (ガ)

57 山田 修義 (やまだ のぶよし) 1991年9月19日生まれ
頼れる救援左腕。ここ3年着実に登板数を増やし続けている。走者一塁では被打率.348、二塁では.364だが一、二塁なら.111、一、三塁では.143と逆境になればなるほど強くなる(満塁時を除く)。 (ス)

58 金田 和之 (かねだ かずゆき) 1990年9月18日生まれ
2年連続6登板にとどまり、移籍5年目の今季は正念場。今季から再び同僚となった能見兼任コーチと自主トレを行った。阪神時代にはじめてホームランを打たれたのも、先発で初勝利をあげたのも京セラドームだった。 (ガ)

61 榊原 翼 (さかきばら つばさ) 1998年8月25日生まれ
マウンドでの喜怒哀楽は激しくとにかく見ていて最も気持ちのいいピッチャー。気迫満点の投球が報われるには打線の奮起も欠かせない。帽子の裏には大事にしている「そうじ・笑い・感謝」を表す「そ・わ・か」。 (ス)

63 山﨑 颯一郎 (やまざき そういちろう) 1998年6月15日生まれ
育成から支配下契約
トミー・ジョン手術を経て、昨季の復帰登板で150キロ超をマークして支配下に復帰。山岡山本山下の三本山を夢見るファンに「福也と颯一郎もおるで」とささやき五本山を夢見るファンも。カーブはディクソン直伝。 (ガ)

65 漆原 大晟 (うるしはら たいせい) 1996年9月10日生まれ
育成から這い上がり昨季は初セーブを挙げた将来性あふれる右腕。クローザー候補に挙げられるが、やや荒れ球ぎみで劇場型になりそうな気配があり、オリックスファンの間に吊り橋効果を生み出すかもしれない。 (ス)

66 吉田 凌 (よしだ りょう) 1997年6月20日生まれ
スライダーが投球の約6割、新球シュートも奏功して被本塁打1の安定感。初勝利含む最多の35登板と飛躍した。東海大相模では中日小笠原とコンビで甲子園夏優勝。その頃から背負って投げるタイプで、大切に起用を。 (ガ)

68 鈴木 優 (すずき ゆう) 1997年2月5日生まれ
6年目に開花を果たした都立の星。テークバックが殆どないフォームから右打者の内角に食い込むツーシームと大きな縦スラを武器にする。初勝利、初ホールド、初セーブを1年で一気に掴み、さらなる飛躍が待たれる。 (ス)

95 神戸 文也 (かんべ ふみや) 1994年5月9日生まれ
育成出身ながら昨季は開幕一軍スタートをゲット。しかし開幕戦でいきなり8回同点のシビアすぎる場面での登板で、1死も取れず4失点降板。ケガもあり、5登板でシーズンを終えた。今季は年間での活躍を期す。 (ガ)

98 張 奕 (ちょう やく) 1994年2月26日生まれ
プロ入り後に野手から投手に転向、結果にコミットしたどころか台湾代表にも選出された変わり種。野手として結果を出せなかった悔しさをバネにする強さと、恩人の祖父や岸田護コーチを思い続ける優しさをあわせ持つ。 (ス)




【捕手】

2 若月 健矢 (わかつき けんや) 1995年10月4日生まれ
初の満塁弾や楽天戦打率.333など打撃キャリアハイも、出場試合は約半減の75試合となった昨季。2年務めた選手会長を吉田正に引き継ぎ、背番号も2となった今季にかける。スーツの裏地には「埼玉のけんけん」。 (ガ)

23 伏見 寅威 (ふしみ とらい) 1990年5月12日生まれ
2019年はケガに泣かされるも、昨季は中嶋体制になってから出場機会を増やし、後半戦のささやかな逆襲を支えた。群雄割拠のキャッチャー戦線を制するのもそうだが、大下との「声だし番長」争いにも負けられない。 (ス)

33 松井 雅人 (まつい まさと) 1987年11月19日生まれ
移籍第1号ホームランのバット投げが記憶に残った昨季。中日時代にOBマレーロのベース踏み忘れを指摘し、結果マレーロのNPB通算10万号を呼び込んだ。NPB史上唯一、1000登板投手のボールを受けた捕手。 (ガ)

44 頓宮 裕真 (とんぐう ゆうま) 1996年11月17日生まれ
捕手再挑戦の昨季は最終盤にスタメンマスクを被り、山崎勝己の引退試合では惜別のアーチも架けた。少ない機会ながら打率.313、長打率.594を残すなど打撃はピカイチ。背番号と応援歌はOBブーマー譲り。 (ス)

62 中川 拓真 (なかがわ たくま) 2002年7月17日生まれ
豊橋中央高からドラフト5位入団
中学時代は陸上部、砲丸投げでジュニアオリンピック6位入賞。高校入学時に175cm85kg、入団時に177cm87kgとほとんど変わっていないが「全て筋肉になった」とのこと。スカウトは「元気さ」も評価。 (ガ)




【内野手】

0 勝俣 翔貴 (かつまた しょうき) 1997年7月20日生まれ
「公式本の名鑑のサインが頓宮」「OP戦で東海大系列先輩菅野からホームラン」「練習中ボールが当たって眼窩底骨折」「初打席から8連続三振」と当たったり当たらなかったりの昨季。末広がりの可能性に満ちている。 (ス)

3 安達 了一 (あだち りょういち) 1988年1月7日生まれ
12球団有数の遊撃手であるとオリファンが言い続けて10年目。2013年の対田中将大の打率3割、連続無失点を42回で止める一打も。今季も体調と相談しつつの出場だが、いるといないとでは内野の安定感が違う。 (ガ)

4 福田 周平 (ふくだ しゅうへい) 1992年8月8日生まれ
チーム最多の46試合でリードオフマンを務めたバリバリ最強No.1。今季は外野にも挑戦し、出場機会を増やしにいく。ロッテ戦では「ふくだしゅうへい」がもう1人いるので、タオルを掲げるタイミングには要注意。 (ス)

5 西野 真弘 (にしの まさひろ) 1990年8月2日生まれ
左脚手術明けの昨季は、初の4番スタメンや高橋光成のノーヒッター阻止代打安打を記録するも、試合数は143→100→60→56→23と4年連続減少中。故障を防止し、1年目の得点圏打率.425の再来なるか。 (ガ)

9 大城 滉二 (おおしろ こうじ) 1993年6月14日生まれ
走攻守に優れ過ぎて某ソシャゲでは本職がセカンド設定にもかかわらず、守備適性はショートの方が高いという珍妙な設定にされてしまっている。昨季唯一ホームランを打った楽天・松井裕樹を6打数3安打と得意に。 (ス)

24 紅林 弘太郎 (くればやし こうたろう) 2002年2月7日生まれ
ルーキーながらシーズン終盤に昇格し、登場曲「紅」が流れると、無言で首を振るファンが見受けられた。彼がレギュラーになり、ムチ打ちに罹るファンの続出も時間の問題だろう。球団公式コルセットとのコラボを期待。 (ス)

31 太田 椋 (おおた りょう) 2001年2月14日生まれ
21世紀生まれ初を含む3本のホームランと足を上げて真っ直ぐ踏み出すフォームに「坂本勇人!」と思わず叫んだファン多数。守備の精度が向上すれば大型遊撃手として未来は明るい。まずは二塁手でスタメンを狙う。 (ガ)

36 山足 達也 (やまあし たつや) 1993年10月26日生まれ
内野全ポジションをこなせるスーパーサブ。ベンチにいて欲しい選手ランキングがあれば上位は確実。打力が上がればナニワのジョーカー襲名も夢ではない。チーム内でも特に流動的なサード争いに割って入れるか。 (ス)

40 大下 誠一郎 (おおした せいいちろう) 1997年11月3日生まれ
昨季育成から昇格、外野手登録ながらサードやファーストで出場。どっしりした身体と力感のないフォームから快打を放つ姿は横浜・宮崎敏郎や西武・中村剛也に通ずる。チームを鼓舞する声や個性的な登場曲にも注目だ。 (ス)

53 宜保 翔 (ぎぼ しょう) 2000年11月26日生まれ
オープン戦好調も開幕延期期間中に骨折して出遅れた昨季。それでも太田“宮本武蔵”椋と球団81年ぶりに10代二遊間コンビを組んだ“孫悟空”の身体能力に、ジョーンズも「すばらしい選手」と大きな期待を寄せる。 (ガ)

64 廣澤 伸哉 (ひろさわ しんや) 1999年8月11日生まれ
昨季はチャンスの打席で電光掲示板には「俺のココを見てくれ:守備!」と表示されあえなく凡退、直後にエラーを記録するなど間の悪さが目立ってしまった。自慢の守備を披露するためにも、まずはレギュラー獲りだ。 (ス)

67 中川 圭太 (なかがわ けいた) 1996年4月12日生まれ
ヒット数が105→21と80%減に落ち込んだ。自主トレをヤクルト・内川聖一と行ったとの報に「そこ行ったか!」「中と内、これはほぼ同一人物」「交流戦首位打者からリーグ首位打者へ」と復活を望むファン歓喜。 (ガ)




【外野手】

1 S.モヤ (スティーブン・モヤ) 1991年8月9日生まれ
名古屋、大阪とAEONとは相思相愛の助っ人。出場は46試合だったが、昇格後は中軸を担い、チーム3位タイの12本塁打、チーム4位の38打点と存在感を放った。ストライクゾーンが広すぎて四球は11と少ない。 (ス)

6 宗 佑磨 (むね ゆうま) 1996年6月7日生まれ
2019年に派遣された豪州リーグではすべて三塁手として出場、昨季の三塁手58試合は外野手21試合を大きく上回り、板についてきた。3割を打った楽天戦では本盗&球団18年ぶりのランニングホームラン。 (ガ)

8 後藤 駿太 (ごとう しゅんた) 1993年3月5日生まれ
難易度の高さで知られるオリックス応援歌の中でも、特に複雑な曲を割り当てられた上野(こうずけ)の駿馬(はやうま)。センターの守備力はずば抜けているだけに、応援歌が定着するくらいコンスタントに出てほしい。 (ス)

10 A.ジョーンズ (アダム・ジョーンズ) 1985年8月1日生まれ
4番をチーム最多の53試合務め、12本塁打43打点は及第点だが、たぶんまだ本気ではない。今季はメジャーの真価を見せるはず。応援歌のファンファーレは両手を掲げるのではなく、右手を左胸に当てるスタイルで! (ス)

25 西村 凌 (にしむら りょう) 1996年2月21日生まれ
出場機会に恵まれないが、打った瞬間にわかるホームランを放つなどパンチ力は十分なロマン砲。強打の外野手ライバルは多いが、貴重な右の和製大砲であることを活かして出場数を増やす。元捕手だけに強肩も魅力だ。 (ス)

27 元 謙太 (げん けんだい) 2002年5月17日生まれ
中京高からドラフト2位入団
本人も憧れの広島・鈴木誠也2世の呼び声高いドラフト2位。ポテンシャルに加えてインタビューで「気持ちが強いのが長所だが、それが短所に変わることがある」と答える聡明さに、ファンの期待は高まるばかり。 (ガ)

34 吉田 正尚 (よしだ まさたか) 1993年7月15日生まれ
イチロー以来球団20年ぶり、平成生まれ初の.350以上で首位打者となった昨季は様々な指標で歴史的な数字を叩き出した。得点55も含め。3年連続全試合出場だが、疲れたら誰はばかることなく休んでもらいたい。 (ガ)

38 来田 涼斗 (きた りょうと) 2002年10月16日生まれ
明石商高からドラフト3位入団
2年春の甲子園で「同一試合先頭打者弾&サヨナラ弾」を放った大舞台に強いドラフト3位。オリックスジュニア出身者で初の指名。打撃も守備もタイミングが計れるようになれば本当にソフトバンク・柳田になれるかも。 (ガ)

41 佐野 皓大 (さの こうだい) 1996年9月2日生まれ
投手で入団→内野手転向→育成契約→支配下復帰&外野手転向→両打挑戦→右打専念→両打再挑戦←イマココ。昨季チームトップの20盗塁、試合で代走→DH→左翼→中堅→右翼という日も。背番号は彼と同じ41。 (ガ)

50 小田 裕也 (おだ ゆうや) 1989年11月4日生まれ
守備固めや代走がメインの出場だったが、途中出場して好判断で「レフトゴロ」に仕留めるなど、安定した外野守備でチームを下支えした。打撃では対左投手の打率が3割。野球用品メーカーとマスクの共同開発も。 (ガ)

55 T−岡田 (てぃーおかだ/おかだ たかひろ) 1988年2月9日生まれ
吉田正尚と2人のみの100試合出場、全打順での起用などチームに欠かせない存在であり、得点圏打率も.297と悪くはない。が、同点や1点差での打率は1割台なので大事な場面で打てるようになってほしい。 (ス)

69 S.ロメロ (ステフェン・ロメロ) 1988年10月17日生まれ
楽天から移籍
3年連続63打点とぶっちぎりの安定感。昨季のオリックス戦打率.217。楽天戦での打撃次第ではキャリアハイも。休ませながら使うのがいいとファンも思うが、チームにそんな余裕があるのか不安。 (ガ)

99 杉本 裕太郎 (すぎもと ゆうたろう) 1991年4月5日生まれ
覚醒が待たれるラオウ。野球の外野は3枠しかないので4兄弟の争いよりも熾烈だと思うが、持ち前のパワーで争いを制しにいく。「混沌する戦場で狼煙を上げる」ためにも、チームも上位争いに加わる必要がある。 (ス)




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[バファローズ執筆担当者紹介]
ガロン
神奈川出身。95年日本シリーズ第4戦、小林宏の14球を見て以来パではオリックスを応援。同学年の岩隈久志、岸田護、糸井嘉男、小松聖、馬原孝浩たちを眩しく見ていた。

スギタ
オリックスが最後に優勝した1996年生まれの東京産大阪人。生まれてこの方一切モテず、次のオリックスの優勝と人生初の彼女ができるのはどちらが先になるのやら。


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https://yakyu.bunshun.jp/blogs/9cba52e26b67/
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