[はじめに]
今季、わが巨人軍の執筆に参戦したのは出身も職業も推しも違う3人。いつもジャイアンツを気にかける心は同じでも愛のカタチは人それぞれ。それぞれの偏った愛をここにぎゅっと詰め込みました。ファンもアンチも読み終わる頃には心の奥に潜んでいる「ジャイアンツ愛」に気づくかも。観戦のお供に、ぜひご笑覧ください。
(ジャイアンツ執筆チーム監督:もんぷち)

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【監督】

83    原    辰徳  (はら    たつのり)    1958年7月22日生まれ

新たに3年契約を結び球団最長の16年目となる「永遠の若大将」も今や12球団監督の中で最年長。メロンパン以外は菓子パンと認めないという野球以外にも強いこだわりと厳しさを持つ指揮官の采配に期待したい。 (も)


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【投手】

11    平内    龍太  (へいない    りゅうた)    1998年8月1日生まれ
新人王を目標に掲げた1年目だったが、一軍登板は僅か3試合。他球団のルーキーが活躍する中、防御率14.40と悔しい1年となった。雪辱を誓い、オフは下半身強化に着手。私服やスーツがパツパツになったという。 (南)

12    R.    デラロサ  (ルビー・デラロサ)    1989年3月4日生まれ
3年間で107試合に登板し未だ黒星なしという“プロ野球界のヒクソン・グレイシー(400戦無敗)”的存在。教えるのが好きで、若手をつかまえては積極指導するなど、ピッチング以外でもチームに好影響を与える。 (南)

15    大勢  (たいせい)    1999年6月29日生まれ
関西国際大からドラフト1位入団
外れ1位入団&阪神ファンは高橋優貴と同じ。これは吉兆と言って良い。キャンプ前に新型コロナに感染も、三軍キャンプでは駒田三軍監督から持ち味の最速157キロの直球を「新幹線のよう」と評され、順調に回復。 (トゥ)

17    山口    俊  (やまぐち    しゅん)    1987年7月11日生まれ
何かと世間を賑わせた彼も気づけば35歳。近年は野球でのニュースが増えファンを安堵させている。昨季途中にアメリカから復帰し2勝を挙げるも後半戦は勝ち星に恵まれなかった。今季は先発ローテの中心を担いたい。 (も)

18    菅野    智之  (すがの    ともゆき)    1989年10月11日生まれ
メジャー断念の昨季は規定投球回数も満たせず不本意な成績で、年俸も2億減。海の向こうの評価も当然下降。海外FA権を得た今、渡米に支障なし。自らの価値を最高のモノとする為、今季は不屈の投球で躍動する。 (トゥ)

19    山崎    伊織  (やまさき    いおり)    1998年10月10日生まれ
入団前にトミー・ジョン手術を受け、1年目はリハビリ生活を送ったが、キャンプでは2年半ぶりに実戦のマウンドに立った。入寮時には3匹の犬の写真を持参した愛犬家。一番会いたい芸能人は永野芽郁。 (南)

20    戸郷    翔征  (とごう    しょうせい)    2000年4月4日生まれ
趣味は3歳から始めた釣り。年俸が億を超えたら高級な釣り竿を買いたいと発言した入団時。4年目の今季は松坂大輔氏に伝授された怪物スライダーを新たな武器に2桁勝利、そして高級釣り竿購入にまた一歩近づく。 (も)

21    井納    翔一  (いのう    しょういち)    1986年5月1日生まれ
上武大学時代、監督にマウンドで正座を命じられ、うかつにもそのまま放置されてしまった。それに気づかず大雨の中ひとり長時間正座を続けた宇宙人井納の中でどのような時間が流れたのかは本人のみぞ知る。 (も)

26    今村    信貴  (いまむら    のぶたか)    1994年3月15日生まれ
期待されながらも弾けきれず、いつの間にやら11年目。クイックで制球力が低下するのが課題と自認し修正中。オフには内海(西武)と自主トレ。大先輩左腕から「フォームに怖さがない」と言われたので改造中。 (トゥ)

28    山田    龍聖  (やまだ    りゅうせい)    2000年9月7日生まれ
JR東日本からドラフト2位入団

目標はDeNAの今永投手。漫画好きで、入寮時には『H2』(あだち充)の全34巻を大人買いして持参し、すぐに読破した。初詣ではおみくじで大吉を引き当てたが紛失してしまったという。 (南)

29    M.アンドリース  (マット・アンドリース)    1989年8月28日生まれ
マリナーズから移籍

愛称はドリージー。身長188cmの長身右腕、メジャー通算28勝を誇り、昨季もレッドソックス、マリナーズで34試合に登板し2勝3敗1セーブ。2020年のエンジェルスでの初登板は大谷翔平のリリーフをした。 (も)

30    鍵谷    陽平  (かぎや    ようへい)    1990年9月23日生まれ
昨季の小刻み継投戦法の中核を担った貴重な右腕。CSでの二死満塁マルテ斬りは首脳陣も激賞。史上61人目となる1球でセーブを挙げる珍記録も作るなど躍動。料理が趣味で、高梨と共にイベントも開催する腕前。 (トゥ)

31    赤星    優志  (あかほし    ゆうじ)    1999年7月2日生まれ
日大からドラフト3位入団
ミスターコントロールの異名を持つ期待のルーキー。日大時代は1カ月で3000球というノルマをこなしスタミナと制球力を培った。春季キャンプでは二軍スタートから早期の一軍昇格を果たし、存在感を示した。 (も)

33    太田    龍  (おおた    りゅう)    1998年11月15日生まれ
ケガしがちなのが悩ましい長身右腕(190cm)。社会人時代(JR東日本)の後輩・山田龍聖も入団し、負けていられない。入団当初からマスコミに取り上げられる「ドラゴンボール」を今季こそ一軍で披露したい。 (トゥ)

35    桜井    俊貴  (さくらい    としき)    1993年10月21日生まれ
レアスニーカーを集めるのが趣味だが、『アメトーーク!』のサウナ大好き芸人を見たことがきっかけで最近はサウナにもハマっている。サウナ効果でコントロールも“ととのう”ことに期待したい。 (南)

41    中川    皓太  (なかがわ    こうた)    1994年2月24日生まれ
中村梅雀似の球界切っての麻呂顔。昨季はケガで離脱があったものの勝利の方程式の一角を担い25ホールドを記録。練習をやりすぎるところがあるので「休む勇気」を持ちケガなく1年を投げ切る事を目標としている。 (も)

42    C.    C.    メルセデス  (クリストファー・クリソストモ・メルセデス)    1994年3月8日生まれ
年々日本語が上達しているが、球団公式YouTubeでは「さしすせそ」を「さちすせそ」と何度も言い間違え、かわいいと話題に。「山口俊」を「山口ちゅん」、「おいしい」を「おいちい」と言うなど、サ行が課題。 (南)

45    畠    世周  (はたけ    せいしゅう)    1994年5月31日生まれ
同僚の戸郷に負けず劣らずの釣り好きだが、2月に放映されたCSチャンネル・釣りビジョンでの特番では4度も魚をバラシてしまい“らしさ”を露呈。4匹釣り上げた戸郷に差を付けられる結果となった。 (トゥ)

46    鍬原    拓也  (くわはら    たくや)    1996年3月26日生まれ
2022/3/11育成選手から支配下登録
2度目の支配下返り咲きを果たした3月。オープン戦でも圧倒的な安定感を見せており、開幕一軍入り、中継ぎの軸としての活躍を期待したい。好物のオムライスはもちろん、基本何にでもマヨネーズをかけるマヨラー。 (も)

47    高橋    優貴  (たかはし    ゆうき)    1997年2月1日生まれ
2018年ドラフト1位。伸び悩んだ2年を経て昨季はチーム最多の11勝をマーク。幼少期から趣味で集めたプロ野球カードのコレクションは約1500枚。今季もレアカードに登場し子供達が誇れる宝物となりたい。 (も)

49    T.    ビエイラ  (チアゴ・ビエイラ)    1993年1月7日生まれ
昨年9月に32試合連続無失点記録を樹立し、その期間中には驚異の166キロを放り、歴代日本最速男にもなった。制球力が課題も、桑田投手チーフコーチの指導が実れば、手が付けられない守護神になるであろう。 (トゥ)

50    戸根    千明  (とね    ちあき)    1992年10月17日生まれ
大食漢。回転寿司で60皿は余裕。年々大きくなる身体は鍛えた成果なのか、食べ過ぎなのか。契約更改の席では「対左は抑えられる自信がある」と頼もしい。更に「長いイニングで勝負したい」と貪欲な姿勢もアピール。 (トゥ)

53    高梨    雄平  (たかなし    ゆうへい)    1992年7月13日生まれ
YouTubeチャンネル「たかなしきっちん」で幅広いジャンルのレシピを公開している。モテたいという動機で始めた料理の腕前は原監督も大絶賛。選手プロデュースグルメとして今季も東京ドームで販売予定。 (も)

54    直江    大輔  (なおえ    だいすけ)    2000年6月20日生まれ
初勝利を目標に掲げた昨季は、3度先発するも目標達成ならず。それでもプロ初セーブを挙げるなど、大器の片鱗を見せた。お笑いコンビの千鳥が好きで、出演番組はできる限りチェックしている。 (南)

56    石田    隼都  (いした    はやと)    2003年4月5日生まれ
東海大相模高からドラフト4位で入団
「高校時代の菅野より身体的には勝る」「4位まで残っていると思わなかった」と水野スカウト部長の評価は高い。球団に甲子園優勝投手左腕が入団するのは王貞治以来62年ぶり。好きな有名人は直江と同じく千鳥。 (トゥ)

57    高木    京介  (たかぎ    きょうすけ)    1989年9月5日生まれ
プロ229登板全てがリリーフにも関わらず、CSで予告先発投手となったが、チームの敗退で先発は幻に。漫画好きだが最近はひろゆきなどの自己啓発本で内面を磨く。背負った十字架は重いが、結果で恩返しし続ける。 (南)

58    山本    一輝  (やまもと    いつき)    1998年6月28日生まれ
1年目の昨季は三軍で防御率0.30も二軍では防御率5.36とプロの壁を痛感する結果に。大学時代に投げ勝った栗林に早く追いつきたい。好きなお菓子はしるこサンド。会いたい芸能人は東郷高の大先輩・佐藤二朗。 (トゥ)

63    花田    侑樹  (はなだ    ゆうき)    2003年6月25日生まれ
広島新庄高からドラフト7位入団
高卒ドラフト最下位指名は戸郷と同じ。当初は6位で打ち切り予定も原監督たっての希望で指名に至った。入寮時に故郷のゆるキャラ「花田舞太郎」の人形を持参し、地元愛も強い。好きな有名人はTWICEのミナ。 (トゥ)

64    大江    竜聖  (おおえ    りゅうせい)    1999年1月15日生まれ
漫画好きで多くの漫画本を所有するが、『キングダム』はチームメイトの鍵谷投手から借りて読んでいる。昨季は後半戦で息切れ。今季から延長12回制も復活することもあり、スタミナ強化が課題。 (南)

68    代木    大和  (しろき    やまと)    2003年9月8日生まれ
明徳義塾高からドラフト6位入団

3種の変化球を操り、抜群の制球力を誇る左腕。担当の岸スカウトは「人間力も素晴らしいので内海投手(西武)のような選手になってほしい」と期待。父から教わった「負けない気持ち」の大切さを胸にプロに挑む。 (も)

90    戸田    懐生  (とだ    なつき)    2000年7月22日生まれ
憧れの選手は川上憲伸。小柄ながらダイナミックなフォームで打者を威圧し、入団1年目で支配下登録。しかし豪快なフォームとは裏腹に、焼き肉はタンやハラミを好み、カルビはあまり食べられなくなってきたという。 (南)

91    堀田    賢慎  (ほった    けんしん)    2001年5月21日生まれ
2022/3/11育成選手から支配下登録

2020年入団1年目にトミー・ジョン手術を受け、その後育成に。今春キャンプで一軍スタート、実戦で好投をみせ3月に支配下復帰。年々球速が増しており現在最速155キロ。NPB最速記録更新も時間の問題。 (も)

99    M.シューメーカー  (マット・シューメーカー)    1986年9月27日生まれ
サンフランシスコ・ジャイアンツ    マイナーから移籍

愛称はシュー。メジャー通算46勝、平均148キロの直球を投げ込む本格派右腕。トレードマークの顔面を覆うヒゲは、巨人入団を機に剃ってしまった。マイナー時代、オフシーズンに代用教員の仕事をしていたことも。 (も)


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【捕手】

22    小林    誠司  (こばやし    せいじ)    1989年6月7日生まれ
強肩で鳴らした元日本代表。元々打率は高くなかったが、ここ2年は1割にも満たず、出場機会を大きく減らす要因となっている。炭谷移籍後は捕手陣最年長。4年契約の3年目だが、もう後がないと思った方が良い。 (トゥ)

24    大城    卓三  (おおしろ    たくみ)    1993年2月11日生まれ
菅野投手にも急にデカくなった!と言われるほどの進化をしたオフ。地元沖縄の玉城知事からも正捕手の座に一番近いのではと熱いエールを送られた。そっくりな双子の兄がおり、父親はつむじの数で見分けているという。 (も)

27    岸田    行倫  (きしだ    ゆきのり)    1996年10月10日生まれ
“円陣番長”としての貫禄も出てきた今季は、古田や伊東勤など名捕手のイメージが強い背番号27を背負う。期待をかけられる一方「今年ダメなら円陣禁止」と元木コーチに脅され、番長死守の意味でも勝負の年となる。 (南)

67    山瀬    慎之助  (やませ    しんのすけ)    2001年5月4日生まれ
星稜高時代の相棒・奥川(YS)は飛躍を遂げ、胸に期すものがある。オフに甲斐(SB)らと共に自主トレを敢行し「守備力は申し分ない」と原監督に認められた。その指揮官が「横一線」という正捕手争いに殴り込み。 (トゥ)

69    萩原    哲  (はぎわら    てつ)    1998年5月1日生まれ
振り切るスイングで広角に長打を放つ左打者。プロ1年目の昨季はニ軍公式戦24試合に出場、初本塁打を放った。勝負強い打撃を生かすため、ファームでは一塁や外野にも挑戦。今季は一軍出場のチャンスを掴みたい。 (も)

94    喜多    隆介  (きた    りゅうすけ)    1998年8月25日生まれ
CSで一軍に帯同するもベンチ入りならず。オフには戸郷、横川、戸田、笠島と「TEAM TOGO」を結成し、おそろいのパーカーで自主トレに励んだ。サイドスロー投手だった影響で、二塁への送球はやや横から。 (南)


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【内野手】

00    湯浅    大  (ゆあさ    だい)    2000年1月24日生まれ
LDH系ハンサムボーイ。二、三、遊をソツなくこなし、足も速い。年々出場機会を増やし、首脳陣からの覚えもめでたくなりつつある。球団公式YouTubeでは登場するたびに家族(特に姉)をいじられるのが恒例。 (トゥ)

0    増田    大輝  (ますだ    だいき)    1993年7月29日生まれ
新背番号0を背にレギュラーを狙った昨季は盗塁数が激減。不本意な1年となった。試合前の円陣では、お笑いコンビ・流れ星☆のちゅうえいの一発ギャグを真似て話題に。その動画はちゅうえい本人にリツイートされた。 (南)

2    吉川    尚輝  (よしかわ    なおき)    1995年2月8日生まれ
昨季は108試合出場、守備率は二塁手両リーグ最高の.992。今季より背番号が「2」に変更されレギュラーとしての期待が高まる。チームでは松原選手と仲が良く、球団公式の“ナオマツ”コラボグッズも発売した。 (も)

5    中島    宏之  (なかじま    ひろゆき)    1982年7月31日生まれ
2000本安打まであと101。西武時代が華々しいので物足りなく映るが層の厚い実力主義の中で昨季の81試合出場は立派。不惑を迎える今季は身体にも気を遣い、キャンプ中は一日3度の炭酸風呂を欠かさなかった。 (トゥ)

6    坂本    勇人  (さかもと    はやと)    1988年12月14日生まれ
チームの生え抜きでは最年長の33歳。昨季は史上最年少で通算400二塁打を記録。主将として8季目の今季、絶対的支柱としてチームを日本一へ牽引する。子供達に優しく福祉活動に力をいれるなど実はナイスガイ。 (も)

10    中田    翔  (なかた    しょう)    1989年4月22日生まれ
昨季は電撃移籍するも、持ち味を発揮できず。巻き返しを誓い、オフは後輩の秋広と自主トレを敢行。体重増を目指す後輩のために日夜大量の米を炊き「ちょっと破産しかけています」と秋広の食欲に驚愕した。 (南)

25    岡本    和真  (おかもと    かずま)    1996年6月30日生まれ
5年連続で自主トレを行なった中村剛也内野手(西武)からは「もう教えることあらへん」と感嘆された。韓国ドラマ好きで、昨年は『キム秘書はいったい、なぜ?』に大ハマりし、寝られない日々を過ごしたという。 (南)

32    廣岡    大志  (ひろおか たいし)    1997年4月9日生まれ
打率より出塁率に注目!昨季は内外野6ポジションで出場しチームに貢献。実家は阪神推しの精肉店。巨人移籍直後は阪神一色となったが、現在は巨人廣岡のグッズが所狭しと飾られている。家族愛は信仰を超えた。 (も)

37    若林    晃弘  (わかばやし    あきひろ)    1993年8月26日生まれ
内外野全ポジションを守れるチームに欠かせないユーティリティプレーヤー。実父は元横浜大洋ホエールズの若林憲一。NPBの一軍公式戦としては史上7組目の親子本塁打を達成している。好物は桔梗信玄餅。 (も)

40    中山    礼都  (なかやま    らいと)    2002年4月12日生まれ
ほとんど三振しないことで高校時代から注目を集めていた逸材。高所が苦手でも「ジェットコースターは乗れる」という度胸を持つ一方、将棋が趣味という頭脳的な一面も兼ね備える。好きな駒は「飛車」。 (南)

48    Z.    ウィーラー  (ゼラス・ウィーラー)    1987年1月16日生まれ
昨季は新助っ人が思いもよらずポンコツで、自己最高打率(.289)を記録したこの男がいなければ大惨事だった。今季も新助っ人の合流は遅く、期待は大きい。走攻守に全力で、かつ陽気。人気が出ないわけがない。 (トゥ)

52    北村    拓己  (きたむら    たくみ)    1995年8月29日生まれ
去年の石川県開催試合では凱旋弾を放ち、郷里のファンを沸かせた。内野ならどこでもこなすが、大卒5年目ならばレギュラーの座が欲しい。オフに中島と自主トレして学んだ「視野を広く持つ」ことで定位置奪取を図る。 (トゥ)

55    秋広    優人  (あきひろ    ゆうと)    2002年9月17日生まれ
その秘めたる才能に首脳陣がベタ惚れする2m男。背番号が55に替わり、付いた愛称は「メカゴジラ」。キャンプ中の宿舎のベッドは「斜めに寝ないと足が出る」とのこと。球団には身体に見合った寝具を整えてほしい。 (トゥ)

60    菊田    拡和  (きくた    ひろかず)    2001年7月23日生まれ
昨季は二軍で59試合に出場し、1年目を大きく上回る打率をマーク。着実な成長を遂げる長距離砲は3年目の今季一軍出場を目指す。本業は三塁手だがチャンスを広げるため外野にも挑戦中。いつも元気なのが自慢。 (も)

61    増田    陸  (ますだ    りく)    2000年6月17日生まれ
2022/3/11育成選手から支配下登録
内野全ポジションを守れるユーティリティプレーヤー。年始、今年にかける思いを髪の毛で示すと、五厘刈りに。3月に支配下復帰を果たし、背番号61を再び背負う。憧れの坂本選手に追いつけ追い越せ!期待しかない! (も)


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【外野手】

8    丸    佳浩  (まる    よしひろ)    1989年4月11日生まれ
巨人へのFA移籍後3年連続で20発以上は小笠原道大以来2人目。もうカープから来た選手であることなど誰も覚えていない。今季は10年連続二桁本塁打の記録がかかっている。ミスターの教えを胸に勝つ勝つ勝ーつ。 (トゥ)

9    松原    聖弥  (まつばら    せいや)    1995年1月26日生まれ
初詣でおみくじを引き、凶が出たため別の神社でリベンジ。その後見事大吉を引き当て、真骨頂である粘り強さを正月から発揮した。納会ゴルフではドライバーのヘッドごとぶっ飛ばし、今年のさらなる活躍を予感させた? (南)

13    梶谷    隆幸  (かじたに    たかゆき)    1988年8月28日生まれ
昨季開幕からレギュラーとして結果を残したが怪我で後半戦は出場機会がなかった。移籍当初は一部の横浜ファンから背番号は「3」のままでいいのでは。と囁かれた程の人気と実力の持ち主。永久欠番を覆す活躍を! (も)

23    G.ポランコ  (グレゴリー・ポランコ)    1991年9月14日生まれ
3Aバッファローより移籍
3月からの合流となったが、親友のロハスJr.(阪神)から「自分らしさを突き進むことが重要」と助言を受け、準備は万端。ただ、親友の昨季の成績が振るわなかったことを忘れてはいけない。果して聞き入れるのか? (トゥ)

36    石川    慎吾  (いしかわ    しんご)    1993年4月27日生まれ
昨年のキャンプでは高校以来10年ぶりに捕手を務め、チームの非常時に備えた。ユーティリティぶりをアピールしたが、シーズンでは1割台の打率に終わる。松原聖弥からは「石川さんの顔が欲しい」と憧れられている。 (南)

38    岡田    悠希  (おかだ    ゆうき)    2000年1月19日生まれ
法政大からドラフト5位入団
三拍子全てで勝負できる総合力の高さが売りだが、高校時代は遅刻や寝坊など朝の不安が常に付き纏った。起こしてくれる係がいたという大学時代を経て、プロでは母から買ってもらった目覚まし時計を頼りに生活する。 (南)

39    立岡    宗一郎  (たておか    そういちろう)    1990年5月18日生まれ
今オフは松原と宮崎で自主トレを行った。年々磨きのかかる俊足で一軍定着、2桁盗塁を目指す。うつ伏せでしか眠れないことから、移動の新幹線で頭を後ろにつけて眠れず前に首がたれ、ネクタイを汚してしまうことも。 (も)

43    重信    慎之介  (しげのぶ    しんのすけ)    1993年4月17日生まれ
俊足が売りも昨季は生かせず、球団から「もっと足を使ってほしい」と注文。同タイプだった鈴木尚広元コーチからも「プレイがスマートすぎる」と含蓄のある言葉。大先輩の忠告をしっかり耳に入れてより貪欲になろう。 (トゥ)

44    A.ウォーカー  (アダム・ウォーカー)    1991年10月18日生まれ
米独立リーグ・ミルウォーキーから移籍
米独立リーグでは2年連続で本塁打王とシーズンMVPを獲得したハングリー精神あふれる長距離砲。父は元NFLのランニングバック。MLB通算1386安打を放ったダミオン・イーズリー内野手はいとこにあたる。 (も)

51    八百板    卓丸  (やおいた    たくまる)    1997年1月17日生まれ
昨年は春季キャンプ中に支配下登録を勝ち取り、一軍昇格したその日にヒーローインタビューを受けるなどの活躍でインパクトを残した。毎週日曜放送の『ONE PIECE』を録画で観るのが何よりの楽しみだとか。 (南)


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[ジャイアンツ執筆担当者紹介]
南別府    学(南)
東京生まれの松坂世代。原に憧れプロ野球選手を夢見るも、なぜか卓球部に入部し早々に夢を断念。最近は岡崎郁とデーブ大久保のYouTubeチャンネルを見ることが日課。

トゥームレイダー(トゥ)
愛と憎しみの果て。

もんぷち(も)
もと東京ドームのビール売り。他球団から移籍してくる選手達の黒髪、髭なしの妙な清潔感に違和感と切なさを感じる今日この頃。お気に入りの球団公式グッズはオオシーサー。


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