[はじめに]

ミスタードラゴンズの帰還に舞い上がっていたのは、つい1年前。今年こそ、虎を倒して、鯉釣って、ハマの星座に雲をかけ、燕落として、大男の息の根を止めて勝ち進む姿が見たい。という思いで、選ばれし栄えある竜戦士たちを色んな角度からご紹介。各々戦う顔にて、ご笑覧あれ。Go!! Dash!! Dragons!!
(ドラゴンズ執筆チーム監督:滝河あきら)

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【監督】

73    立浪 和義  (たつなみ かずよし)    1969年8月19日生まれ

早い見極めと即断即決で、1年間に3年分の時計の針を回すようなチーム改革を行ない、ミスタードラゴンズの帰還に浮かれる竜党たちの氣を引き締め続けた。その改革の成果は若手の台頭という形で見え始めている。 (滝)


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【投手】

7    根尾 昂  (ねお あきら)    2000年4月19日生まれ

両腕を広げ深呼吸、ルーティーンの瞬間から目を離せない。投手への変貌を見守る事はきっと幸せなのだ、繭を割り羽ばたく日を敵も味方も心待ちにする。「打席ではMでもマウンドではドS」ならいける。根尾は根尾だ。 (あ)

11    小笠原 慎之介  (おがさわら しんのすけ)    1997年10月8日生まれ
昨季は9、10月の月間MVP、初の2桁勝利を達成。バレンタインチョコも2桁達成とかで、慎之介スマイルも絶好調!    年始には米・マイアミで自主トレを行い大きな収穫も得た。先発の柱、狙え沢村賞とエースの座! (ハ)

12    田島 慎二  (たじま しんじ)    1989年12月21日生まれ
復活を予感させるも昨季は振るわず前半戦のみ21登板、防御率4.57。それでもリリーフとしての登板数は球団歴代単独2位の426に。1001はさすがに遠いがまだまだ伸ばせるはず。再びタジ魔神の意気を! (あ)

13    橋本 侑樹  (はしもと ゆうき)    1998年1月8日生まれ
13番の前任の岩瀬さんばりの絶品スライダーを持ち球とするが、まだまだ持て余している感もある。その姿は「キングダム」の信が王騎将軍から矛を受け継いだばかりの頃の姿に重なる。目指せ球界の大将軍。ルアアア! (滝)

14    谷元 圭介  (たにもと けいすけ)    1985年1月28日生まれ
気が付けばチーム最年長選手となった。40歳現役を目標に、半身浴で日々の疲れを取り除きつつ、マウンドに上がればピンチの芽を取り除く火消しをこなす。移籍7年目だが、もっと昔からチームにいたような存在感。 (滝)

17    柳 裕也  (やなぎ ゆうや)    1994年4月22日生まれ
チームきってのムードメーカーは、京田移籍後、新選手会長となりユニークさもパワー全開。後輩らに檄を飛ばし、チーム力底上げに全力を注ぐ。再びタイトルが獲れるような成績を残しチームの勝利に貢献したいと誓う。 (ハ)

18    梅津 晃大  (うめつ こうだい)    1996年10月24日生まれ
TJ手術からの復活が待たれる大器。延長10回0封の熱投も3年前の話だが、あの姿を見たら、ケガからの復活をどれだけでも待ちたくなる。球団主催のイケメンコンテストで、根尾の4年連続に次ぐ3年連続入賞中。 (滝)

19    髙橋 宏斗  (たかはし ひろと)    2002年8月9日生まれ
2023年WBC侍ジャパン選出
名古屋の東隣の尾張旭出身。尾張旭出身といえば芸人の青木さやかや競艇の滝川真由子('15年女子王座優勝)、さらに昨年のM-1決勝進出のキュウのボケ担当ぴろが台頭したが、最年少WBC侍がご当地No.1だ。 (滝)

20    涌井 秀章  (わくい ひであき)    1986年6月21日生まれ
楽天から移籍
実績抜群の沢村賞投手がやってきた。大野雄との沢村賞コンビに期待。なお沢村賞投手2人同時所属は、チームでは2014年の山本昌・川上以来。2001年の山本昌・今中・川崎以来の3人同時所属も見えてきた。 (滝)

21    岡田 俊哉  (おかだ としや)    1991年12月5日生まれ
先発転向するも2試合で2敗。昨秋からサイドスローに挑戦し2017年WBC代表の縁で日ハム宮西との自主トレを志願。左のリリーフとして勝負をかける矢先の右大腿骨骨折。「絶対復活します」、その言葉を信じる。 (あ)

22    大野 雄大  (おおの ゆうだい)    1988年9月26日生まれ
竜のエースはサービス精神の塊。年始の大文字山トレでは恒例大の字ジャンプ+ウサギジャンプも披露。タティススタイルを着こなす美脚の跳躍力に驚き。昨季は延長10回2死まで走者を許さぬ投球。卯年も熱投に期待。 (あ)

24    福谷 浩司  (ふくたに こうじ)    1991年1月9日生まれ
「教授」と呼ばれるほど、野球に関しても研究熱心であることは周知の通り。昨季は成績不振に終わったが、春季キャンプではフォークを改良し「打者の反応を見るのが楽しみ」と自らも期待する。本領発揮といきたい。 (ハ)

26    石森 大誠  (いしもり たいせい)    1997年12月3日生まれ
即戦力と目されたルーキーイヤーの昨季は活躍できなかったが、即戦力が即戦力じゃないのはよくある話。思い返せば、独立時代の恩師の馬原孝浩さん(元ホークス)も、真価を発揮したのは2年目のシーズンからだった。 (滝)

28    森 博人  (もり ひろと)    1998年5月25日生まれ
ドラフト同期の同じくヒロトが一躍、侍ジャパン入りを果たす一方で、こちらのヒロトも地道に結果を残している。背番号28の先輩である大器・中里篤史に見た古い竜党の夢の続きは、こちらのヒロトが成就させるはず。 (滝)

29    Y.ロドリゲス  (ジャリエル・ロドリゲス)    1997年3月10日生まれ
立浪体制1年目の昨季、大胆な選手起用が多くなされたが、ロドリゲスのセットアッパーへの配置転換が最大のヒットだろう。160km/hの動く直球を連発し、最優秀中継ぎのタイトルを獲得。でも早起きが苦手。 (滝)

31    仲地 礼亜  (なかち れいあ)    2001年2月15日生まれ
沖縄大からドラフト1位入団
春季キャンプ地読谷村出身、中学生の頃はキャンプを手伝ったことも。2月の練習試合で22歳の誕生日に早速バースデー&凱旋登板を果たした。名古屋では雪を初体験し「手袋の大切さを知った」。はにかむ笑顔に虜。 (あ)

33    祖父江 大輔  (そぶえ だいすけ)    1987年8月11日生まれ
少年野球チーム「中川青葉」で野球を始め、愛知大学で投手に転向。トヨタ自動車を経て2014年に中日へ。地元をこよなく愛するリリーバーは「中川の星」いや「中日の星」。ヒゲ復活で眼光ビームにも迫力が増す。 (ハ)

34    福 敬登  (ふく ひろと)    1992年6月16日生まれ
国指定の難病「黄色靱帯骨化症」の手術を昨年10月に終え、同じ症状に苦しむ人を勇気づけるためにも公表した左腕。支配下継続は早期復帰期待の証、キャンプでは打者相手への投球も5か月ぶりに再開。待ってます! (あ)

36    岡野 祐一郎  (おかの ゆういちろう)    1994年4月16日生まれ
岡野の古巣の東芝は、DeNAとの協業を検討しているとのこと。そして、岡野と同い年の笠原と京田は、奇しくも同じくDeNAへトレードになった。さて、エネルギーとエレクトロニクスの岡野はどうするか。 (滝)

38    松葉 貴大  (まつば たかひろ)    1990年8月14日生まれ
オリックス時代から6年ぶりに100イニング達成。仕事はテンポよく進め定時退社はお手の物。今季は残業や出張も厭わない。マイペースを貫きながら、仕事始めの偉業にも名乗りを上げるGUTS!あり。 (あ)

40    森山 暁生  (もりやま あきお)    2005年1月11日生まれ
阿南光高からドラフト3位入団
目指す先輩は大野雄、スタイルは先発完投、獲りたいのは沢村賞と語る大型高卒左腕。地元徳島を出て初の寮生活はお供のカビゴンのぬいぐるみと添い寝してリラックスして。お立ち台で披露するため阿波踊りも練習中。 (あ)

41    勝野 昌慶  (かつの あきよし)    1997年6月12日生まれ
昨年0勝という結果には本人も不甲斐なさを感じているはず。昨季からスライダーの改良に取り組み、最近では「いい調子に仕上がっている」と表情も明るい。開幕一軍に名を連ねられるにはケガをしない体作りも課題。 (ハ)

46    鈴木 博志  (すずき ひろし)    1997年3月22日生まれ
ソロキャンプはやらない(?)右腕「ヒロシです」。スピンの効いた最速157km/hの直球が武器。持ち球のカットボールについては、春季キャンプで憲伸さんからの助言を受け実践。先発ローテ奪取へ猛アピールだ。 (ハ)

47    砂田 毅樹  (すなだ よしき)    1995年7月20日生まれ
横浜DeNAから移籍
トレードで栄えある竜戦士となった。三が日からナゴヤ球場で自主トレをし、『伝統の』青を纏う準備は万端。本拠地バンテリンで好成績なのは頼もしいが、今までは相手がドラゴンズ打線だったからというのは内緒の話。 (滝)

50    清水 達也  (しみず たつや)    1999年11月3日生まれ
2017年、夏の甲子園で優勝した花咲徳栄のエース。リリーフ投手に専念した昨季は54試合に登板し防御率3.04と役割を果たした。イケメンでクレバーなたっちゃんには女性ファンも群がる。目指すは浅尾拓也! (ハ)

54    藤嶋 健人  (ふじしま けんと)    1998年5月8日生まれ
高校時代は闘争心むき出しで戦っていたが、最近ではすっかり優しいパパの顔に。昨季は7月に大野の代役として急遽先発し、3回無失点と好投。何事も「一生懸命」。今季もチームメイトを笑顔のハイタッチで迎える。 (ハ)

59    山本 拓実  (やまもと たくみ)    2000年1月31日生まれ
昨季中継ぎに転向し30登板、監督からの「マウンドに行ったらケンカ」を胸に1勝4H。夏からスタミナ増を狙い身長167cmで人生最重量という体重80kgまで鍛え上げた。今年も同じ身長の先輩谷元と自主トレ。 (あ)

64    福島 章太  (ふくしま しょうた)    2002年10月24日生まれ
ドラ4指名で入団→育成契約を経て、再度、支配下登録を勝ち取った。ずんぐりとした体格でパワフルな投球を披露する姿は、豪南実業の栗丸保を彷彿とさせる。「栗丸保って誰?」と思ったら、「H2    栗丸保」で検索。 (滝)

67    上田 洸太朗  (うえだ こうたろう)    2002年9月6日生まれ
高卒2年目で迎えた昨季、持ち前の緩急と制球を駆使してプロ初勝利をあげた。そのクレバーな投球は同じく左投手である栄京学園の広田に重なるところもある。「広田って誰?」と思ったら、「H2    広田」で検索。 (滝)

70    近藤 廉  (こんどう れん)    1998年9月22日生まれ
育成指名で入団し、早々に支配下契約となったが、相次ぐケガで真価を発揮できていない。まさか、橘英雄に紹介された病院で診てもらってはいないだろうか。「なんのこと?」と思ったら、「H2    上武医院」で検索。 (滝)

92    R.マルティネス  (ライデル・マルティネス)    1996年10月11日生まれ
登板56試合で39S。2017年当時の監督森繁和氏が見込んでの育成入団から遂にタイトル獲得、絶対的守護神に!バンテリンでの痺れる登場ムービーを今季も是非。投げるときの雄叫びは「よっしゃ」と聞こえる。 (あ)


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【捕手】

27    大野 奨太  (おおの しょうた)    1987年1月13日生まれ

昨季8月21日のヤクルト戦でスタメンマスクをかぶると、若い上田をうまくリードし、ノリノリだった村上に対しては全球内角要求の大胆なリードを披露。これぞ実績と経験のなせる業。感動しました、本当に。 (滝)

35    木下 拓哉  (きのした たくや)    1991年12月18日生まれ
昨季は120試合、466打席に立ち、自身初の規定打席に到達したが、最下位という結果に苦い表情。野手の顔ぶれがガラリと変わった今季だが、ディフェンス重視で「先発投手に勝ちを!チームに勝利を」と誓う。 (ハ)

43    味谷 大誠  (みや たいせい)    2003年6月14日生まれ
名古屋弁話者にとって、この選手ほど発音しやすい苗字はないだろう。まだ高卒2年目。いつか活躍し名を馳せて、自身の名前をもじった冠ラジオ番組を持ってほしい。もちろん番組名は「味谷大誠の聞いてみや~」。 (滝)

44    郡司 裕也  (ぐんじ ゆうや)    1997年12月27日生まれ
竜に2人いるマリーンズJr.出身捕手。外野争いに参戦するも今季は再び念願の捕手で勝負。遠回りしたが強みの打撃と選球眼がさらに磨かれたはず。オフに行われた加藤翔平とのファンミは即完、追加も組まれた。 (あ)

57    山浅 龍之介  (やまあさ りゅうのすけ)    2004年4月21日生まれ
聖光学院高からドラフト4位入団
高校時代の成績はオール5。福谷、山本、根尾らの文武両道の系譜を受け継ぐ高卒ルーキー。春季キャンプでなんと異例の一軍抜擢。公式戦で、龍之介→龍空のダブルドラゴンによる二盗封殺が実現する日も近そうだ。 (滝)

58    石橋 康太  (いしばし こうた)    2000年12月7日生まれ
竜に2人いるマリーンズJr.出身捕手。OB藤井淳志の付けた愛称「ジャガ」が浸透、ジャガさんと呼ばれるまでに後輩も増えた。昨季は木下拓の離脱時や同期のアキラの登板時に存在感。手術からの復帰が待たれる。 (あ)

69    加藤 匠馬  (かとう たくま)    1992年4月29日生まれ
千葉ロッテから移籍
トレードで出戻り復帰。トレードでの退団→再入団は、音重鎮(現チーフスカウト)と山田和利以来、チームでは27年ぶり。地を這う強肩バズーカと気流に乗る送球。還ってきたぜ、ここしかないぜ、それ加藤匠馬。 (滝)


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【内野手】

2    田中 幹也  (たなか みきや)    2000年11月28日生まれ

亜細亜大からドラフト6位入団
ドラフト上位確実と目されていた逸材を、まさかの6位指名で獲得することができたのは、ドラゴンズにとっては相当な僥倖だった。田中の獲得があればこそ、二遊間の改革を大胆に推し進めることができたのだろう。 (滝)

3    高橋 周平  (たかはし しゅうへい)    1994年1月18日生まれ
チームの課題、得点力不足を解消するにはやはりこの選手の活躍が鍵。自ら今季を「ラストチャンス」と覚悟し、年始から大島塾で体をいじめ抜いた。ファンは背番号3が覚醒する姿を見たいのだ。そうなんだよ、周平!! (ハ)

5    村松 開人  (むらまつ かいと)    2001年1月6日生まれ
明治大からドラフト2位入団
大学3年時には3割6分超え。昨年は秋季リーグ優勝、明治神宮大会で日本一に耀くなど主軸となってチームに大きく貢献。当然ドラゴンズでも勢いそのままに初年からタイトル狙う!    裏ではカワウソを可愛がる癒し系。 (ハ)

25    石川 昂弥  (いしかわ たかや)    2001年6月22日生まれ
昨季5月はチームトップタイのホームラン5本を記録。年間何本か?    と期待高まる中での負傷離脱は辛かった。今季こそ4番昂弥がホームラン、昂る一打を見せてくれ!    希望の果てにバンテリンドームの歴史は変わる。 (あ)

32    石垣 雅海  (いしがき まさみ)    1998年9月21日生まれ
激しい内野争いで長打がある=最大の武器。打てる人をずっと探しているのに昨季ホームラン3本じゃ物足りない。6年目にして初のお立ち台、封印していたダジャレを監督の助言で解禁。カットボール以外もかっとばせ! (あ)

37    濱 将乃介  (はま しょうのすけ)    2000年5月3日生まれ
福井ネクサスエレファンツからドラフト5位入団
休日には海へ行き、待つのが嫌いなので釣りはせず、海に入って銛で魚を突く。魚に詳しくないので、何の魚かはわからない。突いた魚は食べるのかと思いきや、魚を食べるのは苦手。すべてTV番組で本人が語った内容。 (滝)

45    龍空  (りゅうく(つちだ りゅうく))    2002年12月30日生まれ
今季から登録名を「龍空」とし、背中には「RYUKU」のアルファベットが輝く。年始には憧れの広島・菊池涼介に弟子入りし捕球の感覚を養った。新人の加入で競争が激化する遊撃奪取に沸々と闘志を燃やす。 (ハ)

48    溝脇 隼人  (みぞわき はやと)    1994年5月17日生まれ
昨季は開幕カード3戦目で決勝打!    立浪監督に初勝利を届けた。ケガがちだったが初の一軍完走。竜の出世順位ドラ5も11年目、内野のユーティリティと代打で生きるか同郷荒木コーチの後継者に滑り込むかの正念場。 (あ)

51    髙松 渡  (たかまつ わたる)    1999年7月2日生まれ
滝川二高時代はその俊足から「滝二のイチロー」と呼ばれていたが、今季から本家と同じ背番号を背負うこととなった。イチローは愛知で生まれ育ち、兵庫で花開いた。兵庫で生まれ育った髙松は、愛知で花開くのか。 (滝)

55    福田 永将  (ふくだ のぶまさ)    1988年7月23日生まれ
美しい放物線、魅惑のバット投げ、「まぁ一本、まぁ一本」と見たくなる。「たいがいにしとかなかんよ」と言われるまでホームランを打ってほしい。人呼んでKウインナー打法。いや、いま私が思いついたんですけどね。 (滝)

56    星野 真生  (ほしの まお)    2003年12月1日生まれ
忠臣蔵で有名な吉良上野介の領地、愛知県旧吉良町出身。全国的には悪玉の上野介だが、地元では塩田を整備し堤防を築くなどした名君として称えられている。星野にも、吉良の方々の深い地元愛による後押しがあるはず。 (滝)

63    堂上 直倫  (どのうえ なおみち)    1988年9月23日生まれ
昨年9月に1000試合出場を達成。尾張のプリンスもベテランの域に達し、ここ数年は世代交代の波で存在が薄れがちだが内に秘めたドラゴンズ愛は人一倍熱い。チームファースト。直倫がいてこそチームの質が上がる。 (ハ)

66    D.ビシエド  (ダヤン・ビシエド)    1989年3月10日生まれ
ご存じ竜の主砲も来日8年目。一部の竜党の気がかりはビシエドの息子が読売の坂本ファンだという事実。しかし、ドラゴンズの二遊間には新時代が到来している。きっと間もなく現れる竜のスター遊撃手に鞍替え確定。 (滝)

68    福永 裕基  (ふくなが ひろき)    1996年9月16日生まれ

日本新薬からドラフト7位入団
専修大学出身。竜と専大といえば、'89年ドラフトで専大内定の種田仁の強行指名により疎遠なのでは?    と思われるかもしれないが、'91年ドラフトで専大卒の佐野心を指名しているので、恐らくわだかまりはない。 (滝)

99    O.カリステ  (オルランド・カリステ)    1992年2月3日生まれ
モンテレイ・サルタンズから入団
内野も外野もこなせる万能選手。立浪監督がドミニカに赴いて獲得してきたのだから、きっと監督のために尽くしてくれるだろう。チームが苦境に陥る時には、きっと一軍にオルランド。どんなポジションもおまカリステ。 (滝)


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【外野手】

0    細川 成也  (ほそかわ せいや)    1998年8月4日生まれ

横浜DeNAから移籍
現役ドラフトで移籍した「ハマのヘラクレス」は、『伝統の』青を纏うとともに「竜のヘラクレス」という一層強そうな異名にアップデート。そして「当たれば飛ぶ」という評価も「当たるし飛ぶ」にアップデートを期待。 (滝)

4    鵜飼 航丞  (うかい こうすけ)    1999年5月30日生まれ
力強いスイングとロングアーチが魅力。ルーキーイヤーの昨季は故障もあったが、春季キャンプで和田コーチの指導の下にテニス打法にも取り組んだ。今季はスタメンフル出場とホームラン量産でチームを勝利に導きたい。 (ハ)

8    大島 洋平  (おおしま ようへい)    1985年11月9日生まれ
残り115本に迫る2000本安打は通過点。11年連続規定打席到達の戦う背中の説得力よ。37歳にして上がっているというコンディション、心身ともにどうなってんの?    目標は45歳まで現役。大島プロならやる。 (あ)

9    A.アキーノ  (アリスティデス・アキーノ)    1994年4月22日生まれ
シンシナティ・レッズから入団
竜党が待望した久々の「億超え」助っ人長距離砲。規格外のパワーとメジャー屈指の強肩を持つ。つまりはウッズ+アレックス。足しても2で割るなんてケチなことはせずに期待したい。勇ましく逞しく蹴散らせアキーノ。 (滝)

23    福元 悠真  (ふくもと ゆうま)    1999年12月1日生まれ
昨秋のフェニックスリーグで大活躍し、レギュラーを虎視眈々と狙う大卒2年目。まずは代打でのアピールが現実的か。23番の先輩の川又米利ばりの代打男ぶりを発揮し、あっとユウマのレギュラー奪取に期待したい。 (滝)

30    三好 大倫  (みよし ひろのり)    1997年9月28日生まれ
野本圭スカウトが「三好には勇気がある」と評価し指名に至った。チーム屈指の脚力を活かした守備と走塁、シャープな打撃、大島・岡林を脅かす存在なのは間違いない。3年目を迎える今季こそ、輝け羽ばたけ三好大倫。 (滝)

42    ブライト 健太  (ぶらいと けんた)    1999年5月7日生まれ
昨季のドラ1はケガもあり二軍暮らし。だがフェニックスでは脚で魅せ2月の練習試合では2戦連続マルチHR、声出しも率先しアピール充分!    自主トレは理想と語るヤクルト塩見に弟子入り。師匠と一軍で対戦も近い。 (あ)

49    伊藤 康祐  (いとう こうすけ)    2000年2月3日生まれ
鵜飼とチームメイトだった中京大中京高校時代には、2017年夏の甲子園でバックスクリーンへ先制本塁打も。6年目の今季は自慢の脚力に一層の磨きをかけ、守備や走塁で一軍出場を増やして存在感を見せつけたい。 (ハ)

52    加藤 翔平  (かとう しょうへい)    1991年3月28日生まれ
リストバンドや膝当てに赤を取り入れるのは、少年時代、新庄剛志に憧れていたから。昨季は代打や代走、守備固めとして66試合に出場。貴重な存在になった。岡林に頼られるが、まんざらではない様子の優しいアニキ。 (ハ)

53    後藤 駿太  (ごとう しゅんた)    1993年3月5日生まれ
昨季トレードで栄えある竜戦士となった。守備で期待通りのファインプレーを見せ、なんとオフには山本由伸と髙橋宏斗の仲立ちをし、現役最強投手のもとに竜の若きエース候補を送り込む超ファインプレーを見せた。 (滝)

60    岡林 勇希  (おかばやし ゆうき)    2002年2月22日生まれ
最多安打にGG賞、セ・リーグ最年少、外野部門でベストナインに選ばれるなど、昨季は大ブレイクの年となった。新リードオフマンとして迎える今季、どんな活躍でファンを楽しませてくれるのか。伸びしろは満載だ。 (ハ)

96    Z.アルモンテ  (ソイロ・アルモンテ)    1989年6月10日生まれ
モンテレイ・サルタンズから入団
物心ついたばかりのファン(4歳)が瞬時に顔と名前を一致させるも'20年退団。「アルモンテ……なんでいないの?」という問いに答えられる日が来るとは。まさかの出戻り、髭はお守りだからOK、アァ~ルモンテ! (あ)

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[ドラゴンズ執筆担当者紹介]
ハワイアーナ

子どもの頃、帽子はブルー(みずいろ)のCDキャップしか買ってもらえず不満を覚えたことも。今季こそ竜戦士が下剋上を起こすと信じ応援!「すべては勝利のために」。

あーる
東京都八王子市出身の呑気な43歳。’13年から追い始めた為強竜をまだ知らない。東京の下町に在住しブライト健太の活躍に期待している。週末は学童野球観戦にも勤しむ。

滝河あきら
愛知県尾張旭市出身、名古屋市在住の内気な37歳。「髙橋宏斗と同じ尾張旭市出身です」と言える悦びを感じる今日この頃。カスガリアンもコマキラーも、もう何も怖くない。


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