[はじめに]
文春野球学校で希少種とされた兎党も徐々に勢力を増してきた。「奪回」を掲げたシーズンから始まるものと言えば「三連覇」。折しも今年はウサギ年。この最強のタイミングで集まったメンバーは様々な角度からジャイアンツを楽しむ天才たち。それぞれの視点で綴った偏愛をここにぎゅっと詰め込みました。ぜひご笑覧ください。
(ジャイアンツ執筆チーム監督:もんぷち)

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【監督】

83    原 辰徳  (はら たつのり)    1958年7月22日生まれ
うなぎ掴みや、伝統芸能の獅子舞に頭を噛まれるなど、監督自らキャンプの始まりを盛り上げる。キャンプの練習帰りに、海辺のサーファーを背景に波乗りポーズを報道陣に披露。今年は波に乗り、優勝奪回を目指す。 (さくたま)


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【投手】

15    大勢  (たいせい)    1999年6月29日生まれ
2023年WBC侍ジャパン選出
「大勢はガチ」と同僚の高梨が絶賛するほどの新人離れした快投の連続で、WBC日本代表に選出。その一方「先輩の前で鼻をほじったりするのは良くないと思います」と新人らしからぬ態度を野球少年から注意された。 (南別府)

18    菅野 智之  (すがの ともゆき)    1989年10月11日生まれ
高梨投手にTシャツを奪われる優しさ。暑いキャンプ練習で投手陣にかき氷を奢ってあげる優しさ。絵馬に「200イニング15勝」と目標をあげ、左足を引かないニュー菅野フォームで、9度目の開幕投手を狙う。 (さくたま)

19    山崎 伊織  (やまさき いおり)    1998年10月10日生まれ
昨季開幕2戦目で一軍初登板、先発デビューを果たした。その試合でプロ初ヒットとなるタイムリーを放った。優しい好青年だが、スタンドに自分のユニを着ているファンを見つけると密かにににやしてしまう一面も。 (さくたま)

20    戸郷 翔征  (とごう しょうせい)    2000年4月4日生まれ
2023年WBC侍ジャパン選出
昨季は自身初となる2桁勝利の12勝、154奪三振で最多奪三振タイトル獲得。今季、22歳の若さで投手キャプテンを任された。WBCキャンプではダルビッシュ投手から、変化球ツーシームのレクチャーを受けた。 (さくたま)

26    今村 信貴  (いまむら のぶたか)    1994年3月15日生まれ
ブルペンのお菓子箱の補充をする投手陣のオアシス的存在。昨季はリリーフに転向しチームを支えた。ファンフェスタでは伸びしろしかないという愛に溢れた理由から「もう少し頑張ってほしい投手1位」に選ばれた。 (もんぷち)

28    山田 龍聖  (やまだ りゅうせい)    2000年9月7日生まれ
昨季一軍登板がなかった2年目左腕。オフはソフトバンクの和田に弟子入りし試合中の考え方も学んだ。ボールを握る感覚を大切にし指先の手入れは入念だが、眉毛はそり過ぎてボールペンで描いてごまかすことも。 (もんぷち)

29    F.グリフィン  (フォスター・グリフィン)    1995年7月27日生まれ
トロント・ブルージェイズから移籍
昨年大谷翔平から三振を奪った左腕で、投球時にベロを出す癖がある。ベロ出し投法といえば、元巨人ガルベスが有名だが、リラックス効果でプレーが冴えるとの説もある。力みのない投球で先発ローテの一角狙う。 (南別府)

30    鍵谷 陽平  (かぎや ようへい)    1990年9月23日生まれ
昨季は21試合登板、2勝0敗3ホールド。今季は、1年間しっかり一軍で貢献できるよう、最低50試合出場を目標にあげた。戸郷投手がWBCで不在の間、臨時投手キャプテンに就任。小室圭さんに顔が似ている。 (さくたま)

31    赤星 優志  (あかほし ゆうじ)    1999年7月2日生まれ
昨季は開幕から先発ローテを勝ち取るも中盤に調子を落とし勝ち星を伸ばせなかったが、今季は2桁勝利、新聞の見出しを飾る決意をした。プレーのみならず発信力も大切とお笑い番組を教材にユーモアと話術を磨く。 (もんぷち)

33    T.ビーディ  (タイラー・ビーディ)    1993年5月23日生まれ
ピッツバーグ・パイレーツから移籍
最速159km/hの直球と落差のあるチェンジアップが武器の長身右腕。今季一軍の試合で投げると日米のジャイアンツでプレーした13人目の選手となる。「Young Beedah」名義でラッパーとしても活動。 (もんぷち)

45    畠 世周  (はたけ せいしゅう)    1994年5月31日生まれ
クラシック音楽、アニメ、釣りなど会話の引き出しの多さはファンを飽きさせることがない。今季こそ自己最速記録156km/h、多彩な変化球とエースになりうる高い潜在能力の開花を!    ヤクルト田口とは親戚関係。 (もんぷち)

46    鍬原 拓也  (くわはら たくや)    1996年3月26日生まれ
昨季は、開幕連続9試合無失点記録を打ち立てるなど、自身最多の49試合に登板し、13ホールドをあげたが、後半に向かって息切れが。今季は、年間通して戦える安定性を期待。鍬原姓は全国に60人程しか居ない。 (さくたま)

48    田中 千晴  (たなか ちはる)    2000年9月21日生まれ
国学院大学からドラフト3位入団
ドラフト直後「目が細いので二重にしたい」とプチ整形願望を語り周囲を驚かせた。入寮時にはギターの弾き語りを披露したり、就寝時に漫才を聞きながら寝ることを明かすなど、ユニークなエピソード満載の長身右腕。 (南別府)

53    高梨 雄平  (たかなし ゆうへい)    1992年7月13日生まれ
昨季はチームトップの59試合に登板。「年間100試合登板」を目標に長期的なプランで鍛え上げたフィジカルは、本人曰く2024年にピークを迎える。打たれて降板する時に一番意識するのは「カメラ映り」。 (南別府)

54    直江 大輔  (なおえ だいすけ)    2000年6月20日生まれ
「プロとして一番大事なもの、闘争本能、強気、魂を持っている」と原監督が絶賛。昨季はプロ初勝利をあげたが9登板で1勝1敗。今季の目標は同郷のDeNA牧、西武水上と同じステージに立つこと。 (もんぷち)

56    石田 隼都  (いした はやと)    2003年4月5日生まれ
2021年選抜高校野球大会で29回1/3を無失点で投げきり、優勝投手に。2023年キャンプで選手集合時に、同期入団の京本のバースデーソングを熱唱する強心臓の持ち主。私服がシンプルだけどカッコイイ。 (さくたま)

58    船迫 大雅  (ふなばさま ひろまさ)    1996年10月16日生まれ
西濃運輸からドラフト5位入団
高校2年時にサイド転向。元ヤクルト林昌勇を参考にした。入寮時には“ジャイアンツ”と記された勝負パンツを持ち込んだが、飼っている蛇の持ち込みは泣く泣く断念。祖父の勧めで蛇の心臓を丸のみした経験あり。 (南別府)

62    横川 凱  (よこがわ かい)    2000年8月30日生まれ
2023年3月支配下復帰
昨秋からフォーム改造。フォームを見た原監督が「タワーマン」と名付けるほどのインパクトで、入団以来のキャッチボール相手である堀岡と共に支配下復帰した。高騰するタワマン価格のように自身の価値も高騰するか。 (南別府)

64    大江 竜聖  (おおえ りゅうせい)    1999年1月15日生まれ
2020、21年と40試合超登板も、昨季は3登板にとどまった。今季は沖縄キャンプより一軍昇格、目標は60登板。左の救援としての期待が高まる。マイブームは漫画。いま一番ほしいものはワンピースフィギュア。 (もんぷち)

65    Y.メンデス  (ヨアンデル・メンデス)    1995年1月17日生まれ
メキシカンリーグ・モンテレイ・サルタンズから移籍
ベネズエラ時代はソンリーサ(スペイン語で笑顔)と呼ばれていたほど常に笑顔。同僚のロペスとプレステ5を楽しむなど、持ち前の笑顔で早々にチームに溶け込んだ。笑う門には福来るでチームにも福をもたらすか。 (南別府)

68    代木 大和  (しろき やまと)    2003年9月8日生まれ
打者の手元でスライド気味に動く直球が持ち味で、今年進化した真っスラに手応えあり。原監督命名のシロキボールを「newシロキボール」に進化させて挑む。白い歯が眩しい左腕、キャンプには愛用のニベアを持参。 (さくたま)

91    堀田 賢慎  (ほった けんしん)    2001年5月21日生まれ
幼い頃はサッカースクールに在籍し、サッカーと野球の二刀流を経験。エース菅野から「あれだけのストレートで空振り取れるピッチャーは今時いない」「将来18番をつけると思います」と絶賛される未来のエース候補。 (南別府)

95    堀岡 隼人  (ほりおか はやと)    1998年9月11日生まれ
2023年3月支配下復帰
春キャンプは、育成選手としてスタート。「常に後がないと思って」と、プロ7年目となる今シーズンへの熱い思いを語っていた。3/9、遂に2度目の支配下契約を勝ち取り、「ここからが本当の勝負」と意気込んだ。 (さくたま)

96    菊地 大稀  (きくち たいき)    1999年6月2日生まれ
昨季育成契約から支配下登録
佐渡島初のプロ野球選手。育成入団の昨季、開幕早々支配下を勝ち取った。青い海と佐渡の島のデザインを施したグラブで今季「8回の男」に名乗りを上げる。故村田兆治氏の遺志を受け継ぎ「島の子達に夢を」と語る。 (もんぷち)

97    井上 温大  (いのうえ はると)    2001年5月13日生まれ
昨季育成契約から支配下復帰
野菜嫌いで特にトマトが苦手。本人曰くネガティブで人見知りと野球以外の課題は多いが、昨年プロ初勝利を飾った有望株。オフは面識のなかったDeNA今永に弟子入り。人見知りらしからぬ貪欲さを飛躍に繋げたい。 (南別府)

99    Y.ロペス  (ヨアン・ロペス)    1993年1月2日生まれ
ニューヨーク・メッツから移籍
人類最速169km/hを誇る同国出身左腕になぞらえ、「右のチャップマン」と言われたほどの逸材。巨人でのシーズンに集中したいとWBCキューバ代表を辞退、大勢につなぐセットアッパーとしての期待が高まる。 (もんぷち)


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【捕手】

22    小林 誠司  (こばやし せいじ)    1989年6月7日生まれ
4年契約最終年。昨季60試合出場打率一割五分に満たず。40打席無安打という不名誉な記録も。「とにかくひたすら練習するしかない」と頑なに語る。スガコバコンビ解消ではなく「コンビで快勝」となることを期待。 (さくたま)

24    大城 卓三  (おおしろ たくみ)    1993年2月11日生まれ
2023年WBC侍ジャパン選出
球団捕手9年ぶりの3戦連発本塁打を放った昨季。今季さらなる飛距離のアップを目指し石井コーチより20発打法を伝授された。WBCに選出され故郷沖縄を歓喜させた大城のおすすめアイスはブルーシールの紅芋。 (もんぷち)

27    岸田 行倫  (きしだ ゆきのり)    1996年10月10日生まれ
チームを盛り上げる“円陣番長”。昨オフのファンフェスタでは開会宣言を行うも、ジャビットにカンペを奪われる茶番劇で会場を盛り上げた。明るいキャラクターだが年々出場試合数が減少。今年こそ試合で目立ちたい。 (南別府)

67    山瀬 慎之助  (やませ しんのすけ)    2001年5月4日生まれ
オフにはソフトバンク甲斐に3度目の弟子入りをし、多くの技術を学んだ。甲斐からも「宝物」と言われるほどの強肩だが、緊張すると腹痛に襲われるというデリケートな一面を持つ。名前は阿部慎之助コーチにちなむ。 (もんぷち)

94    喜多 隆介  (きた りゅうすけ)    1998年8月25日生まれ
昨季終盤の試合で、大勢投手の記録がかかった場面でマスクを被ったが大緊張。これからは「どんな場面でも浮き沈みなく堂々とやっていきたい」と話す。身体が固い。石川県出身で帰省時に松井秀喜サブレを土産に帰寮。 (さくたま)


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【内野手】

00    湯浅 大  (ゆあさ だい)    2000年1月24日生まれ
2020年イースタン・リーグで盗塁王(22盗塁)を取った俊足内野手。2022年開幕一軍を果たし、63試合出場。オフは坂本組で自主トレ。一軍出場時にあった走塁面での不安箇所を、専門家からの指導で修正。 (さくたま)

0    増田 大輝  (ますだ だいき)    1993年7月29日生まれ
8月6日のヤクルト戦では、誰もが勝利を確信した飛球を落球し原監督を顔面蒼白にさせた。その後ストライク返球でカバーしたのはさすが。オフは「1日通信指令課長」に就任し正しい110番の利用を呼びかけた。 (南別府)

2    吉川 尚輝  (よしかわ なおき)    1995年2月8日生まれ
昨季4-4-4のゲッツーをわずか0.3秒で完成させその守備力の高さで球界を震撼させた。副キャプテンとなった今季は球団の二塁手史上初となる全試合出場、打率3割、ゴールデングラブ賞の同時達成を目指す。 (もんぷち)

5    中島 宏之  (なかじま ひろゆき)    1982年7月31日生まれ
キャンプのフリー打撃では、常に2死満塁を想定して打席に立っていた。昨季は代打の切り札として得点圏打率三割越えの大活躍。勝負強いバッティングでチームを牽引した。1000打点の記録までは、あと6点。 (さくたま)

6    坂本 勇人  (さかもと はやと)    1988年12月14日生まれ
昨年は三軍戦で「バッター坂本に代わりまして坂本勇人」という同姓同名2名がコールされる史上初の珍事で球場を騒がせた。その後は自身のトラブルで世間を騒がせたが、WBCを辞退して挑む今年、汚名を返上する。 (南別府)

10    中田 翔  (なかた しょう)    1989年4月22日生まれ
昨年後半は不振の岡本に代わり4番を務めた。約10匹の爬虫類を飼育し、イグアナのイグちゃんがお気に入り。「(イグアナより)人間の方が怖い」と発言し「中田選手が言うとリアリティがある」とファンを唸らせた。 (南別府)

23    松田 宣浩  (まつだ のぶひろ)    1983年5月17日生まれ
ソフトバンクから移籍
ソフトバンクから加入、キャンプではプロ入り初のポジションとなる二塁守備に挑戦。声出しでチームを盛り上げ、原監督からも「声力」を絶賛された。写真撮ってください、とやっと言えた、と喜んだ相手はジャビット。 (さくたま)

25    岡本 和真  (おかもと かずま)    1996年6月30日生まれ
2023年WBC侍ジャパン選出
通算200本塁打まであと35本。81試合以内に35本で巨人最速となる。今季からキャプテンとなった若大将は、お菓子好きで練習前チームメイトに差し入れを買っていくことも。おすすめのお菓子は大師巻。 (もんぷち)

32    廣岡 大志  (ひろおか たいし)    1997年4月9日生まれ
昨季怪我で出遅れた坂本に代わり開幕スタメンでショートで出場。しかし、坂本復帰により代打待機となり、そのまま調子が上がらず一軍28試合出場に止まった。実家の広岡精肉店はコロッケが大人気、通販で買えます。 (さくたま)

35    門脇 誠  (かどわき まこと)    2001年1月24日生まれ
創価大学からドラフト4位入団
創価高1年夏の西東京大会初戦から創価大4年最後の公式戦まで116試合、計999イニング連続フル出場の鉄人。大学時代は最速148km/h、遠投110mの記録を持つ。原監督が「ストロング門脇」と命名した。 (もんぷち)

37    若林 晃弘  (わかばやし あきひろ)    1993年8月26日生まれ
昨季は6月に右手血行障害の手術を受けた影響もあり、43試合の出場にとどまった。キャンプ前の絵馬に「出塁率4割以上、盗塁数12個以上」と具体的な数字をあげて祈願。高校時代のチームメイト楽天茂木と仲良し。 (さくたま)

40    中山 礼都  (なかやま らいと)    2002年4月12日生まれ
2年目の昨季はプロ初安打を記録するなど50試合に出場。オフは単独で自主トレを行い筋肉量を3kgアップさせた。抜群の打撃センスで今季ショートのレギュラーを目指す。好きな言葉は「報われるまで努力する」。 (もんぷち)

52    北村 拓己  (きたむら たくみ)    1995年8月29日生まれ
秋季キャンプの打ち上げで「坂本キャプテンのショートの座を奪えるように僕自身も命をかけて頑張りたい」と高らかに宣言。新人の浅野に積極的に声をかけるなど、次期リーダーを予感させる振る舞いも目立ってきた。 (南別府)

55    秋広 優人  (あきひろ ゆうと)    2002年9月17日生まれ
中田との自主トレでは、1日12合の米を食べる食トレを敢行しパワーアップを図った。サイズ違いにも関わらず先輩の石川に服や靴をおねだりするかわいらしい一面も。地球最後の日に食べたいのはオムライス。 (南別府)

60    菊田 拡和  (きくた ひろかず)    2001年7月23日生まれ
グラウンドに響く元気な声と最後まで諦めないねばりのプレーが魅力。昨季はケガに悩まされたが、今季は一軍公式戦出場を目指す。目標はチームメイトの岡本を超えること。いま一番欲しいものは「打てるバット」。 (もんぷち)

61    増田 陸  (ますだ りく)    2000年6月17日生まれ
入団4年目にして初ヒットを放つと、打率2割5分・5本塁打の活躍。喜怒哀楽を前面に出すプレースタイルで「人生を変えたい」と語っていた男が、ついにブレイクの兆しを見せた。ちなみに髪は自分で切っている。 (南別府)

66    香月 一也  (かつき かずや)    1996年4月16日生まれ
2021年シーズン終盤の怪我・手術で育成契約となったが、2022年3月29日に支配下登録。ファースト12試合、サード2試合出場。オフは休まずバットを振り続けたいと宣言し、命をかけて「やる」と宣言した。 (さくたま)



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【外野手】

7    長野 久義  (ちょうの ひさよし)    1984年12月6日生まれ
広島から移籍
巨人軍第75代4番打者が帰ってきた。今年絵馬に書いた言葉は「勝」。若手に負けない活躍でチームに勝利を。球界一の気配り男と称され、多くの選手から慕われている。また巨人、広島両軍から愛されファン層も厚い。 (もんぷち)

8    丸 佳浩  (まる よしひろ)    1989年4月11日生まれ
昨季チーム唯一の全試合出場。ベンチでマメにメモを取るが、これは高校時代に「メモ帳がグラウンドの入場券だ」というルールがあり、無いと練習ができなかったから。最終戦でもシーズン振り返りのメモを残していた。 (さくたま)

12    萩尾 匡也  (はぎお まさや)    2000年12月28日生まれ
慶應義塾大学からドラフト2位入団
東京六大学野球で2022年秋、三冠王に輝いた。宮崎キャンプでのフリー打撃では早速7本の柵越え。紅白戦では華麗な守備を披露し、球際の強さをアピール。バレンタインのチョコを一番沢山もらったのは小4の時。 (さくたま)

13    梶谷 隆幸  (かじたに たかゆき)    1988年8月28日生まれ
2023年3月支配下復帰
昨季は怪我で試合出場なしという初めての経験をした。「遅れても万全の身体で」と語った梶谷が支配下に帰ってきた!    背番号は005から巨人入団時の13に。軽快な守備と力強い打撃は健在。開幕一軍に期待したい。 (もんぷち)

36    石川 慎吾  (いしかわ しんご)    1993年4月27日生まれ
料理好きで、死ぬまでに食べる1食1食を無駄にしたくないから食べたいものを自分で作るというこだわり派。ファッションリーダーで服や髪型にもこだわるが、キャンプ前坊主に。形振り構わず、レギュラー奪取に挑む。 (南別府)

38    岡田 悠希  (おかだ ゆうき)    2000年1月19日生まれ
球団OBを食堂スタッフと勘違いし、うどんを注文。東京ドームの試合前に、先攻か後攻かを聞くなど天然な一面を持つ。去年の分もやり返すという強い気持ちで今季の活躍を誓う。目指す選手像はソフトバンクの柳田。 (もんぷち)

42    L.ブリンソン  (ルイス・ブリンソン)    1994年5月8日生まれ
サンフランシスコ・ジャイアンツから移籍
メジャーでは30本30盗塁を期待された俊足強打の外野手。同じドレッドヘアのウォーカーに激似と話題で、キャンプ中には2人揃って節分の豆まきを体験。「鬼は無事に外に出て行った」と頼もしい言葉を残した。 (南別府)

43    重信 慎之介  (しげのぶ しんのすけ)    1993年4月17日生まれ
50m5.7秒の俊足が武器。「しげガレージ」「シゲワークス」と2つのYouTubeチャンネルを開設し、足の速さだけでなく時代への対応の速さも示した。新加入の外野手が続々入団した今季は勝負の年となる。 (南別府)

44    A.ウォーカー  (アダム・ウォーカー)    1991年10月18日生まれ
日本の野球や文化の吸収に日々努力を重ねる。キャンプには日本語教材を持参、好きなアニメも日本語で視聴。今季は打撃はもちろん守備にも注目したい。激似と話題のブリンソンとの見分け方はふくらはぎの太さ。 (もんぷち)

50    オコエ 瑠偉  (おこえ るい)    1997年7月21日生まれ
現役ドラフトにて楽天から移籍
早起きが苦手で、キャンプ初日のアーリーワークでは「ホテルの人に水をぶっかけてでも起こしてもらう」と発言しファンをやきもきさせたが、実際には4時に起床し意欲を示した。今季はプレーで世間を騒がせてほしい。 (南別府)

51    浅野 翔吾  (あさの しょうご)    2004年11月24日生まれ
高松商業高校からドラフト1位入団
高卒ルーキーとは思えない貫禄で、大勢選手のインスタで「背番号51番、課長。」と紹介された。高校代表合宿で西武の山田に35歳!    と言われ「誰が35歳や!」と返す場面も。高校時代のあだ名は「おっさん」。 (さくたま)

59    松原 聖弥  (まつばら せいや)    1995年1月26日生まれ
背番号変更9→59
野球センスは天才的。昨季の低迷も力に変え、今季は支配下登録から3年間背負った「59」に戻り勝負する。チームで付き合うなら?    の質問に「吉川」と答えたが、当の吉川は「岡本」と答えた。が、とても仲が良い。 (もんぷち)


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[ジャイアンツ執筆担当者紹介]
南別府    学
東京生まれの松坂世代。原に憧れプロ野球選手を夢見るも、中学で卓球部に入部し夢が絶たれる。最近は酷い肩こりに悩まされ、肩に小錦が乗っているような状態が続いている。

さくたま
守備の美技を目撃するため、球場現地に足繁く通う。捕手と内野手の全力送球が特に好み。花より、団子より、何よりも、ゲッツーが好き。一番好きなゲッツーは5-5-3。

もんぷち
もと東京ドームのビール売り。巨人とは一定の距離を保ってきた人生も、アダム・ウォーカーの出現により急接近。日々脳内が橙になっていくことに戸惑いと悦びを感じている。


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