文春野球学校 トーク講座(オギリマ/2019.11.08)

1.「コラムの独自性」とは
 ・文春野球コラムは毎日多くの記事が配信されるため、その中で目立つ必要がある。
 ・もちろん文章の内容は大切だが、他と違う目を引く要素があると良い。
(例)ヤクルト・松嵜麗さんの動画、ソフトバンク・原愛梨さんの書道、
中日「勝手にドラゴンズグッズ」の雨本洋輔さんのイラストなど…
 ⇒私の場合はイラスト

2.イラストの利点
 ①適当な写真がない場合でも、一目でわかるように示すことができる。
(例)丸佳浩のアイブラック、菊池涼介と前田健太を並べて比較、くりとくらetc.
 ②実際にはあり得ない場面を作り出すことができる。
  (例)ストッキングじゃない中﨑、中村奨成の髪形、高橋のモンタージュ、永川さんの名球会etc.
 ・逆に、写真そのままを描くのであれば写真の方が良い(著作権や肖像権の問題もあり)

3.実際に描いてみる
 《お題》
 ①レジェンド部門:王貞治
 ②現役選手部門:筒香嘉智
 ③マスコット部門:ドアラ
・上記①~③のお題のうち1つを選び、なるべく何も見ずに描いてみる(10分間)
・「どうしても無理!」という人はスマホ等で画像検索しても良い。

4.フィードバック、まとめ
 ・できれば全員の描いたものを前に掲示し、「作者がどこに着目しているか?」を探す。
 (例)王貞治なら一本足打法、ギョロ目、筒香なら丸顔、体型、バッティングフォーム、ドアラなら顔、ポーズ…等々
 ・人によって着眼点が違うこと、知らず知らずのうちに特徴を記号化していること、な
どに触れる。
⇒人と違うところを強調して描いた場合、それが自分の個性であり視点である。