[はじめに]
毎日がサプライズの1年目、勝つ喜びと負ける悔しさをもう一度知った2年目。昇る太陽指さして、3年目の新庄ファイターズは大航海の旅路へ。あかね雲も嵐も越えたその先に、何かがきっと待っている。もう泣くのはいやだ、笑っちゃおう。円陣組んで、さてお手を拝借。明日の勝利を願って一丁締めです。よーっ、パンッ!
(ファイターズ執筆チーム監督:丸尾 マイコ)
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【監督】
1 新庄 剛志 (しんじょう つよし) 1972年1月28日生まれ
驚愕の監督就任から3年。試行錯誤の季節が過ぎ、愛する教え子たちは逞しくなった。今季は球団のバックアップで戦力も充実。さあ、浮上の時。新庄丸の『大航海』、大海原の先に見えるのは、勝利という名の新大陸だ。 (P)
【投手】
12 矢澤 宏太 (やざわ こうた) 2000年8月2日生まれ
昨季6月に左手小指と右膝を痛め、11月には右手有鉤骨を骨折。シーズン通して怪我が続き、忍びに忍んだ一年になってしまった。飛躍するメンバーが多い2000年生まれの世代だが、焦らずBIGになってほしい。 (丸尾)
13 生田目 翼 (なばため つばさ) 1995年2月19日生まれ
魅力は150km/h超の強い球。金髪・眼鏡のいかつい風貌も相まって迫力満点の投げ姿。同僚の石井一成曰く「茨城のヤンキー、同級生の特攻隊長」。先発を期待される今季、その右腕で先発ローテの枠にも斬り込め! (P)
14 加藤 貴之 (かとう たかゆき) 1992年6月3日生まれ
残留ありがとう! と全ハムファンが歓喜。コントロール抜群の左のエース、加藤に万歳。長男誕生に「より一層頑張ります」とやる気十分。髪色をファイターズブルーに染めるも、それには「ちょっとやりすぎました」。 (いくら)
16 達 孝太 (たつ こうた) 2004年3月27日生まれ
21年ドラ1達くん。エスコンより鎌ケ谷な彼がついに覚醒!? 春のキャンプでは初の155km/hをマーク。自分の調子の良さを「怖すぎる」なんて言ってるけど怖くなんかないよ。なんたって今年はタツ年。 (いくら)
17 伊藤 大海 (いとう ひろみ) 1997年8月31日生まれ
大航海のはじまりは、大海から。プロ4年目、念願叶い開幕投手の座を掴んだ。あの日、膝をついて悔し泣きした君はもう居ない。さあ胸張って、腕振って。抱えきれないほどの白星獲って、大漁旗なびかせ帰ってこよう。 (丸尾)
18 山﨑 福也 (やまさき さちや) 1992年9月9日生まれ
オリックスバファローズから移籍
FA権を行使して選んだ先は西でも東でもなく、北。父も所属した球団だった。「日本ハムの3番打者」を夢見た少年時代。ついに北の大地に立つ。昨季2桁勝利投手は、ブルペンでこっそり素振り中。二刀流もアリ!? (P)
19 玉井 大翔 (たまい たいしょう) 1992年6月16日生まれ
チーム新婚さん組でおそらくファンから一番祝福されたであろう人。愛され玉ちゃんも気付けばもう31歳。ベテラン組だし国頭スタートなのね、と思いきや本人はそう捉えていない模様。危機感十分、その意気や良し。 (丸尾)
20 上原 健太 (うえはら けんた) 1994年3月29日生まれ
昨シーズン、明大の1学年上の先輩・山﨑と投げ合った際には「10勝目は僕との試合では達成してほしくない」と生意気な後輩っぷりと勝利を見せつけた。厄介なライバル『サチさん』に負けじと、ローテ定着を狙う。 (丸尾)
22 杉浦 稔大 (すぎうら としひろ) 1992年2月25日生まれ
不完全燃焼の年が続く。こんなもんじゃない。球界随一のストレートが泣いている。先発か、抑えか、それとも中継ぎか。勝ちパターンで投げたい。チーム内に北海道出身者が増えてきた。道産子組のアニキ、頼むぞ! (P)
24 金村 尚真 (かねむら しょうま) 2000年8月29日生まれ
次世代左腕エースが根本なら、右腕は俺だ、と名乗りを上げて欲しい人。是非とも背中を預け合ってバチバチしてくれ。2月3日に行われた紅白戦に先発し、投じられた初球は149km/hと闘志全開。あるぞ、新人王! (丸尾)
25 宮西 尚生 (みやにし なおき) 1985年6月2日生まれ
リリーフ一筋17年。年間50試合登板は途絶えても、400ホールドはあと7つ。前人未到の記録に挑む、鉄の左腕は錆知らず。投げます、吼えます、守ります。チェンジアップを新たな武器にブルペンキングは進化中。 (P)
26 田中 正義 (たなか せいぎ) 1994年7月19日生まれ
笑顔のストッパー、みんな大好き我らのジャスティス。新規加入の2023年は47登板25セーブと上々のスタート。今オフには新球種スイーパーを覚え「三振取れるわ!」と手応え十分。今年も抑えは正義で決まりだ。 (いくら)
28 河野 竜生 (かわの りゅうせい) 1998年5月30日生まれ
温暖な環境で育った瀬戸内っ子も北の大地5年目。入団当初のあどけなさは影を潜め、マウンド上の姿はどっしりと白樺の木のように頼もしく、フィールディングも華麗。最強セットアッパーとして今年も期待しかない。 (いくら)
29 細野 晴希 (ほその はるき) 2002年2月26日生まれ
東洋大からドラフト1位
最速158km/h左腕。トレーナー資格を持つ兄と二人三脚でプロの道へ。今はまだつぼみの才能。焦らず開花の時を待ちたい。入寮時にクレーン付きトラックで現れ、周囲の度肝を抜いた。ニックネームはオチョア。 (P)
31 P. マーフィー (パトリック・マーフィー) 1995年6月10日生まれ
3Aツインズから新加入
全長198cmの業務用冷蔵庫が空けた穴は、身長196cmのマーフが埋めます。目標を聞かれた際には「投げた時は全部勝つ気でいる、15勝以上したい」と宣言。穴埋めどころか、羊蹄山が増えちゃいそうな勢い。 (丸尾)
32 黒木 優太 (くろき ゆうた) 1994年8月16日生まれ
オリックスバファローズから移籍
オリックスから来たのは福也だけじゃないぞ。憧れの選手は、同じ名字のロッテOB・黒木知宏氏。昨季は先発転向を図るも出場試合は12試合と悔しい結果に終わった。新天地で迎える8年目のジョニーはここからだ。 (丸尾)
34 堀 瑞輝 (ほり みずき) 1998年5月10日生まれ
新年恒例、宮西塾での自主トレの際「去年は何もしていないのでそれを忘れさせるくらい一軍でしっかり投げたい」と語った。もう一人のドラ1、田中正義に差を付けられてしまった分、ぜひ昨季の雪辱を果たして欲しい。 (丸尾)
40 福田 俊 (ふくだ すぐる) 1996年12月14日生まれ
29試合連続無失点は球団タイ記録、防御率0.00の無傷の男。怖そうな金髪ヤンキー風情だが、“マブダチ”淺間大基曰く誰よりも優しいそう。監督、生田目と並ぶ日ハム白い歯トップ3のひとり。白い星も掴み取れ。 (P)
41 B.ロドリゲス (ブライアン・ロドリゲス) 1991年7月6日生まれ
謎の男が7年目のシーズンを迎える。毎年先発、中継ぎ、抑えとどのポジションにも名前が挙がるが、実力は未知。監督が先発起用を示唆した今季、体つきもシュッとスマートに。長期在籍の謎がようやく解けそう!? (P)
42 A.ザバラ (アニュラス・ザバラ) 1996年12月21日生まれ
3Aデトロイト・タイガースから新加入
最速162km/h超、190cm117kgの名実ともに大型右腕がやって来た。3Aでは65イニング103奪三振も56四死球と、成績もダイナミック。吉と出るか、凶と出るか。運命のサイコロ、さあ振りますよ! (P)
45 D.バーヘイゲン (ドリュー・バーヘイゲン) 1990年10月22日生まれ
カージナルスから新加入
Welcome back! 対オリ戦に強い上沢が旅立ったと思ったら、対オリ戦に強いバギーが帰ってきました。クイックが苦手ならゆあビームで刺せばいいじゃない。究極のほこたてバッテリーは実現するのか!? (丸尾)
46 畔柳 亨丞 (くろやなぎ きょうすけ) 2003年5月3日生まれ
入団1年目は一軍マウンドに上がったが、2年目の昨季はゼロに終わる。自身と同じ速球派、孫易磊はよきライバル。闘志を燃やすが、普段は翻訳アプリを使って会話する仲良し。“速球の友”は切磋琢磨し絶賛成長中。 (P)
47 鈴木 健矢 (すずき けんや) 1997年12月11日生まれ
令和の米騒動も北海道では関係なし。球界屈指の“小顔ボーイ”健矢くんは、体づくりのために「お米を食べます」と高らかに宣言。北のサブマリンは今年も健在。強い身体を手に入れ、1年しっかり戦い抜くのだ。 (いくら)
48 齋藤 友貴哉 (さいとう ゆきや) 1995年1月5日生まれ
友貴哉くん、お元気ですか。156km/hもの豪速球を支えてきた右膝が声もなく悲鳴を上げてから1年が経ちますね。早いものです。江越先輩とエスコンフィールドのマウンドは、ずっとずっと貴方を待っています。 (丸尾)
51 石川 直也 (いしかわ なおや) 1996年7月11日生まれ
昨季降格時に監督が発した「一回変身して、ニュー石川くんに」との厳しい指令に奮起。オフに体重を増やし、より強い速球へ磨きをかける。リリーフエースの椅子取りゲームは厳しいが、必ずや再び9回のマウンドへ! (P)
52 池田 隆英 (いけだ たかひで) 1994年10月1日生まれ
いまや池田が打たれたら仕方ない、と皆が思う存在に。絶対に俺が正義に繋ぐ。気迫が咆哮となり球場に響き渡る。そんなマウンド上の鬼気迫る表情と普段の池ちゃんスマイルとのギャップで沼落ちする人、多発してます。 (丸尾)
54 安西 叶翔 (あんざい かなと) 2004年11月13日生まれ
開幕前に腰を痛め、公式戦デビューを果たしたのは9月と大きく出遅れてしまった昨季。入団前には、奈良間さんが守っている時に自分が投げて勝ちたいと語っていた。常葉大菊川コンビの夢、ぜひ今年こそ叶えよう。 (丸尾)
55 松浦 慶斗 (まつうら けいと) 2003年7月1日生まれ
自己最速153km/hの眠れる獅子。今は中継ぎとして試合をつくることを目標に、まず一歩前へ。幼少期を旭川で過ごした準道産子。道民は地元での活躍を期待して待つ。約1mのおしりには大きな夢が詰まっている。 (P)
57 北山 亘基 (きたやま こうき) 1999年4月10日生まれ
「プロ野球生活は、人生のボーナスタイム」という直球が魅力の謙虚な右腕。今季は投球フォームを山本(ドジャース)風に、ついでに帽子のつばも真っ直ぐに。仕上がりも上々と高評価。教授は今年、さらに化けるよ。 (いくら)
59 根本 悠楓 (ねもと はるか) 2003年3月31日生まれ
井端監督のご指名で侍ジャパン入りし、昨季5登板ながらもアジチャンの大舞台で活躍。俺達のねもっちゃんが世間にバレました。あれウチの子なんです! しかもあの場で新フォームを試していたというのが末恐ろしい。 (丸尾)
63 北浦 竜次 (きたうら りゅうじ) 2000年1月12日生まれ
昨季後半、中継ぎで好結果を残し、フェニックスリーグでは先発も経験した。左腕から放たれる速球以上に目をひくのは「ケンタウロスみたいな下半身」の太もも。グラブに刺繍した渾名のバイソンは、なぜか平仮名で。 (P)
67 山本 拓実 (やまもと たくみ) 2000年1月31日生まれ
167cmと小柄ながら、強靭な両脚で大地を蹴って投げ込む剛腕やまーん。似た体格の武田久投手コーチとの出会いは運命か。挨拶に行った際「谷元の弟子?」と声を掛けられた。ついに大師匠と孫弟子の物語が始まる。 (丸尾)
93 田中 瑛斗 (たなか えいと) 1999年7月13日生まれ
上沢の抜けた穴を埋める! 兄貴分の上沢直之(レイズ)から「今年はやってくれ。頼むぞ」と激励された。韓国の動作解析の専門施設「SSTC」でフォームを確認し、準備は万端。特技は将棋。エースに“王手”だ。 (P)
94 福島 蓮 (ふくしま れん) 2003年4月25日生まれ
今季支配下選手登録
最速153km/hの大型右腕。支配下登録時に監督から贈られたスーツとサングラス、整髪料は期待の証。入団後1日米1kgの食トレで約12kg増量し、現在190cm、77kg(!)。体も夢も大きくなぁれ! (P)
【捕手】
2 A. マルティネス (アリエル・マルティネス) 1996年5月28日生まれ
昨年5月の試合後談話では「キタヤマ、スバラシイ、マッスグ。スゴイ!」とコメント。アナタモスゴイ! 前半戦終了時点で2桁本塁打を記録し規定打席にも到達。7年目のグワチョはコミュ力も打撃も頼れる存在だ。 (丸尾)
10 清水 優心 (しみず ゆうし) 1996年5月22日生まれ
優しすぎる心が仇となったと思いたい昨シーズンのミス。「ミットは一生離しません」と誓う姿に激しく首肯する人多数。朝・晩の白湯でコンディションをととのえて、大渋滞の捕手陣から抜け出したい。行け行け優心! (いくら)
23 伏見 寅威 (ふしみ とらい) 1990年5月12日生まれ
オリックスから移籍して2年目。あっという間に馴染んですっかりハムの人に。普段はチームメイトにプレゼントを贈ることが多いが、自身の誕生日には田中正義から化粧品をもらい「美意識高めでいきます」とご満悦。 (いくら)
27 古川 裕大 (ふるかわ ゆうだい) 1998年6月19日生まれ
強肩、強打でバランス良し。加えて顔も良しだが、野球の神様は厳しい。昨年の伏見寅威に続き、同ポジションに大学の後輩で大型新人の進藤勇也が入団した。それでなくても正捕手争いは激戦。試されている。頑張れ! (P)
30 郡司 裕也 (ぐんじ ゆうや) 1997年12月27日生まれ
移籍後即持ち前の打撃力を発揮し、ファンに顔と名前を認知させた。本職外の三塁にも挑戦中。北海道の美味しいもので成長した舌は、トーク力も抜群。お立ち台でマイク両手持ちの北の“グン様”は、今年も優勝です。 (P)
33 進藤 勇也 (しんとう ゆうや) 2002年3月10日生まれ
上武大からドラフト2位
谷繁氏からは正捕手に抜け出す可能性を持った素材、里崎氏からも非常に送球の質が高いと球界レジェンド捕手達からお褒め頂いた高スペックルーキー。ちなみに中島先輩、山﨑先輩と同じく濁点無しの「しんとう」です。 (丸尾)
64 田宮 裕涼 (たみや ゆあ) 2000年6月13日生まれ
2024年は田宮裕涼の年になる。強肩・ゆあビームと打撃力のアピールが昨季終盤に叶い、6年目にしてついに掴んだ一軍行きの切符。カビーちゃん、どうか鎌ケ谷で見守っててね。ゆあくん、きっとがんばりますのて。 (丸尾)
【内野手】
3 加藤 豪将 (かとう ごうすけ) 1994年10月8日生まれ
オフに結婚と大好きなメロンパン断ちを発表。「さらなる無敵な姿を見せる」と約束してくれた加藤豪将。シアトルでのトレーニングにて、スイングスピードの大幅アップに成功し、自身も手応え十分。有言実行に期待大。 (いくら)
4 上川畑 大悟 (かみかわばた だいご) 1997年1月12日生まれ
岡山の大悟と言えば上川畑。昨季の不調、3年目には関係なし。今年も魅せます守備職人。「名手のを借りたい」と言う、内野挑戦の郡司にグラブを貸してあげる優しい一面も。今年も“神”川畑の活躍が見たいんじゃ! (いくら)
5 野村 佑希 (のむら ゆうき) 2000年6月26日生まれ
チャンスの女神様に追われがちな罪な男。尊敬を込め「ニキ」呼びで慕う郡司が出場機会を求め三塁手挑戦を表明。今日のニキは明日の好敵手(ライバル)。これはボーッとしちゃおれん。熱く燃えるジェイを見せてくれ。 (丸尾)
9 中島 卓也 (なかしま たくや) 1991年1月11日生まれ
通算200盗塁を達成した。目標は球団OB田中賢介氏が持つ球団記録の203。同期入団の選手はもう他にいない。昨年は一軍出場数は17に留まったが、脚も守備も健在。1年でも長くプレーを。タクを忘れるな! (P)
21 清宮 幸太郎 (きよみや こうたろう) 1999年5月25日生まれ
“キヨムラン”は勝利の原動力。年間10本は物足りない。エネルギー源の卵は、鶏に恨まれそうなぐらい食べる。ゆで玉子は10個、一人暮らしで初めて作った玉子とじ定食は鶏肉400gに卵4つ。多すぎると思う。 (P)
35 福田 光輝 (ふくだ こうき) 1997年11月16日生まれ
監督から引っ張って大きく振ってみろと言われ、その通りのアプローチで5月21日にプロ初本塁打を記録。その10日後にはエスコンでも一発が飛び出した。今季は確実性を底上げしたい所。シャイニングはまだ輝ける。 (丸尾)
38 石井 一成 (いしい かずなり) 1994年5月6日生まれ
キャリア最低の36試合出場に終わった昨季から再起を誓うピン。実家の石井米と、松本剛率いる沖縄県伊江島トレーニングで、筋肉増強。かなり仕上がってます。ゴリゴリのムキムキで正二塁手を奪取し、豊穣の宴を! (P)
39 有薗 直輝 (ありぞの なおき) 2003年5月21日生まれ
最終戦に4番で出場したが、4打席連続空振り三振に終わる。だが打順は期待値のバロメータ。長打力を磨くべく岡本和真(巨人)を手本にした結果、万波中正似のフォームに。デカい当たりも酷似の大化け候補筆頭選手。 (P)
43 水野 達稀 (みずの たつき) 2000年7月30日生まれ
昨季は一軍と二軍を何度も行き来。ホーム球場の内野は守備が難しいと言われ、二塁手・遊撃手を固定できずに終わっている。チャンスはある。持ち前の打力を磨き、腐らず進め。落ち着いて見えるが万波中正と同じ年。 (P)
44 阪口 樂 (さかぐち うた) 2003年6月24日生まれ
左打者にとって最高のお手本、稲葉二軍監督による熱血指導を受けて覚醒間近? 先輩の田宮や野村に「スポンジ・ボブのキャラ、イカルドに似てる」といじられまくり。調べてみたけど……ごめん、ちょっと似てた。 (丸尾)
49 若林 晃弘 (わかばやし あきひろ) 1993年8月26日生まれ
読売ジャイアンツから移籍
両打ちの超ユーティリティープレーヤー『若様』です。内外野守れるが「セカンドにこだわりを持ちたい」と宣言。同い年は上原・松本、ENEOS同期に鈴木、古巣繋がりで鍵谷とほっとする面々が居るので安心してね。 (丸尾)
56 細川 凌平 (ほそかわ りょうへい) 2002年4月25日生まれ
祝23年度「松本賞」受賞。松本剛主催の自主トレでノルマをクリア。ご褒美はゴルフクラブセット。今年の目標は2桁盗塁or50安打。もうちょっと頑張ってもいいよ? ちなみにゴルフは「バリ下手くそ」と本人。 (いくら)
58 奈良間 大己 (ならま たいき) 2000年5月8日生まれ
小柄な体から放たれるビッグボイスの存在感は勿論、プロ2年目とは思えないハートの強さが魅力。相手エース投手からの内角攻めにも屈せず、強気で弾き返してホームランにしてみせる負けん気がもう、なまら最高! (丸尾)
65 明瀬 諒介 (みょうせ りょうすけ) 2005年8月25日生まれ
鹿児島城西高からドラフト4位
明瀬といえばフルスイング。そんな選手です。かつ高2・高3の夏、県大会の計38打席で無三振とミート力も抜群。プロ初打席で安打を放ち、BOSSから「よう打った、堂々としてる」の一言。明瀬、恐ろしい子……! (丸尾)
6 A.スティーブンソン (アンドリュー・スティーブンソン) 1994年6月1日生まれ
ツインズから移籍
俊足と守備範囲の広さが持ち味の1番・センター候補。爽やかな顔立ちは王室メンバーを彷彿させる。旧知の加藤豪将によると、真面目な性格だそう。初めての日本で食べたいものの問いに「すし、すし、すし!」と連呼。 (P)
【外野手】
7 松本 剛 (まつもと ごう) 1993年8月11日生まれ
アメリカへ旅立つ同期・上沢の会見に、陸海空路を全て使ってサプライズ登場した熱い男。チャレンジする姿に刺激を受けて「去年よりも動けて元気」と仕上がり上々。さすごー! 今年も期待しちゃっていいですか? (いくら)
8 淺間 大基 (あさま だいき) 1996年6月21日生まれ
野球偏差値の高さはチーム随一。近藤健介(ソフトバンク)との合同自主トレから独り立ちした今季は、いつも以上に気合い満タンのはず。クールに見えるが、ギャグセンスもイケてる天才肌とは同僚・石川直也の弁。 (P)
36 宮崎 一樹 (みやざき かずき) 2001年8月30日生まれ
山梨学院大からドラフト3位
身体能力お化け枠、期待の新人。守備では凄まじい送球で強肩を見せつけ、走れば大学侍ジャパン内の50m走トップと俊足の持ち主。身体能力お化けといえば、江越と顔が似ている。背番号も隣同士で更にややこしい。 (丸尾)
37 江越 大賀 (えごし たいが) 1993年3月12日生まれ
足も肩も一級品。襟付きユニフォームも着こなしちゃう。「その能力、信じているよ」と熱い視線を送る新庄監督の想いに応えたい。どうかその視線を逸らさないで。顔が似ているルーキー宮崎と見間違えませんように。 (いくら)
50 五十幡 亮汰 (いそばた りょうた) 1998年11月27日生まれ
推しの推し活は推せる。五十幡の推し活はポケモンカード。この世の希少なポケモンカードを、全てゲットできますようにと願う。もちろん本業の野球でも、俊足を武器に「今年こそレギュラーゲットだぜ!」と切に願う。 (いくら)
53 水谷 瞬 (みずたに しゅん) 2001年3月9日生まれ
ソフトバンクホークスから現役ドラフトで移籍
今年の“日ハム第1号”はこの人が打ちました。900g近い重めのバット(新庄調べ)を使いこなすパワーヒッター。ジェームス、ジャスティス、ジョニーに続いて愛称は「ジェッシー」。全員輝け、北のクアトロJ ! (丸尾)
61 今川 優馬 (いまがわ ゆうま) 1997年1月25日生まれ
現役選手にしてファンクラブ会員の執念先輩。チームメイトから「ビジネス執念だ」の声が上がるも、持ち味のフルスイングは本物。清宮、野村、万波とのLINEグループ名は『4人で100本』。ぜひ実現して欲しい。 (P)
66 万波 中正 (まんなみ ちゅうせい) 2000年4月7日生まれ
打席で目線を送ります。あなたと必ず目が合います。画面越しにランデブー。あなたのハートをロックオン。打てば柵越え、投げれば補殺。目標ホームラン40本。タイトル絶対獲ってやる。まんちゅーから目を離せない。 (P)
68 星野 ひので (ほしの ひので) 2005年4月18日生まれ
前橋工高からドラフト5位
姉2人はそら・しずく、妹はほたる、弟はひまわり、と全員ひらがな名5人きょうだいの長男。本人の顔立ちもベビーフェイスなのでついつい和む。強靭な手首を活かしてかっ飛ばす豪快なスイングとのギャップがすごい。 (丸尾)
99 F. レイエス (ふらんみる・れいえす) 1995年7月7日生まれ
3Aロイヤルズから新加入
海賊のようにワイルドな風貌のドミニカンはメジャー通算108発と文字通りの大物。今季のエスコン1号を放った際、大きな声で応援していたスタンドの少年に手袋をプレゼント。ハムの海賊は心優しき力持ちなんです。 (丸尾)
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[ファイターズ執筆担当者紹介]
丸尾 マイコ
ハマのちなハム。2023年ドラフト指名リストにときめきまくり、買ってあった『野球太郎』ドラフト直前大特集号が書き込みと付箋だらけに。ジンギスカンは漬け込み派。
いくら
北海道は高校の修学旅行以来ご無沙汰な関東民。今年こそエスコンフィールドで「お寿司!お寿司!」と目論んでいる。いまは鎌ケ谷にせっせと通い、しゃけまるを振り回す。
P
偏愛選手名鑑4年目の関西風薄口ファン。昨年、新球場開幕カードの観戦に全ての運を使い切ったので、残りの人生はおまけと思っている。サッポロクラシックは現地で飲む派。
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2024/03/23 02:30