[はじめに]
「バファローズがリーグ3連覇しているんだから、ウチだって!」球団設立の経緯を覚えている犬鷲党の叫びが聞こえます。「新規参入」から20周年、ついに球団より若いルーキーも入団しました。今年こそリーグ優勝、そして日本一を再び掴む東北楽天ゴールデンイーグルスを、熱い偏愛を込めて紹介させて『いただき!』ます。
(イーグルス執筆チーム監督:森杉駿太郎)

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【監督】

98  今江 敏晃  (いまえ としあき)  1983年8月26日生まれ
今季より就任
ワイルドな「今江年晶」も今は昔、爽やかスマイルが素敵なNPB最年少監督。PL学園硬式野球部の2年後輩で『バトルスタディーズ』の作者・なきぼくろ氏との対談記事における、同氏の尋常ならざる緊張ぶりは必見。 (森)


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【投手】

11  岸 孝之  (きし たかゆき)  1984年12月4日生まれ
昨年5月2日の地元・仙台でのロッテ戦でプロ51人目となる150勝を挙げた。昨季9勝はチーム最多勝。練習を眺める今江新監督は「顔ちっちゃくてさぁ、細くてさぁ、野球できてさぁ……」と羨望(?)の眼差しで。 (さ)

13  C.ポンセ  (コディ・ポンセ)  1994年4月25日生まれ
日本ハムから移籍
北海道から南下した「熊」。入団会見では「あの強敵の楽天と戦わなくていい安堵感もありつつ、日本に再び戻る事ができて非常に嬉しい」とファンを喜ばせる一言。実は楽天戦は通算3勝1敗で勝ち越しているのは秘密。 (森)

14  則本 昂大  (のりもと たかひろ)  1990年12月17日生まれ
2023年チームで唯一の規定投球回到達。投球動作でグラブを構えた際に縦書きした刺繍が読める、というこだわりを持つ。縦書き刺繍を球界に広く流行らせたい思いが。今季は投手キャプテンに就任。抑えに回る予定。 (さ)

17  古謝 樹  (こじゃ たつき)  2001年8月18日生まれ
桐蔭横浜大からドラフト1位
神奈川県出身の2023年ドラフト1位選手。最速153キロ左腕投手。変化球の精度が高く即戦力としての期待が高い。入寮時にはサポートしていたボーイズリーグの選手たちからもらった熊のぬいぐるみを持ち込んだ。 (さ)

18  田中 将大  (たなか まさひろ)  1988年11月1日生まれ
日米通算200勝まであと3勝に迫っている。オフに肘を手術。キャンプでは15年ぶりとなるワインドアップに挑戦している。手術からの完全回復とワインドアップ復活となればファンの開幕への期待は相乗的に高まる。 (さ)

19  荘司 康誠  (しょうじ こうせい)  2000年10月13日生まれ
今オフは人生初の渡米、ドライブラインで1週間自主トレを実施した。動作解析を通して体の使い方に課題を見出した。規定投球回達成と2桁勝利を目標に挙げ、チームの大黒柱を目指し新エースの座を掴みに行く。 (さ)

20  N.ターリー  (ニック・ターリー)  1989年9月11日生まれ
広島から移籍
昨季は防御率1.74と好調。新天地への順応がカギのNPB3年目だが、MLB時代の同僚・ポンセも同時加入でそのような不安はない。緩急自在の打ちニックい投球で、パの強打者もぐっターリーすること間違いなし。 (森)

21  早川 隆久  (はやかわ たかひさ)  1998年7月6日生まれ
ピースしながら湯船に浸かっていてチームメイトに不審がられたが、指先をふやかしたくなかったため人差し指と中指を浸さないようにしていた。今オフ、オーストラリアウィンターリーグに派遣され、進化の手応えあり。 (さ)

22  小孫 竜二  (こまご りゅうじ)  1997年9月15日生まれ
即戦力として期待された昨季、終わってみると一軍4試合で0勝0敗。オフは酒居に弟子入り。2年目はチームの勝利に貢献出来るパフォーマンスの安定と、苦手と言う「注射とジェットコースター」の克服を祈りたい。 (も)

28  酒居 知史  (さかい ともひと)  1993年1月2日生まれ
ロッテ→楽天に来て早丸4年。昨シーズン開幕から13試合連続無失点を記録、最終防御率2.98でチームを支えた笑顔優しい右腕。インスタを始めたがフォロワーが伸びず更新も控えめ。今年の活躍と共に増えるはず。 (も)

29  高田 孝一  (たかだ こういち)  1998年6月3日生まれ
4年目右腕。2023年は中継ぎ7登板で勝敗つかず。チームへの貢献を胸に、ポジションに一切こだわらず挑戦する1年に。リアリティーショー『バチェラー』好き。いつか出られるくらい野球で名を馳せて欲しい。 (も)

31  渡辺 翔太  (わたなべ しょうた)  2000年10月29日生まれ
ルーキーイヤーはパームボールを武器に51登板の大活躍。「Snow Man」やM-1ファイナリスト「くらげ」、同じ仙台市を拠点とする仙台89ERSのPGなど、近年盛り上がる「渡辺翔太」界の頂点を目指す。 (森)

38  弓削 隼人  (ゆげ はやと)  1994年4月6日生まれ
チームメイトの宮森に身長が2mm負けてしまって悔しいので、食べられる物は食べてコンディションを整えて身長を1mmでも伸ばしたい。2023年は一軍登板12試合と不本意だったため、今季復活を望む。 (さ)

40  櫻井 周斗  (さくらい しゅうと)  1999年6月25日生まれ
DeNAから現役ドラフトで移籍
2018年DeNA入団→ケガで育成→再支配下→現役ドラフトで楽天に。日大三高時には二刀流も期待された左腕は生まれ変わったら卓球選手が良いほどの卓球好き。切れ味鋭い縦スライダーは転生後にもきっと有効。 (も)

41  伊藤 茉央  (いとう まお)  2000年11月19日生まれ
フォーシームより速い最速150km/hの高速シンカーで1年目からリリーフ陣に殴り込み。だが『パワプロ』では仕様上140km/h前後と「魔球」を再現し切れていない。どうかゲームシステムの抜本的な改革を! (森)

43  宋 家豪  (ソン・チャーホウ)  1992年9月6日生まれ
すっかりおなじみ来日9年目。昨季はWBC台湾代表に始まり、通算100Hも達成し充実の年。通訳の林岳賢さんとの息の合ったコンビも健在で、休日はそれぞれ別行動なのに仙台うみの杜水族館で遭遇したことがある。 (森)

45  松井 友飛  (まつい ともたか)  1999年10月11日生まれ
松井裕樹は海を渡ったが、まだ松井トモタカがいる。シンカーが武器の長身右腕の先発候補と「先代」とは何から何まで違うが、友飛は友飛。プロ初勝利の昨季からさらに成長し、東北そして故郷穴水を元気づける快投を! (森)

46  藤平 尚真  (ふじひら しょうま)  1998年9月21日生まれ
U-15の野球日本代表、かつ陸上・走高跳でジュニア五輪優勝の“スーパー中学生”だった2016年ドラ1。オフには中学生に夢を追う努力の大切さを講義。8年目は先発→中継ぎに転向。輝きを取り戻す一年に期待。 (も)

47  藤井 聖  (ふじい まさる)  1996年10月3日生まれ
7月に一軍に合流した昨季は先発にリリーフに存在感を発揮。愛読する『MAJOR』の主人公・茂野吾郎のような万能左腕としてさらなる飛躍に期待。東洋大時代の女房役は佐藤都志也(ロッテ)。やはり実質茂野吾郎。 (森)

49  西垣 雅矢  (にしがき まさや)  1999年6月21日生まれ
2023年は故障で一軍登板1試合。今オフ母校の野球教室で、大学生まで逆上がりが出来なかった経験を告白し、体の使い方を小さい頃に遊びながら学ぶ大切さを力説。体と対話し怪我無く活躍出来る3年目にしたい。 (も)

52  津留﨑 大成  (つるさき たいせい)  1997年10月10日生まれ
西垣と安田の引っ越しを手伝い家具購入の相談に乗ってあげる、優しい男・津留﨑。曰く「西垣と安田は自分のことを引っ越し業者だと思っている」とのこと。オフに肘の手術を受けたが、開幕に間に合うよう調整中。 (さ)

53  坂井 陽翔  (さかい はると)  2005年4月5日生まれ
滝川第二高からドラフト2位
高校時代に全国大会未経験ながらドラフト上位で指名された好素材。好きな食べ物はいちご、楽天ファンに聞きたいことは「東北には何がありますか?」。そんなキミに朗報!    宮城県沿岸部は東北一のいちごの産地です。 (森)

54  日當 直喜  (ひなた なおき)  2005年7月6日生まれ
東海大菅生高からドラフト3位
「ひあたり」「にっとう」ではなく「ひなた」。190cm・105kgの大型選手ながら、大きな故障をしたことがない体の強さが持ち味。快速球とフォークを武器に仕事をこなし、日当……ではなく年俸アップに挑む。 (森)

56  鈴木 翔天  (すずき そら)  1996年8月19日生まれ
5年目の昨シーズンはリーグ最多タイの61登板にプロ初セーブ、自己最高の22ホールドの活躍。富士大3年次の八工大戦で15奪三振&完全試合を記録した自信と、ピアノで培った大きな掌で最多勝投手を目指す。 (も)

57  瀧中 瞭太  (たきなか りょうた)  1994年12月20日生まれ
昨年5/14にノーヒットノーラン未遂。9回1死で西武平沼にヒットを許したが、昨シーズンの自身ベストピッチとなった。この日はおじいちゃんの誕生日でもあったので良い思い出に。もし兄にするなら則本さん。 (さ)

58  辛島 航  (からしま わたる)  1990年10月18日生まれ
近年は「困ったときのボブ(川井貴志)」的な貢献も、あくまで目標は年間を通じた活躍。公式動画「選手同士のタレコミがすごかった!」にて何もタレコめなかったため「周りをよく見られる人間」も目標に掲げている。 (森)

59  泰 勝利  (たい かつとし)  2003年11月11日生まれ
肘の手術で昨季全休もリハビリ生活で身体管理の重要性を再確認。練習動画が並ぶInstagramの投稿はその表れだが、よく見ると寮の外で雪だるま作りも楽しんでいるあたり、やはり南国・奄美大島出身の20歳。 (森)

60  松田 啄磨  (まつだ たくま)  2002年2月26日生まれ
大阪産業大からドラフト5位
グラブに刺繍された「頭を使え」は、父親の教えであり座右の銘。大産大4年春の阪神大学野球リーグ戦では最優秀投手賞。コロナ禍で練習ができない時期に岸の投球動画を見て研究し大きく縦に割れるカーブを習得した。 (さ)

64  林 優樹  (はやし ゆうき)  2001年10月29日生まれ
ルーキーイヤーは二軍でじっくり修業を積んだ期待の左腕。オフに肘の手術を受けたので2024年は試合復帰に向けてのリハビリが主となる。スライダーを武器に一軍の舞台へ向けて羽ばたいてほしい。 (さ)

67  大内 誠弥  (おおうち せいや)  2006年3月9日生まれ
日本ウェルネス宮城高からドラフト7位
楽天ファン歴12年の地元・宮城県出身。5歳の誕生日を迎えた2日後に東日本大震災に遭った。復興中の当時、楽天の優勝に勇気づけられた。191cmの長身から投げ下ろされる角度あるストレートが最大の武器。 (さ)

69  内 星龍  (うち せいりゅう)  2002年4月24日生まれ
各球団に一人はいる「ジェネリック山本由伸」の楽天モデル。リリーフで大活躍→先発転向の流れは「本家」と同様。すると近い将来のMLB移籍が心配だが、ならその前にいっそ24勝0敗1Sの大活躍をお願いします! (森)

71  吉川 雄大  (よしかわ かずき)  1996年12月12日生まれ
昨季は二軍で40登板も一軍登板なし。高校時代、県大会期間中に寮で同部屋だった太田と同時に高熱を出しながら試合出場、勝利した経験も。今季はぜひ一軍でそのタッグをもう一度!    でも体調不良は再現しないでね。 (森)

72  宮森 智志  (みやもり さとし)  1998年5月28日生まれ
一昨年に鮮烈な一軍デビューを果たすも、昨季は防御率7点台と苦しいシーズンに。193cmの長身を活かすため、体重100kgを目指し食トレと身体づくりに励む。まずは隙あらば泉犬鷲寮の棒餃子を食べて下さい。 (森)


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【捕手】

2  太田 光  (おおた ひかる)  1996年10月14日生まれ
昨シーズンは104試合に出場、リーグ最多の28犠打を記録。シーズン途中、後藤コーチから「最多犠打を取ったらいい靴買ってあげるよ」と言われ、バント練習に一層力が入り、欲しかったスニーカーを手に入れた。 (さ)

44  田中 貴也  (たなか たかや)  1992年8月27日生まれ
今オフ、巨人在籍中からのパートナーの方と結婚。同じくオフにプロ麻雀リーグ「Mリーグ」と腕自慢のプロ野球選手による「プロ野球新春麻雀交流戦」で驚異のビタ止めが話題に。正捕手争いでも役満を期待! (も)

55  安田 悠馬  (やすだ ゆうま)  2000年3月3日生まれ
豪打覚醒間近の3年目。オフに退寮し、ヨドバシカメラで家電を買い込み気合十分。公式動画「今年やっちまったこと2023」で語った内容がほぼ全て自主規制されたので、新生活で羽目を外さぬよう気を付けましょう。 (森)

65  堀内 謙伍  (ほりうち けんご)  1997年4月15日生まれ
2015年のWBC U-18でベストナインを獲得した捕手、草薙のホリケンも9年目。炭谷が抜けた今年こそ、お家で帰りを待っている愛犬の黒色豆柴犬オーランドのためにも一軍レギュラー捕手の座を掴みたい。 (も)

70  石原 彪  (いしはら つよし)  1999年3月8日生まれ
高校の同期・山本祐大がDeNA捕手陣で台頭。かつて「背番号2」だった石原も負けられない。春季キャンプの公式練習動画では特守・トーク・カメラ回し・インタビュアーと八面六臂の活躍で、的場コーチから太鼓判。 (森)


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【内野手】

0  小深田 大翔  (こぶかた ひろと)  1995年9月28日生まれ
昨年6/8の阪神戦、1点ビハインドの9回2死一・二塁の場面で起死回生の3ランホームランを放った。直前の8回に小郷の失策絡みで逆転されてしまったが、このホームランで再逆転、落ち込むチームメイトを救った。 (さ)

3  浅村 栄斗  (あさむら ひでと)  1990年11月12日生まれ
2023年最多本塁打を獲得(3選手同数)、33歳となった今も衰えることない活躍を見せる。口数少なく目立ちたがるタイプではないが、アンパンマングミやアンパンマンチョコレートを好んで食すお茶目な部分も。 (さ)

4  阿部 寿樹  (あべ としき)  1989年12月3日生まれ
2023年本人の印象に一番残っていることは、交流戦で中日のマスコット「ドアラ」と話せたこと。あの無表情な笑顔に一方的に話しかけたというが、動画を見るに楽しそうに会話をしていた(おそらく心の言語で)。 (さ)

5  茂木 栄五郎  (もぎ えいごろう)  1994年2月14日生まれ
2023年は一軍8試合15打席。2023年4月7日に国内FA権を取得したが、4/19の試合後、打撃不振からファームへ。楽天優勝へ貢献したいとの思いを持って残留を決意。今江新監督のもと、優勝を目指す。 (さ)

7  鈴木 大地  (すずき だいち)  1989年8月18日生まれ
2023年7月2日のロッテ戦で史上204人目となる1500試合出場を達成、自軍のファンのみならず古巣の相手チームのファンからも温かい拍手が。35歳を迎える今季も強い気持ちでレギュラー奪取を狙う。 (さ)

23  M.フランコ  (マイケル・フランコ)  1992年8月26日生まれ
エスコンフィールド開幕戦での一撃を筆頭に、昨季は95試合で12本塁打。日本での生活にも慣れ、MLB通算130本の大砲が本領発揮へ。生魚を食べる文化こそ苦手だが、牛たんとずんだ餅は舌に合い仙台的には◎。 (森)

24  黒川 史陽  (くろかわ ふみや)  2001年4月17日生まれ
地道にやり続けたパフォーマンス「Let's go しろ〜」が流行り、街中でも「しろポーズ」をしてくれるファンもいた。5年目の今シーズン、一軍で安定した活躍ができるよう一日一日を全力で、練習あるのみ。 (さ)

30  平良 竜哉  (たいら りゅうや)  1998年7月9日生まれ
即戦力と期待されながら1年目は一軍デビューならず。「タラちゃん」(by黒川)な髪型を一新し、春季キャンプにはまさかの丸坊主で登場。二軍コーチ時代からの今江監督の注目に応えるべく、打って走って声を張る。 (森)

34  山﨑 剛  (やまさき つよし)  1995年12月29日生まれ
村林らが台頭する中、不動のレギュラー定着を目指し今年もフィールドを縦横無尽に駆け回る。年々洗練されるファン感恒例のルーキーパフォーマンスの度に、2018年の「なんで脱いだの?」なダンスが蒸し返される。 (森)

39  伊藤 裕季也  (いとう ゆきや)  1996年8月30日生まれ
昨季はプロ5年目にして初の開幕スタメンを果たし、ファイターズの新ホーム球場「エスコンフィールド HOKKAIDO」で、球場初本塁打を放った。大学の同級生・小郷と仲が良く「おごゆき」タオルも人気。 (さ)

42  山田 遥楓  (やまだ はるか)  1996年9月30日生まれ
日本ハムから移籍
育成契約で新加入も早々に支配下登録。新天地でも持ち前の守備と声出しで「とにかく明るい鷲男」になる。節分にはさっそく鬼のアフロとパンツを纏いハッスル。Don't worry, he's wearing! (森)

48  渡邊 佳明  (わたなべ よしあき)  1997年1月8日生まれ
ショート以外の内外野全部カバーできるスーパーユーティリティ。昨シーズンはファームで首位打者を獲得。名門横浜高校元監督の祖父に当初は反対された野球の道。努力で切り開いて6年目の今年、更に輝け佳明! (も)

60  ワォーターズ 璃海ジュミル  (わぉーたーず りかいじゅみる)  2005年10月14日生まれ
日本ウェルネス沖縄高からドラフト4位
100m11秒台の快足ルーキー。今季は左膝のリハビリに専念し、2年目の来季が実質的なルーキーイヤーの予定。そのことと「ルーキーの中で一番推せる人」に同郷の2年目・平良を挙げたことの関係は定かではない。 (森)

63  入江 大樹  (いりえ だいき)  2002年6月6日生まれ
3年目も一軍昇格はお預けも、二軍で107試合出場と経験を積む。本人不在の一軍ベンチでは、安田により安室奈美恵や稲葉浩志らと並び「偉人の格言」として円陣で紹介されていた。「仙台は寒いけど、人は温かい」。 (森)

66  村林 一輝  (むらばやし いつき)  1997年10月6日生まれ
いいグラブの条件や選び方の極意は元楽天の先輩・藤田一也に教えてもらったという高卒9年目内野手。契約更改時には、憧れの背番号6への変更を希望したという。2024年はショートでの全試合出場を目指す。 (さ)

68  青野 拓海  (あおの たくみ)  2005年7月26日生まれ
氷見高からドラフト8位
青いユニフォームが特徴の氷見高校のエース・「青」野拓「海」。プロでは内野手転向で心機一転、クリムゾンレッドに染まった一発に期待。中学・高校時代のあだ名は「あほの」(本人談)。なんとかここも心機一転を。 (森)

78  辰見 鴻之介  (たつみ こうのすけ)  2000年11月24日生まれ
昨年7月に支配下登録。『パワプロ』で最上級のSランクと査定されたNPB屈指の走力を活かし、一軍で多くのメディアやファンに「見」られてその名を定着させたい。九州出身なので「豚汁」の読みは「ぶたじる」派。 (森)


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【外野手】

8  辰己 涼介  (たつみ りょうすけ)  1996年12月27日生まれ
3年連続GG賞の俊足好守に加え、昨季後半は打撃も急上昇。将来的なメジャー挑戦も視野に、プレーとトーク、そしてビジュアルで「己」の価値をいっそう磨き上げる。ところで、そのスーツはどこで売っているんだい? (森)

9  吉野 創士  (よしの そうし)  2003年10月27日生まれ
2021年ドラ1で2年目の昨年はファーム6試合のみの出場となった。入団当時から見据えてきた3年目の本年を自らも勝負の年と捉える。体を大きくする食の悩みをキッズファンと共有した成果を期待したい。 (も)

25  田中 和基  (たなか かずき)  1994年8月8日生まれ
2023年から新応援歌に変更。旧応援歌がとても頭に残る秀逸なものであったため、変更を惜しむ声も多かったが、6月20日9回の打席で一度だけ復活。大敗していたムードを変えようという応援団の計らいか。 (さ)

27  岡島 豪郎  (おかじま たけろう)  1989年9月7日生まれ
2023年シーズンは114試合に出場し打率2割6分6厘・6本塁打・43打点の活躍。特に、得点圏打率は3割1分7厘と勝負強さを発揮。最年長野手4人でチームを牽引しつつ、自身のキャリアハイも狙っていく。 (さ)

32  中島 大輔  (なかしま だいすけ)  2001年6月4日生まれ
青山学院大からドラフト6位
昨秋ドラ1投手を2人輩出した青学大の「第三の男」。主将として母校を数々のタイトルに導いたリーダーシップと俊足が持ち味。OB・中島俊哉と同じく名字の読みは「なか『し』ま」。2代目シャーパーの襲名も近い? (森)

35  島内 宏明  (しまうち ひろあき)  1990年2月2日生まれ
今季はタイトル争いに食い込めるような活躍を、と契約更改の場で意気込みを語った。今年1月に発生した能登半島地震復興支援のために、共に石川県出身の小孫&松井、釜田スコアラーと義援金を石川県に寄付。 (さ)

36  前田 銀治  (まえだ ぎんじ)  2003年11月19日生まれ
高校3年時夏予選大会、前田のスイングを見に地元の少年野球チームが来ていたのが懐かしい。高卒3年目の今季はWLやオフの静岡県人会野球教室の参加経験を活かし、視野を広げプロとして更に順調に成長してほしい。 (も)

50  武藤 敦貴  (むとう あつき)  2001年6月15日生まれ
西武ドラフト1位・武内夏暉とは同じ地元の少年野球チーム・東筑ファイターズ出身。オフに地元で対面した様子をインスタのストーリーにアップ。対戦を心待ちにしている。プロ5年目となる今季は一軍での活躍を期待。 (さ)


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[イーグルス執筆担当者紹介]

森杉駿太郎
宮城県のお隣・秋田県在住。龍飛崎から磐梯山ほどではないが宮城球場は意外と遠く、現地観戦はご無沙汰。球団公式YouTubeチャンネルでイーグルス成分を補っている。

さくたま
今江監督と誕生日が一緒。遠く関東から杜の都に想いを馳せる。今年は仙台と森林どりに行きたい!    花より団子、三度の飯よりゲッツーが好き。好きなゲッツーは5-5-3。

もう
パ・リーグ主催試合全部見る、に挑戦し2日で断念。各球団の試合まとめ動画はなるべく全部見る野球好き。毎年ドラフト会議は自分の子どもを見守る気持ちで必要以上に緊張。


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