[はじめに]
執筆機会を求め、他球団から移籍してきたFA戦士。美しい投球フォームが大好物、未来のプロ野球選手を子に持つ親。そして関西風薄口ファン。我らハム軍、愛情を込めて書きました。ミラクルワンダー球団・ファイターズ。今年こそ北の大地を笑顔にします。できなかったら「オレのせい。オレが悪い」(by栗山英樹)。
(ファイターズ執筆チーム監督:ponche)
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【投手】

1 斎藤 佑樹 (さいとう ゆうき) 1988年6月6日生まれ
早実の先輩・荒木コーチは現役時代、ケガで4年間投げられなかったが、丹念に内角をつく投球で復活した。いまある材料(マウンド度胸)でも旨いチャーハン(投球)はできる。がんばれ佑。

13 生田目 翼 (なばため つばさ) 1995年2月19日生まれ
なばため、です。気づけば入団同期の吉田輝星にイジられてるキャラクターだが、過去2年一軍未勝利に本人は焦っているはず。死に物狂いで一軍定着をめざす。日通の先輩、元ハムのストッパー・武田久氏を越えろ!

14 加藤 貴之 (かとう たかゆき) 1992年6月3日生まれ
ハム式オープナーに欠かせない、先発・中継ぎどこでもこなせる左腕。抑えても打たれても猛吹雪の中のマウンドでも変わらない、クールな表情が頼もしい。球団マスコットのフレップへの塩対応は見もの。球場で要確認!

15 上沢 直之 (うわさわ なおゆき) 1994年2月6日生まれ
昨年は左膝骨折の大怪我から懸命のリハビリで復活し全ファンが嬉し泣き。今季「登板日は救援陣の休日にする」とエースの自覚で挑む。ちなみに現在の上沢と子供時代のぽっちゃり老け顔写真とのギャップはなかなか。

17 伊藤 大海 (いとう ひろみ) 1997年8月31日生まれ
苫小牧駒大からドラフト1位入団
多彩な変化球を操る、球団初の道産子ドラ1右腕。駒大を中退しUターンした北海道LOVERは、大海の名にふさわしく大漁旗を背に港で入団会見。YouTuberでもあり、なぜかそれがいじられネタになっている。

18 吉田 輝星 (よしだ こうせい) 2001年1月12日生まれ
甲子園のスターも3年目。安心してください、吉田は順調に成長中です。チーム内では先輩も容赦なくいじり倒し、ドラ1伊藤には「YouTuber、おはようございま~す!」と挨拶する悪ガキぶり。いいぞ、吉田!

19 金子 弌大 (かねこ ちひろ) 1983年11月8日生まれ
七色の変化球でおなじみの右腕も17年目。通算2000投球回は達成だろうが、通算防御率が2点台から転落したのは寂しい。咲かせもうひと花。お洒落番長、ところで市松模様グラブは練習で使ってるのかな?

20 上原 健太 (うえはら けんた) 1994年3月29日生まれ
素材は一級品。身体能力もチーム随一。長身左腕から繰り出す変化球は多彩で速球には角度があり、フォークは鋭く落ち空振りが取れコントロールもまずまず。なのに通算5年間で7勝は物足りない。まずはローテ入りだ。

25 宮西 尚生 (みやにし なおき) 1985年6月2日生まれ
ストレートとスライダー、わずか2球種でパ・リーグ強打者をなぎ倒す。心臓に毛がビッシリ、鋼鉄の精神。13年連続50試合登板、通算393ホールドポイント、通算700試合登板。そこのけそこのけミヤ様が通る。

28 河野 竜生 (かわの りゅうせい) 1998年5月30日生まれ
社会人No.1左腕で即戦力が期待されるも、昨年はブレイクならず。必殺技は故郷・鳴門にちなんだ渦潮カーブ。磨きをかけてパの激流を圧倒できるか。目指せ、武田勝氏以来の左のエース!

29 井口 和朋 (いぐち かずとも) 1994年1月7日生まれ
東農大北海道オホーツクから入団以来、30試合程度の登板数をコンスタントに続けている中継ぎ右腕も、昨年は2ホールドにとどまる。なかなかの男前、50試合ぐらい出ないともったいない。

31 村田 透 (むらた とおる) 1985年5月20日生まれ
巨人を早々にクビになってアメリカに渡り、日本に逆輸入された異色の経歴の持ち主。昨年のオフに自由契約になるも、再度ファイターズと契約を結んでプレー続行が決定した。今年もブルペンの隙間を埋める。

33 立野 和明 (たての かずあき) 1998年4月3日生まれ
「立野」と書いて「たての」と読む。「たつの」ではない。ましてや、柿木でもない(写真で確認してね)。チームメートで同じ投手、柿木蓮との顔の区別をつけてもらえるよう、早く活躍してアピールしたいところだ。

34 堀 瑞輝 (ほり みずき) 1998年5月10日生まれ
昨年は45試合2勝1セーブ14ホールドと中継ぎとしてフル回転。パ・リーグTVでは堀のガッツポーズを集めた画像を公開、中の人がファンなのか? 宮西師匠に教わる日々だが…先発復帰はないのかな?

35 西村 天裕 (にしむら たかひろ) 1993年5月6日生まれ
今季は速球と持ち前のスタミナを活かし、中継ぎから先発転向を志願。チャームポイントはあごで、ファイターズフェイス会の筆頭メンバー。ちなみにルーキー今川はフェイス会入会決定、OB建山義紀氏は入会審査中。

36 D.バーヘイゲン (ドリュー・バーヘイゲン) 1990年10月22日生まれ
1年目の昨季、序盤に好結果が出せず周囲をヤキモキさせたが、最終登板で1ー0の完封・完投。やったらできる子。日本球界で勝つ術を掴んだ今年は期待大。仲良しのマルティネスが移籍したことだけが心配の種か。

37 柿木 蓮 (かきぎ れん) 2000年6月25日生まれ
根尾、藤原とともに大阪桐蔭最強世代。甲子園優勝翌年には、「蓮(れん)」の男子人気名前ランキング1位に大きく貢献した。「輝星には負けられん」と奮闘する姿を、今年も応援せずにはいられない。

39 秋吉 亮 (あきよし りょう) 1989年3月21日生まれ
ヤクルトから移籍後、抑えのポジションを獲得。昨年は思うような投球ができず、ブルペンに大きな穴を開けてしまった。再起して一年フル回転を望む。あだ名の“なすび”は周知済みだが、自由すぎる髪型にも注目。

40 福田 俊 (ふくだ すぐる) 1996年12月14日生まれ
スライダーが武器の変則道産子左腕。昨年は中継ぎで30登板。小さく頼りなさげに映ったデビュー戦から、日に日に自信に満ちた姿に変貌中。いつか宮西が引退する日には「福田に任せた」と言われたらいいなと思う。

41 B.ロドリゲス (ブライアン・ロドリゲス) 1991年7月6日生まれ
在籍4年目。良いのか悪いのか未だ不明。先発、中継ぎ、あちこちで投げては毎年契約を結んでいる、不思議な選手。そろそろ「これがロドリゲス!」というものを示して欲しい。デカいので、球場外で出会うとビビる。

43 長谷川 凌汰 (はせがわ りょうた) 1995年11月8日生まれ
育成から支配下登録
新潟アルビレックスの同僚であり同じ育成枠で入団した樋口龍之介に先を越され、ケガもした一年を経て、3月16日支配下登録。188cm、97Kgの堂々の体格にエクボが憎いあんちくしょう。先発不足の救世主に!

44 R.アーリン (ロビー・アーリン) 1990年10月8日生まれ
米ブレーブスから移籍
MLBから新加入の助っ人左腕。パドレス在籍時は109イニングでわずか12与四球と制球力はピカイチ。先発として期待。アーリン加入に一番興奮したのは、ももクロファンの宇佐見。喜んでコンビを組むと意気込む。

46 田中 瑛斗 (たなか えいと) 1999年7月13日生まれ
大分・柳ヶ浦高から入団、4年目。昨年7月に右肘関節鏡視下手術を受け、登板なし。今はリハビリの時だが、今後の飛躍に期待したい。コロナ禍でこのオフはできなかったが、地元の小児病棟を慰問する心優しき男。

47 鈴木 健矢 (すずき けんや) 1997年12月11日生まれ
登板時に眼鏡を着用。外見は小宮山悟氏(元ロッテなど、現早大監督)を彷彿させるが、右サイドやや斜め上からの変則投法は、又吉克樹(中日)をお手本にしているらしい。“右の宮西”になるよう、成長を期待。

49 公文 克彦 (くもん かつひこ) 1992年3月4日生まれ
昨年に途切れたが、プロ初登板から182試合無敗の記録を持つ。本人が地味すぎてあまり知られていないのが残念な変則左腕。TV中継で後ろから映されたら、「踏み込む位置、そこ?!」のクロスステップに刮目せよ。

51 石川 直也 (いしかわ なおや) 1996年7月11日生まれ
長身から投げ下ろす速球と緩急を武器に、2019年に60登板75奪三振とブレイクした山形の星。昨年は肘のケガでトミー・ジョン手術を受け、シーズンを棒に振った。今年はリハビリから復活を期す。待ってるぜ!

52 池田隆英 (いけだ たかひで) 1994年10月1日生まれ
東北楽天ゴールデンイーグルスから移籍
おにぎり君・横尾俊建と交換で楽天から移籍の右腕。相次ぐケガで育成落ちも経験したがポテンシャルは折り紙付き。身体さえ万全なら一軍での活躍は間違いなく、ブルペンの厚みが期待できそう。

54 玉井 大翔 (たまい たいしょう) 1992年6月16日生まれ
毎年50試合前後に登板、昨季21ホールドと投げまくる、ドラ8の佐呂間町出身道産子。黒髪から茶髪にイメチェンすると、ブルペンの主・宮西から「ええなぁ。カツアゲしたるわ」と愛ある言葉。負けるな玉ちゃん!

57 杉浦 稔大 (すぎうら としひろ) 1992年2月25日生まれ
ヤクルトから移籍し4年目。投げてみなければわからない危うさゆえ、課題は安心と信頼。嫁ネタが先行しがちだが、今年は野球で北海道を沸かせたいところ。地元出身選手が増えたので、道産子会を開催したいらしい。

59 根本 悠楓 (ねもと はるか) 2003年3月31日生まれ
苫小牧中央高からドラフト5位入団
全中決勝で完全試合を達成したことがある道産子左腕。マウンド度胸と高いゲーム感覚が評価され「無名でも一軍で早くから活躍するのは根本」という声も。ちなみに3月31日生まれの「はるか」はまだ17歳。

62 望月 大希 (もちづき だいき) 1998年2月1日生まれ
187cm長身&千葉県出身と上沢(松戸のダルビッシュ)との共通点が多い。市船出身の望月はさしずめ船橋のダルビッシュか。〇〇のダルビッシュは大成しないという説を覆すべく、まずは一軍切符を勝ち取りたい。

63 北浦 竜次 (きたうら りゅうじ) 2000年1月12日生まれ
昨年はイースタンで最優秀防御率(1.74)、8月月間MVP。スリークォーター左腕は貴重な存在、一軍の先発で使ってみたいと思わせるピッチングだ。日ハムの大先輩・高橋一三氏の再来になるか。






【捕手】

10 清水 優心 (しみず ゆうし) 1996年5月22日生まれ
球団が力を入れて育てること早7年目。ミスしてベンチで泣いてるキャリアではなくなってきた。名前は“優しい心”だが、投手に対して遠慮しがちといわれるリードを改め、もう心を鬼にしてプレーしなければならない。

22 鶴岡 慎也 (つるおか しんや) 1981年4月11日生まれ
コーチ兼任選手。まだまだ若手に負けないベテランのプレーを、激似といわれるガチャピンの応援グッズでファンは後押し。まずは後進の育成、さらに元”正妻”の力でダルビッシュを日本復帰に導けるかにも夢が膨らむ。

27 古川 裕大 (ふるかわ ゆうだい) 1998年6月19日生まれ
上武大からドラフト3位入団
期待度No.1! 背番号27は、球界名捕手栄光の背番号。爆肩強打・顔良しのスーパールーキーは、「的が大きくて投げやすい」とすでに投手陣からの信頼も獲得済み。鶴岡コーチによる英才教育も着々と進行中。

30 宇佐見 真吾 (うさみ しんご) 1993年6月4日生まれ
巨人時代は油断禁物、忘れた頃にガツンとホームランを打っていたイメージだが、昨年ようやっと本領発揮しはじめた。左打席からの大暴れを期待。ももクロがらみで、マー君との「モノノフ」対決が楽しみだ。

60 郡 拓也 (こおり たくや) 1998年4月25日生まれ
東京都下・三鷹市出身、JR中央線沿線の多摩っ子だ。本職のキャッチャーだけでなく、外野も絶賛修業中。帝京高校の大先輩・背番号2との伊江島トレーニングで、どこまで野生化したのか気になるところ。

64 田宮 裕涼 (たみや ゆあ) 2000年6月13日生まれ
男児にヨシオやカズオという名前を見かけなくなった昨今。ゆあという名は時代の象徴か。20歳になって「可愛いからカッコいいに進化します」とは本人の弁。今はまだ鎌ヶ谷限定の裕涼スマイル。今年は全国区を狙う。

65 梅林 優貴 (うめばやし ゆうき) 1998年3月14日生まれ
強肩&リーダーシップと捕手の素質抜群。肉体改造し6kg増で臨む今季、若手捕手が大渋滞の中でチャンスを掴むにはマジで打つしかない! 野手の今井似(球団Twitter公認)だが今井よりちょっとかわいい。

68 石川 亮 (いしかわ りょう) 1995年7月20日生まれ
地味なイメージのある捕手の中でも、サラサラヘアーのイケメンという立ち位置は珍しい。郡と石川、ともに帝京高校出身だが、石川の自主トレは杉谷ではなく横浜高校出身の近藤健介と一緒なのはなぜだろう。





【内野手】

2 杉谷 拳士 (すぎや けんし) 1991年2月4日生まれ
新庄剛志氏に始まり帝京高の先輩・森本稀哲氏を経て続く、ファイターズらしい華やかさをよく継いでいる。自称キャプテンとしてイジられ役に徹しつつ、超二流の活躍で魔術師・栗山監督の期待に応える。帝京魂!

6 中田 翔 (なかた しょう) 1989年4月22日生まれ
昨年はキャンプから絶好調でレベルの違い(レベチ)を見せつけたが、途中でガス欠。今季狙うは、前年惜しくも逃した本塁打王と、“レベチ”の流行語大賞。インスタグラムでは、天使と呼ぶ息子にでれでれパパキャラ。

9 中島 卓也 (なかしま たくや) 1991年1月11日生まれ
昨季、出場試合数が100を切った。内野にいるだけで安心できる守備力は、30歳になったとはいえ衰えていない。得意のカット打法で、若手の台頭もぶった斬れ。「彼氏にしたい選手権」1位の座もまだ明け渡さない。

21 清宮 幸太郎 (きよみや こうたろう) 1999年5月25日生まれ
毎年のホームラン数はきっちり7本。並べてみると777。今年はついに確変か。野村との切磋琢磨に期待したい。来年は弟の福太郎くんが入ってくるかも。お兄ちゃんの頼もしい背中を見せてやってくれ清宮。

23 渡邉 諒 (わたなべ りょう) 1995年4月30日生まれ
外れの外れの外れのドラフト1位指名選手は、レギュラーといっても良いまでに成長。ストレートにめっぽう強く、付いたあだ名は「直球破壊王子」。顔は地味だが打撃はエグい。覚えて損なし、渡邉諒。略してナベリョ。

24 野村 佑希 (のむら ゆうき) 2000年6月26日生まれ
THE野球選手。高校ではエースで4番。昨年、劇的サヨナラ打を放った試合後には、球団サイトの野村ユニが完売するフィーバーに。ジェームス(野村の愛称)の活躍=日ハムの未来。サードレギュラー定着を全力応援!

32 谷内 亮太 (やち りょうた) 1991年2月3日生まれ
ヤクルトから秋吉亮とやってきて3年目。一見地味だが、堅実な守備はチーム随一。内野はどこでも守れるのも◎。オフに腰を手術し、万全の状態で今季に臨む。「谷内」は「やち」と読む。試験に出るので覚えておこう。

38 石井 一成 (いしい かずなり) 1994年5月6日生まれ
2019年にプチブレイク、昨年の開幕時点では中島卓を抑えてのスタメンだったが、打撃不振で中島はおろか平沼の後塵を拝した。今年は正念場、ガムシャラにスタメン獲りだ。実家の“石井米”は、上沢のお気に入り。

45 平沼 翔太 (ひらぬま しょうた) 1997年8月16日生まれ
選抜優勝投手だが、シュアな打撃が買われ内野手でプロ入り。メンズエステでお肌磨きにも余念がない意識の高さを、二遊間の守備でも存分に見せつけ躍動してほしい。6年目、ベンチで一人泣く姿はもういらない。

48 上野 響平 (うえの きょうへい) 2001年4月26日生まれ
捕球&送球の精度が抜群のショート候補。高校からの誘いは30校超の逸材。コツコツ練習する職人肌で、憧れの選手は鳥谷&今宮(中島は?)。誕生日が栗山監督と同じ4月26日。小柄で頭ポンポンされる弟的存在。

53 R.ロドリゲス (ロニー・ロドリゲス) 1992年4月17日生まれ
米ブルワーズから移籍
レアード寿司が閉店後、未だに空き店舗のサードのポジション。今年こそ繁盛店の開店が待たれるが、結果はいかに。オフはラッパーのドミニカン、その名はエル・フェリーノ。Hey! Yo! 活躍してくれYo!

55 難波 侑平 (なんば ゆうへい) 1999年5月6日生まれ
左打席からツツッと踏み出しながら強打、俊足で二塁三塁を狙うアグレッシブさ、ショートの守備も期待大だ。タイプ的には、中島卓也。一軍未経験、二軍でも打率で結果が出ていないが、まずは試合経験を積ませたい。

56 細川 凌平 (ほそかわ りょうへい) 2002年4月25日生まれ
智辯和歌山高からドラフト4位入団
西川二世と期待の新人。実家は京都の舟茶屋。イチローの大ファンで、原田二軍監督も認める意識の高さはすでにイチロー級。スカウト曰く「プレーが光って見える」そう。鎌ヶ谷では発光する細川のまぶしさにご注意を。

70 今井 順之助 (いまい じゅんのすけ) 1998年5月25日生まれ
ガッチリ体型の見た目通り、強い打球を放てる選手。1年おきに一軍の試合に出場しており、今年は札幌ドームで見られる周期に当たる。ファン感謝祭では満員の会場をギャグで沸かせたが、今度はプレーで魅せる番だ。

91 高濱 祐仁 (たかはま ゆうと) 1996年8月8日生まれ
昨年はケガを克服、育成契約から支配下復帰、3年ぶりに一軍出場。10試合での打率.316は好成績と言える。今年は一軍定着・サード奪取へ試練の年か。実兄の卓也(ロッテ・育成)との兄弟対決も待たれる。

93 樋口 龍之介 (ひぐち りゅうのすけ) 1994年7月4日生まれ
名門横浜高校出も、大学、BCリーグを経て育成枠で入団。ファームで打ちまくり、球団初の支配下登録を勝ち取った。キャンプ前に坊主頭にし、解説の岩本勉氏より「クラシック・パ・リーグ選手」と命名される。





【外野手】

3 王 柏融 (ワン・ボーロン) 1993年9月9日生まれ
来日2年間で通算全壘打5本。同じ台灣南部出身、巨人の呂明賜氏(1988年にブレイクした強打者)の18本にも及ばない。ダグアウト上にチアガール用意して、ホームシックを解消するしかないか。加油、ロンロン!

4 谷口 雄也 (たにぐち ゆうや) 1992年6月1日生まれ
剛力彩芽似の谷口きゅんも、今年で11年目。昨シーズンはファームで多くの時間を過ごした。もう言い訳はできないキャリア。人気先行から、野球の実力で一軍切符を掴み取れ。同期の西川遥輝も待っているぞ。

5 大田 泰示 (おおた たいし) 1990年6月9日生まれ
巨人から移籍後に覚醒し、昨年はゴールデングラブを初受賞。ハムの主軸を担い、ヒーローインタビューはチーム一の安定感。さらさらヘアーをこれ見よがしにかきあげるたびに、婦女子のハートを打ち抜いている模様。

7 西川 遥輝 (にしかわ はるき) 1992年4月16日生まれ
MLB移籍は叶わなかったが、チームに必要な選手。中島卓也との人気ハルタクコンビ継続で安堵したファンも多数。速いだけじゃない、何ものにも代え難い美しいベースランニングを、ぜひ球場上段から見て欲しい。

8 近藤 健介 (こんどう けんすけ) 1993年8月9日生まれ
昨年の名護では、キャンプ初日から鋭いスイング、打ち損じナシで強い打球を披露。その勢いのまま打率.340、2年連続最高出塁率者賞受賞。今季こそ打率4割・首位打者獲得・優勝の3冠成就だ。

12 松本 剛 (まつもと ごう) 1993年8月11日生まれ
そう見えないが帝京高校出身。地元・川口市といえば、市民祭の会場でもおなじみオートレース場。一昨年オフは川口オートのトークショーに登壇して英気を養った。でも川口は「ほぼ東京」ではないぞ、埼玉だ。

26 淺間 大基 (あさま だいき) 1996年6月21日生まれ
ヤクルトJr.→U15日本代表→横浜高校と野球エリートだが、プロ入り後はケガや不振でもったいないくらいチャンスを逃し続けている「淺間っくす」。あっと驚くボンバーヘアへのイメチェンは7年目飛躍の覚悟か。

50 五十幡 亮汰 (いそばた りょうた) 1998年11月27日生まれ
中央大学からドラフト2位入団
100M走日本記録保持者、サニブラウンを破った男として、入団前からその足に注目が集まる。しかし、キャンプ2日目にして太もも裏を痛め、リタイアの早さも新人一に。プロ人生は始まったばかり。気長に行こう。

61 今川 優馬 (いまがわ ゆうま) 1997年1月25日生まれ
JFE東日本からドラフト6位入団
ドラ6外野手。7歳の時にファイターズが北海道・札幌にやってきた。そりゃ地元の野球少年ならファンになるよな。今もファンクラブ会員。鉄ちゃんが電車の運転手になるようなものか。はりきってくれ今川。

66 万波 中正 (まんなみ ちゅうせい) 2000年4月7日生まれ
2年目の昨季は一軍キャンプからスタートし、大きな期待を背負ったが不発に終わる。本塁打か三振かの二極から、確実性を増したいところ。パワーだけなら一級品。当たればデカい。まずは当てよう。札幌で待つ!

67 片岡 奨人 (かたおか しょうと) 1997年11月16日生まれ
「しょうと」だけど外野手。肩と足で売り出し中の2年目。キャンプではスーパーキャッチを披露し、チームメイトからの賞賛にニッコリ。おっとりやさしい笑顔は道産子の証。道産子会で杉浦投手と仲良くなれそう。


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[ファイターズ執筆担当者紹介]
ともこ
1978年生まれ。息子の学童野球をきっかけに高校野球にハマり、甲子園のスターが多いファイターズのファンに。朝ごはんは毎日シャウエッセン。好きな選手は清宮幸太郎。

ponche
北海道に縁もゆかりもない、大阪出身関西育ち。道新スポーツ片手に、東京ドームの最上段「天国に一番近い席」に陣取るのが常。好きなビールはサッポロクラシック。

村上二塁打
1973年世田谷出身。2004年西武ドーム・プレーオフでの日ハムの頑張りを見てNPBとの心中を決意。文春野球学校飲み会部長。好きなチャンテはチキチキバンバン。


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https://yakyu.bunshun.jp/blogs/9cba52e26b67/
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