[はじめに]
「波」から「アレ」へ。所詮、我々ファンに出来るのは応援することだけ。18年ぶりの栄光を夢見る三人が激励の思いを込めて、偏屈な愛情を注ぎました。
(タイガース執筆チーム監督:イナバモロトモ)
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【監督】
80 岡田 彰布 (おかだ あきのぶ) 1957年11月25日生まれ
幼少期より愛してやまないタイガースを「アレ」させるべく15年ぶりに帰還。「そら」「おーん」「やんか」と饒舌に語られる作戦や起用法にその自信のほどが窺える。08年の最終戦で流した悔し涙を嬉し涙に変える! (イ)
【投手】
13 岩崎 優 (いわざき すぐる) 1991年6月19日生まれ
自身を人見知りと言い、日々発するコメントも短い。そんな彼が率先して新外国人をサポート。岩崎優はその名の通り、優しい人に育ちました。ジェフ・ウィリアムスの様なブルペンのリーダーになる事を期待。 (あ)
14 岩貞 祐太 (いわさだ ゆうた) 1991年9月5日生まれ
(背番号変更)
この名鑑が公開される頃、どの役割で投げているのだろうか? 残留してくれたのに申し訳ない気持ちがするが、本人は「勝つために選手は動くだけ」とフォア・ザ・チームに徹するつもり。頼りにされる男はカッコイイ。 (あ)
15 西 純矢 (にし じゅんや) 2001年9月13日生まれ
投げる方は全く心配していない。普通に投げれば二桁確実。純矢の魅力は打撃力。「投手のシーズン本塁打更新を目指せ」とキャンプ視察の矢野前監督から指令が下る。ということで、8本打ちます! ※大谷翔平は例外 (イ)
16 西 勇輝 (にし ゆうき) 1990年11月10日生まれ
ここ10年で規定投球回数に達しなかったのは1年だけ(17年)。安定のイニングイーター。かつて「僕が3、4番手だと強いチームになる」と語ったが、その時は訪れた。オリ時代の恩師を胴上げするべく奮闘する。 (イ)
17 青柳 晃洋 (あおやぎ こうよう) 1993年12月11日生まれ
(背番号変更)
岩貞の背番号変更に伴い17が空き番となったことで、背番号を「人生で初めてもらった番号」に今季から変更。キャンプの移動中や休みの時間はアニメと漫画の鑑賞に勤しみ、2週間で早くも5作品をチェック済み。 (く)
18 馬場 皐輔 (ばば こうすけ) 1995年5月18日生まれ
投げてはピンチを呼び込みハラハラさせるが、結果的には抑える劇場型リリーバー。いや、そんな演出はいらないので、普通に抑えてください。でも、ピンチを抑えた時のガッツポーズと笑顔がたまらなく魅力的なの。 (イ)
20 森木 大智 (もりき だいち) 2003年4月17日生まれ
雄大な体格。精悍な顔つき。でも笑顔がキュート。ギャップ萌え。いつ人気が爆発してもおかしくない。背番号20は伝説の剛腕投手・西村一孔も背負った。高卒新人ながら一軍登板も果たし、伝説の下地は出来つつある。 (イ)
21 秋山 拓巳 (あきやま たくみ) 1991年4月26日生まれ
自分の考えをしっかりと言葉にできる愛犬家。昨季は二軍で最多勝も表彰式では一切笑顔無し。二軍で投げる投手じゃないもんね。質の高い直球と精緻な制球力を取り戻した秋山の言葉を再び甲子園のお立ち台で聞きたい。 (イ)
24 B.ケラー (ブライアン ケラー) 1994年6月21日生まれ
レッドソックス3Aから新加入
インスタにUPされている結婚前から続くジェニファー夫人との仲睦まじい姿に心が癒される。キャンプでのスロー調整に監督は「危機感持て」と苦言も「(開幕まで)あと1ヶ月ある」と強気。この強心臓ぶりを信じる。 (イ)
27 伊藤 将司 (いとう まさし) 1996年5月8日生まれ
天高く右腕を上げ、正確無比な制球で打者を翻弄するダンディボイスの左腕エース。昨季の完投6つは12球団最多。分業制を逆行する昭和型のピッチングは観ていて惚れ惚れする。今季も投げきりブルペンを助ける。 (イ)
28 鈴木 勇斗 (すずき ゆうと) 2000年3月17日生まれ
二軍での与死球は9、ウエスタン最多だった。昔の背番号28の左腕は制球力が売りだったが、細かい事なんか気にせず新しい背番号28の左腕像を作って欲しい。左腕の中継ぎは手薄なだけに今年はチャンス。 (あ)
29 髙橋 遥人 (たかはし はると) 1995年11月7日生まれ
先にTJ手術を受けた投手は無事に帰って来た。そして、活躍した。正しいリハビリをじっくり行い、シーズン終盤には戻ってくるだろう。最近の勝負所は秋、そこに向けて牙を研げ。 (あ)
30 門別 啓人 (もんべつ けいと) 2004年7月10日生まれ
東海大札幌高校からドラフト2位入団
投げる度に評価を上げる道産子左腕。井川慶も道産子大先輩の佐藤義則も絶賛。その名の通り、馬どころ門別町(現・日高町)出身。故郷の名馬シンボリルドルフやキタサンブラックの如く、球界の頂点へと駆け上がる。 (イ)
34 二保 旭 (にほ あきら) 1990年5月18日生まれ
ウエスタン・リーグ最多セーブ投手賞を受賞も、契約更改は昨季のちょい減から、減額制限いっぱい減となった。平田二軍監督は「若い投手を引っ張ってくれた」と評価したが、今年は一軍で若い投手陣を引っ張れ。 (あ)
35 才木 浩人 (さいき ひろと) 1998年11月7日生まれ
昨季、TJ手術から復帰後の勝利インタビューで感極まり涙。その姿を見てファンも涙。とにかく、長身から投げ下ろすストレートが抜群。憧れの藤浪は海を渡ったが、その穴は才木が間違いなく埋めてくれる。 (イ)
36 浜地 真澄 (はまち ますみ) 1998年5月25日生まれ
CSでのラストプレー、結果はどうであれ、流行語大賞を相手に真っ直ぐを投げ続けてボテボテのピッチャーゴロに打ち取った。成長を感じて感動した。この試合はこの事しか覚えていない。まだまだ君は成長する。 (あ)
37 及川 雅貴 (およかわ まさき) 2001年4月18日生まれ
オヨヨ。仇名は可愛いが、球はエグい。が、さらなる飛躍を期した昨季は怪我に泣かされた。年俸も減額制限いっぱいの減俸。この無念を晴らすべく、岩崎と自主トレを共にし、多くを吸収した。オヨヨの逆襲が始まる! (イ)
41 村上 頌樹 (むらかみ しょうき) 1998年6月25日生まれ
2年続けてファームのローテを守り、ウエスタン・リーグ連覇に貢献。もう鳴尾浜の実績は必要ない。一軍で柱になるべくオフに青柳との自主トレでエースの極意を学んだ。お気に入りの沖縄料理は島らっきょうの塩漬け。 (イ)
42 K.ケラー (カイル ケラー) 1993年4月28日生まれ
愛称は「KK」。昨季は開幕9連敗の引き金を引いたが、助っ人勢では唯一の残留。本当は出来る奴なのだ。直球、フォーク、カーブを操り驚異の奪三振率を誇る右腕が愛称通り三振の山を築く。好きな日本語は「改善」 (イ)
46 島本 浩也 (しまもと ひろや) 1993年2月14日生まれ
昨年8月、TJ手術から復帰し1039日ぶりに登板。小さな左腕リリーフエースが帰ってきた。初登板から120試合連続登板無敗の球団記録保持者でもある。つまり、投げれば負けない。何て心強いのでしょう。 (イ)
47 桐敷 拓馬 (きりしき たくま) 1999年6月20日生まれ
モータースポーツ好き。昨季は度々チャンスを貰ったが、プロ初白星は掴めず。二軍では無双なだけに歯痒い。キャンプでも一発献上や、炎上投球で再び二軍行き。巻き返して、スポーツカーを買えるくらい活躍する! (イ)
48 茨木 秀俊 (いばらぎ ひでとし) 2004年6月8日生まれ
帝京長岡高校からドラフト4位入団
同じ漢字の大阪府茨木市は「いばら『き』」だが、ドラ4の名字の読みは「いばら『ぎ』」。初めての給料は「一軍に上がった時、親戚を全員招待するために貯めます」と語る家族思い。その時が早く訪れますように。 (く)
49 大竹 耕太郎 (おおたけ こうたろう) 1995年6月29日生まれ
現役ドラフトによりホークスから移籍
「埋もれた選手に活躍の場を」という、現役ドラフトの趣旨を最初に実現するのは大竹になる気がする。左腕の先発が手薄なだけに大竹の加入は大きい。知的な投球で大学の先輩が唱える「アレ」に貢献を。 (あ)
50 富田 蓮 (とみだ れん) 2001年9月6日生まれ
三菱自動車岡崎からドラフト6位入団
昨秋のWBSC U-23W杯で圧倒的な投球を見せ、優勝に貢献した爽やか笑顔のサウスポー。キレのある直球とカーブはキャンプでの実戦でも通用し自信を深めた。秘かに新人王は森下ではなく富田だと思っている。 (イ)
54 加治屋 蓮 (かじや れん) 1991年11月25日生まれ
四死球の多さと左打者への対策が課題。これを自分の口から言えるのが偉い。己の弱点を知っていればこそ、次へのステップアップにつながる。そもそも、この弱点がありながら実績を残している。克服したらヤバイね。 (イ)
56 小林 慶祐 (こばやし けいすけ) 1992年11月2日生まれ
大きな身体を持っているのに、怪我しがちでその能力を出しきっていない。もったいない。古巣のドラフト同期たち(1位山岡、4位山本由伸、6位山﨑颯一郎)は連覇を果たした。5位指名の小林も負けていられない。 (イ)
64 岡留 英貴 (おかどめ ひでたか) 1999年11月7日生まれ
似たタイプの青柳だって戦力になったのは4年目だった。焦らず自慢のストレートを磨いてほしい。キャンプでは辛い事もあったが、遅かれ早かれそんな経験するなら、早い方がいい。 (あ)
65 湯浅 京己 (ゆあさ あつき) 1999年7月17日生まれ
2023年WBC侍ジャパン選出
昨年中継ぎとしてブレイクし、NPB歴代3位の昇給率840%を勝ち取り、WBCにも選出。国際試合も今シーズンも「アツアツ」投球で相手打線をねじ伏せる。食物繊維は野菜だけでは足りないためサプリでも摂る派。 (く)
66 小川 一平 (おがわ いっぺい) 1997年6月3日生まれ
バタバタだった昨シーズン序盤、先発に中継ぎと投げ続けてくれた。数字以上の貢献だと思う。右ひじ手術はその代償か。焦らず治して欲しい。原口も岩崎も湯浅も中野も小川もドラフト6位。最近のドラ6は必ず輝く。 (あ)
69 石井 大智 (いしい だいち) 1997年7月29日生まれ
同僚の苦労人秋山から「取り組む姿勢」を称される努力家。昨季の24回、自責点2、防御率0.75はその成果。アスリートフードマイスターの資格を持つ七つ年上の夫人に支えられ、今季はブルペンの核となる。 (イ)
92 渡邉 雄大 (わたなべ ゆうた) 1991年9月19日生まれ
育成出身としては最年長でプロ初勝利を達成した、通称「なべじい」。変則投手は何人いても困らない。遅咲きながら、ジェフ・ウィリアムスの様なセットアッパーに成長してくれるはず。 (あ)
93 岩田 将貴 (いわた まさき) 1998年6月16日生まれ
変則左腕。良い響きだ。田村勤、遠山、ジェフといった輝かしいOBが思い起こされる。キャンプでは、そのジェフから指導を受けた。一朝一夕での大成は難しいだろうが、育成から這い上がった根性がそれを可能にする。 (イ)
99 J.ビーズリー (ジェレミー ビーズリー) 1995年11月20日生まれ
パイレーツ3Aから新加入
巨漢&麺好き。メッセの再来? と思いきや右膝裏故障で開幕絶望。それでも「私が最高の人であることを見せたい」「出てきたら、もう試合は終わったと思わせる投手になりたい」キャンプ中のこれらの言葉を信じたい。 (イ)
【捕手】
2 梅野 隆太郎 (うめの りゅうたろう) 1991年6月17日生まれ
昨季は坂本・長坂との併用によりスタメンの機会が減少したが、今年は早々と正捕手に指名され、7年連続の開幕マスクもほぼ確実。糸井の引退に伴い野手最年長になり、実質リーダーとしての立場が求められる。 (く)
12 坂本 誠志郎 (さかもと せいしろう) 1993年11月10日生まれ
矢野政権時はキャプテンを務めるなど台頭する絶好機だったが、正捕手獲得ならず。新指揮官は「そら梅野よ」と早々に扇の要を指名。これは悔しい。キャプテンシーが通用しないなら、打つしかない。打って序列を覆す! (イ)
39 榮枝 裕貴 (さかえだ ゆうき) 1998年5月16日生まれ
昨年の最終戦、最後の野手として代打でプロ初出場、同点タイムリーを放ち初打席初安打初打点。3年目の今年は出場機会を増やし、ベンチを温めつづける男から脱却したいところ。まずは一軍定着を目指すところから。 (く)
57 長坂 拳弥 (ながさか けんや) 1994年4月28日生まれ
ヒーローインタビューのコメントと強肩を組み合わせて、スポーツ紙が「シビレーザー」と命名。が、イマイチ浸透しなかった。同じスポーツ紙命名の「直球破壊王子」が入団。彼の様にジワジワと浸透なるか? (あ)
59 藤田 健斗 (ふじた けんと) 2001年10月18日生まれ
タイガースで藤田姓である。これは2000本安打を期待してしまう。二軍では出場機会を増やし、着実に成長中。キャンプでも一時的に一軍に呼ばれ、貴重な経験を積んだ。名球会入りへの道をしっかりと歩んでいる。 (イ)
68 中川 勇斗 (なかがわ はやと) 2004年1月27日生まれ
昨季は期待以上の打撃成績だった。捕る方も藤浪、秋山と全くタイプの違う投手の球を受けた事でいい経験になったはず。打撃の素質は誰もが認める。リードで周りの目を見張らせれば、道は拓ける。 (あ)
95 片山 雄哉 (かたやま ゆうや) 1994年6月18日生まれ
二軍では離脱者続出で一塁、二塁、三塁も守る器用な面も披露。でも、もう鳴尾浜生活は飽きたろう。3番目の捕手として一軍に入りこめ。「お立ち台に立った時に言うことはもう決まっている」その日は必ずやって来る! (イ)
【内野手】
00 山本 泰寛 (やまもと やすひろ) 1993年10月10日生まれ
どこでも守れる堅実さと打席での粘り強さは前監督にはハマった。「居て良かった」と思わせる選手。さて、早大出身の新監督に慶大出身の山本がハマれるのか!? ここは明大出身の平田ヘッドに仲介してもらおう。 (イ)
0 木浪 聖也 (きなみ せいや) 1994年6月15日生まれ
今年も中野で決まりかと思われた正遊撃手は、新監督の方針により木浪と小幡で争うことになった。近年、消去法で決まっていた感のある正遊撃手争いを熱い戦いにして欲しい。上回る経験を生かせ! (あ)
3 大山 悠輔 (おおやま ゆうすけ) 1994年12月19日生まれ
如何なる打順でもチャンスが巡って来る男。だが、今季は不動の四番。キャンプでは柵越えを連発し、確実に進化した。その姿を見て私たちは確信した。大山が全てのチャンスをモノにして、「アレ」へと導いてくれると。 (イ)
4 熊谷 敬宥 (くまがい たかひろ) 1995年11月10日生まれ
昨年6/11オリックス戦での俊足を発揮した神走塁が話題に。今年もキャンプで俊足をみせるなど神走塁は健在、その足でより多くの点を掴み取れ! 阪神の勝利、その先の「アレ」は熊谷の足にかかっている。 (く)
8 佐藤 輝明 (さとう てるあき) 1999年3月13日生まれ
佐藤輝明の喜びが虎の喜び。佐藤輝明の哀しみが虎の哀しみ。佐藤輝明の痛みが虎の痛み。佐藤輝明の怒りが虎の怒り。佐藤輝明の強さが虎の強さ。佐藤輝明の未来が虎の未来。さあ行こう、輝かしい明日へ。 (イ)
25 渡邉 諒 (わたなべ りょう) 1995年4月30日生まれ
北海道日本ハムファイターズよりトレードで新加入
タイガース4人目の2013年ドラフト1位選手。手薄気味だった右の内野手だけに重宝されそう。守備をどーのこーのいう声もあるが、気にする必要はない。そんなら打てばいいだけ。 (あ)
26 北條 史也 (ほうじょう ふみや) 1994年7月29日生まれ
何かと評価してくれた矢野燿大は去った。新指揮官の口からは全く名前が挙がらない。当然のようにキャンプも二軍スタート。北條史也の力はそんなものなのか? 鳥谷を追いやったあの輝きとギラギラを取り戻せ! (イ)
33 糸原 健斗 (いとはら けんと) 1992年11月11日生まれ
プロデュースした「果肉たっぷりレモンサワー」はどの球場のレモンサワーより美味い。粘っこい打撃を見ながら呑むとサイコー。ヒットが出る度にまた呑んでしまう。沢山呑みたいから、沢山出場してね。 (あ)
38 小幡 竜平 (おばた りゅうへい) 2000年9月21日生まれ
長身、強肩、ハンサム。三拍子揃った若武者に突然訪れたショートレギュラーチャンス。これを掴めるかどうかで今後の野球人生が変わる。たまにやらかす守備とチャンスに弱かった打撃をいかに克服するか。見守りたい。 (イ)
44 戸井 零士 (とい れいじ) 2005年1月18日生まれ
天理高校よりドラフト5位で入団
甲子園三度出場の実力と咄嗟に人を気遣える人間力を併せ持つ大型遊撃手。父はラーメン屋《花丸軒・難波法善寺店》の店長。急逝した高校の大先輩・門田博光の構えをヒントに得た打撃で父の店の知名度を全国区にする。 (イ)
45 遠藤 成 (えんどう じょう) 2001年9月19日生まれ
ファーム日本選手権MVP、フレッシュオールスター優秀選手と大舞台で活躍。体も大きくなり、見ていてワクワクする。セカンドはまだ決まっていない。いきなり甲子園で持前の泥臭いプレーを披露してもいいんだぞ。 (あ)
51 中野 拓夢 (なかの たくむ) 1996年6月28日生まれ
2023年WBC侍ジャパン選出
初のベストナインを獲得しWBCにも選出。プロ2年目のジンクスは中野には全く当てはまらない。WBCでは背番号が鈴木誠也とかぶるため7に。ちなみに7は昨年11月の強化試合では佐藤輝明がつけていた。 (く)
62 植田 海 (うえだ かい) 1996年4月19日生まれ
内外野をしっかりとこなす守備力と、矢野前監督をして「スペシャルな存在。オンリーワン」と言わしめた走塁技術。岡田監督も「確定やろ」とキャンプ前に開幕一軍を明言。最強の切り札としてダイヤモンドを駆け巡る。 (イ)
67 髙寺 望夢 (たかてら のぞむ) 2002年10月17日生まれ
矢野前監督に「天才的」と評されたバッティングは一軍でも通用し、昨季はプロ初安打を記録。打撃練習で見せる打球の鋭さが気持ち良い。群雄割拠の二遊間を更なる混迷に陥らせ岡田監督に嬉しい悲鳴をあげさせる。 (イ)
94 原口 文仁 (はらぐち ふみひと) 1992年3月3日生まれ
応援歌の歌詞そのままの男。昨季のCS進出は原口なくしてあり得なかった。代打の切り札としてベンチに居るのも心強いが、キャンプでの仕上がりを見ると、規定打席到達したらどんな数字を残すだろうと思ってしまう。 (あ)
【外野手】
1 森下 翔太 (もりした しょうた) 2000年8月14日生まれ
中央大学よりドラフト1位で入団
鳥谷以来となるドラ1の背番号1に球団の期待が表れる。キャンプでは期待通りの打撃を披露している。いきなり不動のライトになって欲しい。いつ甲子園に行ってもグラウンドにいる。それがタイガースの背番号1。 (あ)
5 近本 光司 (ちかもと こうじ) 1994年11月9日生まれ
プロ4年目の昨季もフル回転し、盗塁王を奪還。盗塁成功率も大幅UP。今年こそはシーズン200安打達成を! バレンタインデーには家族から毎年愛娘の手形クッキーが贈られており、クッキーの大きさで成長を実感。 (く)
7 S.ノイジー (シェルドン ノイジー) 1994年12月10日生まれ
アスレチックス3Aより新加入
広角に鋭い打球を放つ、内外野の複数ポジションをこなすと、ありがちな外れ外人プロフィールがちょっと心配だった。だが、マートンが太鼓判押してくれたから大丈夫。前政権時同様、今回も背番号7が大暴れする。 (あ)
9 髙山 俊 (たかやま しゅん) 1993年4月18日生まれ
昨季は二年ぶりに一軍試合出場。だが、出場試合38、打率.189と不振は変わらなかった。天才的な打撃を復活させ、スワローズを悔しがらせたい。(この気持ち、前々シーズンより続く) (あ)
32 井上 広大 (いのうえ こうた) 2001年8月12日生まれ
仲良しの西純矢は結果を出し始めた。もう鳴尾浜には行っちゃダメ。外野は激戦区だが、確実性が伴えば一気にレギュラーもある。このチャンスを生かして未来を掴め。驚異の飛距離で甲子園を沸かすのが君の仕事だ。 (イ)
40 井坪 陽生 (いつぼ ひなせ) 2005年3月17日生まれ
関東第一高校よりドラフト3位で入団
太陽の街・八王子からやって来た走攻守に優れる未来のトリプル3候補。そんなキンラキラキラキラキラの若武者は赤星臨時コーチに積極的に質問したりと、学ぶ姿勢が貪欲で実に好もしい。登場曲は勿論「八王子音頭」。 (イ)
43 髙濱 祐仁 (たかはま ゆうと) 1996年8月8日生まれ
北海道日本ハムファイターズよりトレードで加入
前岡田政権時に兄が在籍、そして現政権で弟が在籍。これも何かの縁だろう。ファンに呼んで欲しい愛称は「しじみ」。売りの強打を復活させ、同級生の伊藤将司の登板試合で打の援護を。環境が変わり、しじみチャンス! (あ)
53 島田 海吏 (しまだ かいり) 1996年2月6日生まれ
金本が見出し、矢野が花開かせた肥後の韋駄天。昨季の21盗塁は偉かった。打撃でも再三チャンスを作り、離脱者続出の時期を支えてくれた。まさに「ありがとうなぎ」。岡田の下でその地位を揺るぎないものとする。 (イ)
55 J.ミエセス (ヨハン ミエセス) 1995年7月13日生まれ
レッドソックス3Aより新加入
東京五輪の銅メダリストがタイガースにやってきた。キャンプにやってきたOB糸井嘉男氏が「ケツがすごい」とお尻を高評価。ケツが凄い選手は大成する。野球はケツでするスポーツだ。 (あ)
58 前川 右京 (まえがわ うきょう) 2003年5月18日生まれ
未来の主砲。何なら今季の主砲にも成り得る。それくらいの能力がある。が、キャンプイン直前に故障。間の悪い離脱に指揮官も「自己管理やんか。挑戦できんかったということや」と手厳しい。フルスイングで巻き返す! (イ)
60 小野寺 暖 (おのでら だん) 1998年3月17日生まれ
(背番号変更)
かわいがってくれた先輩と、父の様に慕った大学時代の監督さんの背番号に変更。もうケガで足踏みしている時間はない。先輩のキャリアハイ20発越えし、監督に「お前、誰やねん」と言われない選手に。 (あ)
61 豊田 寛 (とよだ ひろし) 1997年4月28日生まれ
日立出身。昨季までの登場曲はCMソング「この木なんの木」。CMに登場する「日立の樹」はハワイにある。外野手に転向した高濱、ドラ1の森下とライバルは多いが、一軍に定着し、優勝旅行であの巨木と対面だ。 (あ)
63 板山 祐太郎 (いたやま ゆうたろう) 1994年3月27日生まれ
秋季キャンプの時点から、「(戦力として)十分やんか」監督も高評価。1割台と不振に終わった打撃も今年は好調を維持中。タオルを買おうと思ったら、この時点で入荷待ちだった。もしかして一軍定着の予兆? (あ)
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[タイガース執筆担当者紹介]
あそーし
松井秀喜と同い年のオジサン。今でもあのクジを中村監督が引いていたら、タイガースは松井はどうなっていたんだろうかと思ってます。
くりまお
兵庫県出身、関東在住、阪神ひとすじ、青柳髙山世代のしがない会社員。活きのいい若手が大好き。いつの間にか阪神の選手の年齢層が若返っていて驚きしかない。
イナバモロトモ
狩野恵輔、桟原将司世代。タイガースのおかげで幸せな人生。この幸せをみんなにも分けてあげたい。
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2023/03/25 13:24