[はじめに]
2022年は開幕ダッシュ大成功!    ……も、秋分を前に大失速。真の「令和のツインターボ」は仙台にいた。2013年の栄冠から早10年、今年はあの頃よりも強い絆でその道を勇往邁進、終わらない夢を「鷲が掴む!」。東北からアジア、そして世界を航る黄金の犬鷲軍団を森杉駿太郎・HISATO・三鷹みらいで語ります。
(イーグルス執筆チーム監督:森杉駿太郎)

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【監督】

16    石井一久  (いしい    かずひさ)    1973年9月9日生まれ

「弟」こと涌井秀章のトレード、そして「取締役GM兼監督」から「監督」への専任と、不退転の決意で今季の采配に臨む。新たな背番号「16」で戦う指揮官を、セグウェイ……ではなく大船に乗ったつもりで見守ろう。 (森)


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【投手】

1    松井裕樹  (まつい    ゆうき)    1995年10月30日生まれ
2023年WBC侍ジャパン選出
セーブ王の座を奪還し、通算200Sも目前の東北の守護神。球団公式YouTubeチャンネルで「inゼリーで打線を組んでみた」に挑戦するなど、お茶目な姿は健在。「ピッチャーは梨(味)、僕の親友なんでね」。 (森)

11    岸孝之  (きし    たかゆき)    1984年12月4日生まれ
王子と呼ぶか、プリンスと呼ぶか、それが問題だ。昨季はプロ野球史上19人目の12球団勝利を達成。地元太白区出身の岸も移籍7年目、球団最年長だが「衰えたなと思われないよう」キャリアハイ更新と優勝を目指す。 (三)

13    マニー・バニュエロス  (マニュエル・バニュエロス)    1991年3月13日生まれ
米パイレーツより移籍
東京五輪メキシコ代表、日本戦では浅村から三振を奪った経験豊富な左腕。メキシコ・MLB・台湾で培われた「なじむことが重要」の精神の下、早くも投手陣のタコスランチやトランプ遊びの輪に積極的に加わっている。 (森)

14    則本昂大  (のりもと    たかひろ)    1990年12月17日生まれ
奪三振の美しさとコミュニケーション能力が光る先発投手陣の支柱。1月の自主トレには吉田輝星(日本ハム)も同行。現在イーグルスには東北6県で秋田県のみ縁のある選手がいないので、いろんな意味で期待がかかる。 (森)

17    塩見貴洋  (しおみ    たかひろ)    1988年9月6日生まれ
学生時代からケガに悩み続けてきたが、昨季は遂に一軍・二軍ともに登板なし。今年は結婚10周年の記念の年。本人曰く「がむしゃらにやるだけ」。泣いてるひまなんかないから    今すぐに    立ち上がり歩き出すんだ! (三)

18    田中将大  (たなか    まさひろ)    1988年11月1日生まれ
伝説の24勝0敗1Sから10年。今季は早々に11年ぶりの開幕投手を告げられた。日米通算200勝まではあと10勝。まずは1勝。YouTubeで登板試合後に配信する【本人解説】で多くの勝利解説を聞きたい。 (HI)

19    荘司康誠  (しょうじ    こうせい)    2000年10月13日生まれ
立教大よりドラフト1位で入団
最速157km/hを誇るドラ1右腕。一軍先発ローテ、そしてエースの座を掴めば、仙台でやりたいこと「球場の観覧車に乗る」の実現は近い。育成2位・古賀ともども名前を「やすなり」と読んだ人はたぶん競馬好き。 (森)

20    安樂智大  (あんらく    ともひろ)    1996年11月4日生まれ
大事にしている言葉は「反骨心」。自身のインスタにも「#反骨心」と常に書く。2年連続50試合以上を投げ、チームを救う投球も見せたが防御率は悪化。安心して楽しく見られる投球を期待したい。「やればできる」! (HI)

21    早川隆久  (はやかわ    たかひさ)    1998年7月6日生まれ
2年目は5勝9敗と不本意な結果に。オフに左肘を手術し開幕絶望とされていたが、二軍春季キャンプで塩見の全力ダッシュをカメラで撮影しながら並走するなど驚異的な回復力を見せ、見事キャンプ後に一軍に合流した。 (森)

22    小孫竜二  (こまご    りゅうじ)    1997年9月15日生まれ
鷺宮製作所よりドラフト2位で入団
身体が強く怪我がない。「剛腕にして鉄腕」とスカウトが評価した逸材。3度の指名漏れから夢を叶えた社会人出身のオールドルーキー。スーツもユニフォームも似合うが作業着も似合ってしまう。手先も器用とのこと。 (HI)

28    酒居知史  (さかい    ともひと)    1993年1月2日生まれ
「おい人的補償!」と呼ばれていたのも今は昔。最近Instagramを始めたのでフォローして欲しいらしい。昨季は怪我もあったがシーズン後半は期待の持てる投球も見られた。名誉生え抜き目指して活躍しよう。 (HI)

29    高田孝一  (たかだ    こういち)    1998年6月3日生まれ
二軍では投手三冠に輝き覚醒間近。公式密着動画で「去年はトークと歌中心だったので、今年はちょっと『野球をするんだぞ』という面を発信する」旨を宣言。動画終盤で『YouTube登録お願いの歌』をカバーした。 (森)

31    渡辺翔太  (わたなべ    しょうた)    2000年10月29日生まれ
九州産業大よりドラフト3位で入団
そりゃ今は「渡辺翔太」といえばSnow Manですけど、3年以内くらいには「あ!    野球の!」となってもらいたい(願望)。笑顔とプロでも希少なパームボールを武器に、プロ1年目の今年はまず一軍初勝利を。 (三)

38    弓削隼人  (ゆげ    はやと)    1994年4月6日生まれ
大きさ故にキャンプ動画では「弓削アングル」と呼ばれるアングルが登場。193cmはマウンドでの存在感も抜群。昨季はZOZOマリンでベンチの屋根に頭がつかえてしまった。雨宿りくらいさせてくれてもいいのに。 (HI)

40    内間拓馬  (うちま    たくま)    1998年11月21日生まれ
2年目の昨季は1登板に終わり、二軍でも防御率5点台と苦戦。漢字一文字で「悩」と表したシーズンを払拭し、真の「内魔人」降臨を目指す。亜大時代に常に丸刈りだった反動からか、現在いろんな髪型にチャレンジ中。 (森)

41    伊藤茉央  (いとう    まお)    2000年11月19日生まれ
東京農業大オホーツクよりドラフト4位で入団
福島県喜多方市出身、2013年のイーグルス初の日本一を間近に見て育った新人右腕。サイドスローから放たれる豊富な球種とその球筋は、多彩なスープと太縮れ麺が特徴の故郷の名物・喜多方ラーメンを彷彿とさせる。 (森)

43    宋家豪  (ソン・チャーホウ)    1992年9月6日生まれ
WBC台湾代表にも選ばれた愛される「チャーハン」。昨年2月に母を亡くしチームを離れたが、戻ってからは54試合で20ホールドを記録した。今年も東北のため、チームのため、日本一のためにと尽くしてくれる。 (HI)

45    松井友飛  (まつい    ともたか)    1999年10月11日生まれ
石井監督が2023年のキーマンとして挙げる190cmの大型右腕。金沢学院大の同期で日ハムの長谷川とはシーズン中も連絡を取り合い切磋琢磨する仲。2年目の今季は一軍先発ローテーション、5勝を目指す。 (三)

46    藤平尚真  (ふじひら    しょうま)    1998年9月21日生まれ
その名前は今もキラキラと輝いて胸にある。昨年何とついにホーム初白星を挙げ、それが1434日ぶりの勝利となったことは感慨深い。今季の目標は100イニング。仕上がりは順調。練習試合も申し分ない。期待のみ。 (HI)

47    藤井聖  (ふじい    まさる)    1996年10月3日生まれ
聖と書いて「まさる」です。さすがにもう覚えました?    2020年のドラ3は昨季プロ初勝利。今季は先発で最低5勝が目標。5勝と言わず、もっともっと!    まずは東洋大の同期・DeNA上茶谷を追い越しましょう! (三)

49    西垣雅矢  (にしがき    まさや)    1999年6月21日生まれ
ゆったりしたフォームで1年目から24登板。「早川さんに追いつきます!」という目標に前進した。早川先輩の等身大パネルが本拠地に設置されると笑顔で一緒にポーズ。松井裕樹イジりに加担するメンタルの強さも◎。 (森)

52    津留﨑大成  (つるさき    たいせい)    1997年10月10日生まれ
すっかり筋トレキャラが定着した右腕。制球が「あばれる君」で2年連続で11登板に留まるも、フォーム改造で光明が見えた。あとは「老若男女」をちゃんと言えるようになれば、老若男女に愛される投手陣の柱になる。 (森)

53    髙田萌生  (たかた    ほうせい)    1998年7月4日生まれ
巨人在籍時はイースタンの投手三冠を獲ったこともある。期待されていた若手であり、大化けの可能性を秘める右腕。昨季は秘めたままだった。年俸は減ったが期待は減らない。「30試合が最低ライン」を結果に残す。 (HI)

56    鈴木翔天  (すずき    そら)    1996年8月19日生まれ
昨季は左の中継ぎとして38登板、8/25にプロ初勝利。山芳製菓から大量に戴いた大好物のわさビーフを原動力に、最速155km/hのエグいストレートと変化球を活かす。先発との両睨みで、ここより遥か遠くへ。 (三)

57    瀧中瞭太  (たきなか    りょうた)    1994年12月20日生まれ
SNSの更新は頻繁ではないが、ハッシュタグの多さで気持ちを伝えるタイプ。2021年は10勝をマークしたが昨季は2勝と大幅に成績を落とした。今季は本来の多彩な変化球を武器に快進撃を期待したいところ。 (三)

58    辛島航  (からしま    わたる)    1990年10月18日生まれ
マイペースな明太子好き。勝利したのに「やらかしました」と反省から入ったり、囲みでマイナス分析をしたり。「自虐」と書かれることもあるが、自虐で笑わせたり前向きに自虐したりは、誰にでも出来ることではない。 (HI)

59    泰勝利  (たい    かつとし)    2003年11月11日生まれ
荒れ球が魅力の左腕。「与四球か奪三振か」の投球は課題以上のロマンが溢れる。「選手に聞いた!    無人島に連れていくなら誰?」企画では、奄美大島出身で実際に昔そういう遊びをしていたという理由で指名を集めた。 (森)

60    石橋良太  (いしばし    りょうた)    1991年6月6日生まれ
昨季の後半は二軍生活が続いたが、前半戦はリリーフで26登板。3登板に終わった一昨年の雪辱は果たしたか。「今年の漢字」は2年連続で「無」も、あとから「『有』にすればよかった」と明るい表情。今年は何かな? (森)

62    西口直人  (にしぐち    なおと)    1996年11月14日生まれ
昨季リーグ最多タイの61試合登板で30Hのセットアッパー。甲賀健康医療専門学校出身で忍者に詳しく「くないストレート」「手裏剣カーブ」を駆使し、球場にはニンニンポーズのパネルも登場。将棋キャラでもある。 (HI)

64    林優樹  (はやし    ゆうき)    2001年10月29日生まれ
西濃運輸よりドラフト6位で入団
2018年夏、あの「サヨナラ2ランスクイズ」の前に涙を飲んだ姿が記憶に残る。あれから体重も球速も大幅増、逞しくなって今度は東北のために左腕を振るう。入寮時の荷物には案の定「カンガルー引越便」の文字が。 (森)

68    小峯新陸  (こみね    しんり)    2001年12月1日生まれ
「黄金の2001年世代」と呼ばれる一人。2022シーズン前に支配下登録されパ・リーグTV「逸材発掘」でまとめ動画も作られたが「悔しい1年」と振り返った。今季は先発に挑戦し剛球に磨きをかける。 (HI)

69    内星龍  (うち    せいりゅう)    2002年4月24日生まれ
昨年のファン感では涌井投手と写真を撮ってもらって大喜びだった可愛い高卒ドラ6も今年成人式を迎えた(おめでとうございます)。今季はまずは一軍初登板を!!    そして高校時代から憧れる「杜の都の」山本由伸へ。 (三)

71    吉川雄大  (よしかわ    かずき)    1996年12月12日生まれ
ルーキーイヤーは一軍戦4登板。現状維持の年俸700万円で契約更改し「来年は1.5倍」と目標は具体的。得意の逆立ちのように、いずれ広陵高校の同級生・太田の年俸(3300万円)も逆転したい。(金額は推定) (森)

72    宮森智志  (みやもり    さとし)    1998年5月28日生まれ
育成1位ルーキーだった昨季は7月に支配下登録、一軍初登板から22試合連続無失点。193cmの長身が激動の日々の高低差で耳キーンとなっていないか心配だが、特技のダンスのように今年もマウンドで華麗に舞う。 (森)


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【捕手】

2    太田光  (おおた    ひかる)    1996年10月14日生まれ
2022年オフに一般女性と結婚(おめでとうございます!!)。プロ5年目の今季はキャッチングと強肩を武器に正捕手の座を奪取したい。野球のほうの太田光は課題の打撃を克服できるのか。M-1の如く優勝したい。 (三)

26    炭谷銀仁朗  (すみたに    ぎんじろう)    1987年7月19日生まれ
銀次と同学年のいぶし銀世代。昨年は捕手の離脱が相次ぎ「銀仁朗がいて良かった……!」と思うことしきりだった。今年も捕手は戦国時代。かつてのWBC捕手・炭谷銀仁朗の経験が生きる場面はあるだろう。 (HI)

44    田中貴也  (たなか    たかや)    1992年8月27日生まれ
練習で吠え、打席で叫び、ベンチで咆哮。安定したスローイングと声出しでグラウンドの内外からチームを支える。円陣を担当して周囲の反応が良かったときにこぼれる、心の底からホッとしたような笑顔が素敵な30歳。 (森)

55    安田悠馬  (やすだ    ゆうま)    2000年3月3日生まれ
「東北のゴジラ」は暴れ足りない。昨季は新人捕手として球団史上初の開幕スタメンを掴んだがコロナ陽性とケガで長期欠場。悔しいルーキーイヤーとなった。3年後の1億円プレイヤーとなる為、強打の正捕手を目指す。 (三)

65    堀内謙伍  (ほりうち    けんご)    1997年4月15日生まれ
ネプチューンのホリケンが好きというファンでもあり、自身もホリケンの堀内謙伍。「草薙の堀内」と言われているが、静岡では知名度も人気もある。正捕手争いは今年も続くはず。自分のマスクとバットで打開したい。 (HI)

70    石原彪  (いしはら    つよし)    1999年3月8日生まれ
二軍で打率.296、試合経験も積み昨季の手応えは大きい。オフに右手を手術したが、年明けには例年通り甲斐拓也(ホークス)らの自主トレに参加し経過は順調。一軍に定着し「石原ちゃんねる」の新作の公開に期待。 (森)


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【内野手】

0    小深田大翔  (こぶかた    ひろと)    1995年9月28日生まれ
理容店を営む父に今でもオフに散髪してもらうドラ1遊撃手。入団から3年連続で規定打席に到達し、昨季は自己最多の21盗塁。今季は40盗塁を目標とし、内野と外野に加え「かっこいい」「かわいい」も両立なるか? (三)

3    浅村栄斗  (あさむら    ひでと)    1990年11月12日生まれ
今季からキャプテンに就任。本塁打と打点のチーム二冠の打撃に加え、7年連続全試合出場の存在感も健在。「(イーグルスとして)10年ぶりに優勝したい」と語る姿からは、加入して5年目という事実を感じさせない。 (森)

4    阿部寿樹  (あべ    としき)    1989年12月3日生まれ
中日ドラゴンズより移籍
宮城県に接する岩手県一関市出身の頼れる内野手が加入。農繁期に帰省しやすい「地の利」を活かす。愛称「マスター」の由来の穏やかな笑顔は「星野監督の大学の後輩」より「島内の大学の同期」のほうがしっくりくる。 (森)

5    茂木栄五郎  (もぎ    えいごろう)    1994年2月14日生まれ
昨季は観客が茂木のフライをナイスキャッチしてアウトになるという珍事があったが、自己最少タイの73試合・打率.223に留まり、レギュラーの座を明け渡した。今季はポジション争いが激化するが、負けたくない。 (三)

7    鈴木大地  (すずき    だいち)    1989年8月18日生まれ
昨季は楽天に移籍してから続いていた全試合出場も途切れ、打率2割5分7厘。本人曰く「ちょっと躓いちゃった」。4年契約最終年の今季は、内野手争いも激しくなる中、もう一度意地を見せて、巻き返しなるか? (三)

23    マイケル・フランコ  (マイケル・アントニオ・フランコ)    1992年8月26日生まれ
米ナショナルズより移籍
春季キャンプのフリー打撃では敢えてスパイクを履かずに逆方向へ打球を連発。山﨑武司は中日時代の2000年、OP戦にスパイクを忘れたと星野監督に言えず同じスタイルを秋まで継続し打率3割1分1厘と活躍した。 (森)

24    黒川史陽  (くろかわ    ふみや)    2001年4月17日生まれ
「黒」川だが2022年の漢字は「白」。円陣の定番「レッツゴーシロ!」のシロは「白星の白」だ。常に努力を重ねる練習の虫。そのポテンシャルは誰もが認める。今季の視界良好。今年は一軍で「コブクロ」が見たい。 (HI)

30    平良竜哉  (たいら    りゅうや)    1998年7月9日生まれ
NTT西日本よりドラフト5位で入団
身長170cmの小兵ながら俊足好守が光る……だけでなく、社会人時代に4番に座った打撃も魅力の内野手。通称「琉球のアルトゥーベ」の入寮のおともは私物のシーサー。一軍定着で令和に「ププ会」再興待ったなし。 (森)

33    銀次  (あかみない    ぎんじ)    1988年2月24日生まれ
毎年名鑑の時期にしか苗字を思い出さない。赤見内銀次。名前だけでも抜群の存在感がある星野チルドレン。いて欲しい、いないと物足りない選手だ。いぶし銀の野手最年長が今年もチームに底力をもたらす。 (HI)

34    山﨑剛  (やまさき    つよし)    1995年12月29日生まれ
昨季はレギュラー奪取に至らず、9月の「アウトだと思ったらアウトじゃなかったのでアウトになった」場面に象徴される悔しい一年に。今年は大の字で天を仰ぐ姿でなく、チームを勝利へ導く強い一撃を放つ剛が見たい! (森)

39    伊藤裕季也  (いとう    ゆきや)    1996年8月30日生まれ
昨夏、森原とのトレードでDeNAから楽天へ。チームに馴染むのは同級生の小郷や辰己がサポートしてくれた。今もDeNAの同期とも仲が良さそうでほっこり。今季は開幕から持ち前の長打力を生かして快進撃を期待。 (三)

42    クリス・ギッテンス  (クリストファー・ライアン・ギッテンス)    1994年2月4日生まれ
「また戻って来れてうれしいです」。初来日の昨季は初出場した試合で左手首骨折という不運。手首に対する信頼感が全くない状態から苦労を重ね強化に努めた。今季は「全試合出場」の意気で打撃でチームを牽引したい。 (三)

48    渡邊佳明  (わたなべ    よしあき)    1997年1月8日生まれ
鳥にも負けずのファインプレーが印象に残る。「期待の若手」と鈴木大地に推されるも「若手かどうか不明」というオチあり。いやまだ若い。ただのユーティリティではないところを見せて、ガンガン爪痕を残して欲しい。 (HI)

61    横尾俊建  (よこお    としたけ)    1993年5月27日生まれ
「一軍出場なし」は移籍前から通じて昨季がキャリア初、「おにぎり」不足でお腹を空かせたファンが急増中。かつての移籍組の首位打者・鉄平が如き打撃開眼で「おにぎり」量産に期待。鉄平の好物は具なし塩おにぎり。 (森)

63    入江大樹  (いりえ    だいき)    2002年6月6日生まれ
フェニックスリーグで何故かダンスを披露して話題になるも、「まだ本性の一部」ということである。昨季のイースタンではショートレギュラーとして結果を残した。今季は野球でもキャラでも飛躍が期待される。 (HI)

66    村林一輝  (むらばやし    いつき)    1997年10月6日生まれ
昨季はコロナ陽性もあり47試合の出場に留まったが、内野の全ポジションを守り、代走や守備固めで存在感を発揮。恒例となったSB今宮を中心とした「team健太」の自主トレで今年こそは一軍ショートの座を睨む。 (三)


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【外野手】

6    西川遥輝  (にしかわ    はるき)    1992年4月16日生まれ
移籍1年目の昨季は5月以降は打撃が失速したものの、好守でシーズン通じて一軍で存在感を発揮した。今季は最終盤まで昨年3・4月の月間MVPの輝きと、試合前の円陣の声出し担当の隣をキープし続ける君が見たい。 (森)

8    辰己涼介  (たつみ    りょうすけ)    1996年12月27日生まれ
2年連続のGG賞&打撃3部門で自己最高、オフには入籍&第一子誕生と公私ともに順風満帆。息子が「ちゃんと走れ」と声をかけてくる(本人談)。辰見鴻之介(育成1位)の加入も踏まえ「己」の名をさらに世に示す。 (森)

9    吉野創士  (よしの    そうし)    2003年10月27日生まれ
高校通算本塁打56本。高卒ドラ1、飛躍の2年目。今オフは打撃フォームが似ていると言われ続けた巨人・坂本勇人と自主トレ。憧れのスラッガーからたくさんのアドバイスを受けた。それを胸に、近い将来の主軸へ!! (三)

25    田中和基  (たなか    かずき)    1994年8月8日生まれ
今季は声出し応援解禁!    ということは応援歌も復活だ!    タナカカズキは気持ちも新たに新応援歌に乗せて今年打ちまくってくれるのではないだろうか。仲良しの茂木さんとともに今年はキャリアハイを目指して欲しい。 (HI)

27    岡島豪郎  (おかじま    たけろう)    1989年9月7日生まれ
キャンプ中にインスタを始めたが、続くかどうかはかなり心配されている。愛称「ジェシカ」の元になったシロクマの抱き枕を載せてくれたりしないだろうか。今年もチームのための熱い「情」を見せていって欲しい。 (HI)

35    島内宏明  (しまうち    ひろあき)    1990年2月2日生まれ
一昨年は打点王、昨年は最多安打と輝きを増す「平成元年世代」。その一挙手一投足に年々注目が高まる4年契約の3年目だが、どうか自由に「島内語録」を残してほしい。あのままの立ち止まらない君だから好きなんだ! (森)

36    前田銀治  (まえだ    ぎんじ)    2003年11月19日生まれ
2代目ぎんじ。インスタのアイコンは銀次とのツーショットだ。昨年1月に肺血管のカテーテル手術、フェニックスリーグで右足の故障と前途多難も、まだ19歳。消防士を目指した人生が、プロ野球へと導かれて花開く。 (HI)

50    武藤敦貴  (むとう    あつき)    2001年6月15日生まれ
契約更改時には「将来の中心選手になってほしい」と連呼される期待のプロ4年目。プロ初本塁打は2022年7月23日、西武平良から片手でスタンドまで運ぶホームラン。今季は一軍に定着を目指したい。 (三)

51    小郷裕哉  (おごう    ゆうや)    1996年8月3日生まれ
立正大学の同級生の伊藤裕、東都リーグで切磋琢磨した正隨と、馴染みの顔ぶれが相次いで入団。相乗効果で強肩好守を更に磨き、昨季減らした出場機会を取り戻す。名字に因んだ掛け声「オー・ゴー!」の定着にも期待。 (森)

54    和田恋  (わだ    れん)    1995年9月26日生まれ
球団カメラが追いかけても撮られるのが苦手な恋ちゃんは微妙な表情。器用ではないのだ。ただ持ち前のバッティングで結果を出したい。そのためだけに黙々と汗を流している。そのパワーには定評がある。打ち続けたい。 (HI)

67    正隨優弥  (しょうずい    ゆうや)    1996年4月2日生まれ
広島東洋カープより現役ドラフトにて移籍
カープから加入した右の長距離砲。「隨」の覚え方は「コツ無いですよ、書いて覚えてほしいです」。なので外野席のファンは「正隨」ボードを作って覚えましょう。サウナでととのえた一撃が、きっとあなたに届くはず。 (森)


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[イーグルス執筆担当者紹介]
森杉駿太郎

秋田県出身。2013年の歓喜は当時住んでいた仙台市にて享受。あれからもう10年が経ったのか……と時の流れを感じるが、給与明細と預金残高に相応の年功はとくにない。

HISATO
埼玉県生まれ埼玉県育ち。でもパ・リーグは楽天。楽天の優勝を夢見つつ我らが偏愛を書き2年目。やはり選手に愛着が湧く!    書いた選手の活躍を手ぐすね引いて待ってます。

三鷹みらい
曾祖父母の代から横浜生まれ横浜育ち、横浜在住。当然あるのは横浜PRIDE!    が、嫌いなはずの野球をひょんな事からフルスタ宮城(当時)で観て好きになりました。愛。


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